基本的に使えません

asianteaさん、こんばんは

無線の電波は、すべて各国の電波法の適用を受けています。
そして、その電波の使用法や周波数の割り当て、周波数の幅の規格、輻射電磁波の規格などはその国ごとに違っています。
そのため、各国の規格認定機関が認めた装置しか送信できないのです。(受信は大抵どこでも可能です)ですから、日本規格のトランシーバは、海外では使えません。というか認定を取っていないはずです。
日本ではARIBという規格を満足しなければならず、それの認証を取ったものには〒マークが張られています。しかし、アメリカで使うにはFCCの、ヨーロッパではCEPTの規格を満足して認証シールが張られた無線機しか送信が出来ません。

皆さんが平気で海外にワイアレスLANの内蔵されたPCを持っていって、ホテルなのでWIFIでインターネットをされていますが、国内のPC内蔵のワイアレスLANはARIBの認証しか取ってないものがほとんどなのです。そのため、どのPCにも海外で使用できない趣旨の但し書が書いてあるはずです。海外で無線LANを使うと実は電波法違反なのです。
海外で使える無線送信装置は、携帯電話のみということになります。

ただ、ARIBの定める最大出力は10mWで、多くの海外の規格が100mWMAXで、電波の規格はIEEE802.11で定めるものなので、物理的には違反はしていません。

法律を遵守することでいえば、その国で購入した、免許が不要なトランシーバだけが使用可能ということになります。

電波局の定義、微弱電波無線局といったややこしい用語が出てきますので、これ以上の説明は省かせていただきます。ちなみにEAVOさんの送信設備は1kWなので、ARIBの特小の10万倍という大出力を持っていることになります。

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