バンコク市内は平静です・・・・・ 2月26日にタクシン資産の6割国庫没収との最高裁判決を受け、バンコク市内では王制派のバンコクバンクの支店4か所が、タクシン派(?)にテロ攻撃された以外は目立った騒動は無く、至って平静です。 3月14日(日)に、タクシン赤組が100万人大集会をバンコクの王宮前広場などで開催するとのことですが、今現在は、どんなものになるのか不明です。 軍・警察が治安維持法を適用して、主要道路を封鎖すれば、集会自体が不可能になりますが、集会参加者が予想を超えれば、警戒網を突破する可能性もあります。 どこまでの騒動になるかは現段階では予想不能ですが、サラリーマンなど、帰国日が限定されている方は、この時期の旅行は回避された方が賢明でしょうね。 自由業や無職の方でしたら、集会現場に近づかなければ、まず問題ないでしょう。 ただし、タクシン派が無差別テロ攻撃に走らなければ、と言う前提ですが。 いずれにしろ、タイの政局は、タクシンが赤組を扇動する限り(タクシンが政治家を引退しない限り)今後も混乱が続きます。解決の糸口は見えません。 <日本大使館から> 反独裁民主戦線(UDD)による集会実施に関する注意喚起(2010年2月26日現在) 1.タイ関係当局等によると、UDDはアピシット政権の退陣・国会解散等を求め、3月12日(金)から地方各地で集会を行い、その後、バンコク都に集結し、14日(日)から王宮前広場(サナーム・ルアン)及び首相府付近において、大規模集会を行う旨発表しました。 集会の規模については10万人を越え、デモの開催期間は長期間に及ぶとの見方もあり、その際にはデモ行進等が行われる可能性があることから、今後十分な注意を払う必要があります。 また、タクシン元首相の資産没収をめぐる最高裁判決後は、UDD離脱派等のタクシン元首相の支持者が、上記集会とは別に各地で集会を行う可能性があります。 2.集会開催地周辺では急遽の交通規制や立入規制等が予想されると共に、交通渋滞等が予想される他、展開如何によっては不測の事態が発生する可能性も排除できません。現状においてバンコク都内は平穏ですが、念のため引き続き国内の治安情勢に関して注意を払い続ける必要があります。 3.つきましては、タイに渡航・滞在される方は、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、今後とも集会・デモ等が開催されている付近には近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
無事帰りました。 プラツーナムの運河で朝9時ごろ、水上バスに大勢の赤シャツ軍団があふれんばかりに乗り込んでいく姿を見たきりで、12日以来静かでした。 ホテル内のツアー客も何もないかのごとく観光していました。 さて、今日当たりどうでしょうね。道路封鎖するとか言っているそうですが。
空海様ありがとうございます。 わたしも何年か前、早朝日本にいる夫から、タイにクーデター起きて戒厳令がひかれたらしいから注意してという電話がありました。外を見てもいつもの通り、テレビをつけると王様賛歌が流れ、皇室の宣伝のようなニュースが流れていました。 友人に電話すると、学校会社も休みになったから、外に出ないほうがいいといわれました。 そうしているうち、頼んだガイドがやってきて「珍しい光景がみれるから行ってみましょう、大丈夫だから」というので、物見高い私は国会議事堂付近まで行ってみました。 そこには戦車がならんでいて、兵隊さんが沢山いたのです。それより多かったのは若い女性たちで、花をもったり果物をもったりして行列していて、兵隊さんに差し入れしたり、戦車をバックに兵隊さんと写真を撮っていました。 ラファエルさんも一緒にどう?とガイドにいわれたけれど、さすが、ババアの私が其処までミーハーにはなれず「いいよ、帰ろう」と帰ってきました。 又別の時、黄色シャツ軍団が集会するというサナークルアン前を通りました。シートをひいて、ねころんだり、食事をしたりしていました。めずらしそうに食べている食事を見ていたら、「どう?」というように私にさしだしてくれました。たしか、蚕かイナゴのようなので、怖そうな様子を見せ「マイヤオ、コープクン」と いうと、笑っていました。 タイのデモ、クーデターとはこんなに暢気なものなのかと感心したものです。 同じ程度ならいいのですが。 チェンマイに行くと、タクシンの評判はいいようですね。 タクシンの時の方が儲かったとか、生活が安定していたというのです。 いったいどうなっているのかわかりませんが、大好きなタイが平穏無事で、いつでもフラッと生き抜きにいける状態であってほしいです。