10/02/25 20:35

バンフでの乗馬

rikachinさん こんばんは。

2009年の夏にカナディアンロッキーを訪れた際の情報です。
ジャスパーには行かなかったので、ジャスパーの乗馬情報は分かりませんが、レイク・ルイーズとバンフの乗馬について少しだけお話できます。

今回の旅は、小学校5年生の娘を連れての旅で、乗馬が大好きな私としては、乗馬ははずせないアクティビティの一つでした。私達はレイク・ルイーズとバンフのどちらで乗馬をしようか悩みつつ出発しましたが、結局バンフで乗馬を愉しみました。
バンフを選んだ理由は、レイクルイーズの乗馬コースは比較的ガレ場を馬で登る道が多く、あまり足元が良くがなかったことと、レイクルイーズの乗馬コースは、ハイカーが歩くトレッキングルートの一部と乗馬ルートと重なる部分もあり、初心者の娘には馬のコントロールが難しい可能性があったためです。一方、バンフのコースはあまり徒歩の観光客が入らないサルファー山山麓のコース等で、道も整備されていると言うことでバンフを選びました。また、バンフの乗馬会社は事前の日本からのメールでの問い合わせにも丁寧に回答してくれたこともバンフを乗馬の地として選んだ一因となっています。

娘は乗馬は超ビギナーで、そんなに騎乗の経験はありません。今回のような英語圏での単独乗馬は初めてでした。とりあえず、馬が暴れたら(急に走り出した時など)は手綱を強く引く、右に曲がりたい時は右の手綱、左に曲がりたい時は左の手綱をひいて、万が一落馬しそうな時は、頭を守りつつ馬に踏まれない位の脇へ転がれ。とだけ教えました。(念のため日本からヘルメットを持参しかぶせましたが・・・)
結果的に午前の1時間の乗馬だけでは物足らず、急遽午後の予定を変更し、午後も乗馬を愉しみました。
午前中は簡単な山登り・午後は川渡りと、それぞれ違う形で乗馬ができ、娘は大満足でした。午後の乗馬では、娘の馬が突然小走りになり、列を離れて10m程先まで行ってしまいまうというアクシデントがありましたが、落馬することもなく無事に自力で馬の方向転換をして列に戻ってきました。その時のインストラクターはと言うと、「早く戻ってこーい!」と叫ぶだけで基本的には何もしてくれませんでした。なので、馬の扱いのある程度の基礎知識はしっかりお子さん達に教えておく必要はあるかもしれません。

今回は小2と小5のお子さんを連れて行くのですよね。小5のお子さんは問題なく乗馬は可能と思います。
小2のお子さんも、馬が暴れた時に手綱を強く引き馬をコントロールできる腕力と精神力があれば大丈夫かと思います。鐙は子供用の鐙を装着してくれるので問題ありません。
乗馬のインストラクターは基本的には引率するのみで、騎乗前の説明も英語のみでした。ですから、お子さんが乗馬するときにはご両親が大切な注意事項等をしっかり教えてあげてくださいね。


カナディアンロッキーは、とても自然が素晴らしいところでした。乗馬だけでなく、ハイキングやラフティングなど色々あります。お子さん方にもきっとたくさんのいい思い出ができますね。是非ご家族で楽しんでいらしてください。

バンフの乗馬については歩き方の旅行記↓を書いています。乗馬ルートの様子とか少し参考になるかも知れません。
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/6622

良いご旅行を!

animo

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1件のコメント

  • ありがとうございます。

    乗馬に関して、具体的なアドバイスありがとうございます。
    乗馬は、この夏、ほんの15分そこそこですが、私以外は2回経験しました。
    上の子は1人で。下の子は父と一緒に一回乗り、その後一人で乗りました(どちらも15分くらいです)。
    下の子が乗馬がしたいしたいというのですが、言う割には恐がりなのです。
    気持ちだけは「