一概に言えない

航空券ですよね。トータルの旅費ならまた違っていますが。
でも『講義』して欲しい内容は、航空券ではなく、総額だと思うのですが。

例えば台北。夜着いて早朝出る航空券なら安いが、朝出て夜に戻るものでは高くなる。
7-9月は決して良い時期ではないが、かといって安い訳でもない。良くない理由は、
日本同様の高温多湿（7-8月は間違いなく暑い）で、しかも台風の襲撃があります。
無理して造った高山鉄道が破壊されたり、いつも災害に見舞われます。これが
年々酷くなっているのは、世界共通。欧州も今はひどいですね。

北欧は7月までにするほうが楽しいでしょう。8月になれば寒いし、仕事が
始まります。観光地は閑散とするでしょうが。また、冬は冬で楽しいですよ。
都会に絞れば、交通機関もしっかりしているし、それほど寒くない。むしろ、
心地よい寒さです。

一方、アンダルシア地方の夏は酷暑です。仕事にならない。日向で動き廻れば
倒れます。バルセロナは湿度は少しあるが、酷暑までは行かない。地中海
季候のよいところですが。それでも暑いなあ。

7月の学校、大学が休みになる前なら欧州は安いが、それ以降はかき入れ時なので
高くなり、最近の傾向は、8-9月の分散型。昨年は大型連休になったあので、完全
にピークが（人も価格も）が移動しました。その流れで、安くなるのが9月末です。

豪州は日本の夏に行けば涼しいのですが、毎日雨とかに見舞われます。

さらに、行くだけなら、とくに欧州の場合、南まわり、中国まわりなど、
直行を避ければ安く行けます。なんで最近、北京での乗り継ぎ質問が
多いかと思ったら、中国国際が激安で欧州行きを出しているのですね。
欧州にさえ入ってしまえば、後は早朝、深夜、辺鄙な空港という困難を
厭わねば、ただ同然に運んでくれる場合があります。ですから、一概に
言えないのです。

仕事や学校で、ピークにしか行けない人は、欧州に行ける料金の倍を払ってでも
台湾に飛びますし。