旧ユーゴスラビア地域の旅についてアドバイスをお願いします

スロベニアは、

歴史の港町ピランを強くお薦めします。ピランから海岸沿いに、クロアチアにお入り下さい。
鍾乳洞は、世界中同じです。タイの鍾乳洞には寝仏がいますが、
他の国はほとんど同じ。もう見飽きました。
ブレッド湖は丸１日かかるので、時間を使ってまでいく必要があるか？

ボスニア・ヘルチェゴビナのモスタルはいいですが、サラエボはどうでしょうか？
モスタルの日の丸を描いた市内バスを注視してください。
（ゆえんは、あえてここでは書きません）

モンテネグロのコトルはお薦めします。

ベオグラードはお薦めしません。
セルビアを切ったほうが、ゆったりと旅ができると思います。

ちなみに年末年始のシーズンはどうなのでしょうか?

春や秋がベストシーズンであること、アドリア海沿いは夏休みがいいのは間違えないでしょうけど、クリスマスからニューイヤーの頃は旅には厳しいでしょうか?
オフシーズンですしやはり公共交通機関は当てになりませんよね?
この季節の状況がお分かりでしたら教えてください

In-Out

このあたりへ行くには，アエロフロートロシア航空が便利です。ベオグラードin，ザグｒブoutなら，モスクワで同日乗換可能です。早めに買えば，10万円台であります。
http://japan.aeroflot.aero/cms/ja

各地の評価については，岡山1さんにほぼ賛成です。2週間なら，スロベニアは，あえて行くこともないでしょう。その代わり，プリトヴィツェ湖へ行かれたらいいです。

その他，下記ご参考に。
http://www.currentec.jp/Blog/Balkan/contents_html/Balkan_00.html

トルコ航空も便利です。

毎日運行。成田・関空便からのイスタンブールでの接続も良い。
ベオグラード、スコピエ、テイラナ。
しかしながら、不明瞭な料金体系。

早く買えば、安いとは限らない。
後から９万円台の値段が出てきて、地団太踏むことも。
トルコ航空のペックス料金は、不明瞭すぎます。

他の旧ユーゴ周遊したときの宿泊地。翌日どこに泊まればいいかの参考になるかと

似たようなコースですが、友人を案内してもコースはブダペストから列車でザグレブYH泊。午前ザグレブ市内、午後リュブリャーナ市内見学。リュブリャーナのホテル連泊で午前ブレッド湖、ボーヒン湖、夕方早くにポストイナ鍾乳洞観光。

朝の列車でリエカへ。バスを乗り継ぎダルマチア海岸を南下(8時間)。スプリト着は夜になりましたが、客引きの民宿のオバサンの宿へ。

朝スプリトは軽くみて、バスでモスタル経由サラエボへ。泊。夕方まで観光、列車+バスでドブロブニクに夜着、泊。
昼過ぎまでドブロ観光。スヴェティステファンの豪華ホテルで夕食。泊まりは民宿。
朝のバスでバルへ。

バル鉄道でベオグラードへ。ディナルアルプスを越える欧州屈指の絶景鉄道で、500m真下に青い渓流が。YH泊。
このときは夜行でソフィアに出ました。

別の知人との旅ではオーストリアのフィラッハから入りブレッドの民宿泊、リュブリャーナから列車でリエカ。オパティア泊。バスでスプリト夜遅く着、またも客引き民宿のおばちゃん宅泊。ドブロブニク旧市街の民宿泊。夜行のフェリーで丸1日かけ夕方リエカ着。列車でザグレブ、泊。

別の友人とはルーマニアのティミショアラから列車でベオグラードに入り、泊。列車でスコピエ(長い)へ。泊、オフリド湖観光、バスとタクシーでギリシャ側に出て泊、その後列車(湖の眺めがいい)でテサロニキでした。

ヨーロッパ一周のときはリュブリャーナ泊、ポストイナ観光、夕方のフェリーでドブロブニクへ。YH泊。空路ベオグラードへ。これが最も短期の旧ユーゴ周遊。

旧ユーゴの１国にはクロアチアの島めぐりなど他にも何度か行ってますが、各国を周遊したのはこれくらいです。

これらの旅程からだいたいどんな感じで回れるかがわかるかと思います。
旧ユーゴは東欧では最も見所が多い国でしたから、最低2週間はかかります。
ゆっくりはできませんが、周遊には2週間はちょうどいいと思います。

各国の乗り物、ホテル、食堂

スロベニアの通貨はユーロで、完全なる西ヨーロッパ圏内で、物価や移動費、宿泊費は
西ヨーロッパより若干安いだけである。鉄道移動がお薦め。正確で、安い。

クロアチアは新興観光地。ホテルが西ヨーロッパ並みに高い。空路を除き、
バスしか移動方法がなく、高速移動ができない。バスは高い大型荷物料金を
取り、明らかに外国人旅行者を差別。レストランやワインは安い。

ボスニア・ヘルチェゴビナはまだ戦争が終わったばかり。戦争の跡が
大きく残っている。インフラが遅れている。

モンテネグロはコトルしか行っていないので、コメントなし。

セルビアは旧ユーゴスラビアの中心。国民性は大人しい。車も大人しい。
バスへの大荷物持込料金を取るが、クロアチアほど高くはない。鉄道は、
絶対的にお薦めしない。

マケドニアは車の運転は荒っぽく、あけっぴろげの国民性。その分親切。
オフリド湖畔には、ぜひ行くべき。

コソボは末弟。甘えている。ユーロ圏にお情けで入れてもらい、入国税は
取るわ、バス代を誤魔化すわ、みっともない。

アルバニアが特異な国であるが、国民は親切。首都テイラナにバスセンターがなく、
長距離バスがどこから出ているか、ホテルやタクシー運転手に聞かねばならぬ。
他の国がキリール文字で判読しにくいのに対し、普通のアルファベットで読みやすい。

旅行費用は、西ヨーロッパ諸国に比し、クロアチアは１００％、スロベニアが７０％、
セルビアが５０％、他の諸国が４０％程度でしょうか。
しかしながら、物価の高いクロアチアと言えども、レストランで美味しいワインがフルボトル１０００円程度。
ワインが美味しい地域です。他の国でもフルボトルレストランで５００円～１０００円。
ビールも美味しい。５００ｃｃで、スーパーで７０円、カフェで１３０円。

Re: 旧ユーゴスラビア地域の「移動」について

移動するだけなら２週間で可能。
それを「旅」と言うかは、人それぞれだが・・・。

スロベニア、クロアチア、ボスニア、モンテネグロ、セルビア、
５ヶ国、10数ヶ所の都市・観光地を２週間で回る。
日本や西欧諸国のように高速鉄道や高速道路網が整備されていれば別だが、
まあ、「来た、見た、撮った」の移動だけで終わってしまうね。

最低でも３週間、それが難しければ３ヶ国程度に絞ること。

お薦めの地、つまらない地

スロベニア
ピラン：ぜひ行くべき
ブラッド湖：芦ノ湖と同じ。俗な湖
鍾乳洞：世界どこへ行っても同じ

クロアチア
ザグレブ：旧市街、多彩な博物館がすばらしい。また世界最密の市電網もすばらしい。
アドリア海沿岸の諸都市：すばらしい
スプリット：古代遺跡の中に中世都市がある世界でも珍しい都市。是非行くべき。
ドヴロブニク：有名ですが、まあ、行けば？

ボスニア・ヘルチェゴビナ
都市の建物にいまだ銃弾の跡がある。
モスタルしか行っていませんが、モスタルは行くべき。

モンテネグロ
コトルしか行っていませんが、興味深い都市です。

セルビア
ベオグラード：かつてのユーゴスラビアの首都ですが、
城塞と旧市街程度しか、見るものはない
ザイチェルのロムリアーナ遺跡：世界遺産ですが、最近になって色々復元創作した遺跡です。

マケドニア
スコピエ：ありえへん銅像や看板建築の多い首都。マケドニア人（大阪人に類似）の考えは面白い。
オフリド湖：オフリド市が観光地なので、ストルガ市に泊まりました。後者のほうが
ホテルも食堂も３割方安い。景勝地です。オフリド市の教会群と古代ギリシア遺跡はすばらしい。

コソボ
ヨーロッパ最新の独立国ですが、ずるい人たち。唯一、入国税を５€取る他、
バス関係者が料金を誤魔化す。印象の悪い国。

アルバニア
旧ユーゴスラビアではありませんが、最近でも鎖国をしたり、ネズミ講で経済が破綻したり。
国は悪いが、人民はよい国。
ベラット：世界遺産の旧市街は興味深い。
テイラナから１時間のアドリア海沿岸のドウラス、リゾートですが、
ホテルがダブル４０€程度と経済的。
アポロニア：世界遺産ではありませんが、大規模な古代ギリシア遺跡で、
ロムリアーナ遺跡よりは上。
道路状況が日本の昭和３０年代程度で、バスで時間が稼げません。

すでに投稿した、私の旅のレポートをご参照下さい。

2週間で一周モデルコース

１ザグレブイン、２プリトビツエ湖、ザグレブ、３リュブリャーナ、ブレッド湖、４ボーヒン湖(超きれいです)、ポストイナ、列車、リエカ、５オパティア、リエカ、６シベニク、トロギール、７スプリト、８サラエボ、モスタル、９ドブロブニク、10コトル、１１スヴェティステファン、バール、バール鉄道、１２ベオグラード、スコピエ、１３オフリド湖(プリ湖、ブレッド湖と並ぶ旧ユーゴ3大美湖。必訪です)、ベオグラード・アウトがいいかと。

旧ユーゴ時代、やはり2週間ほどで一周しました。番号は３は3泊目の意です。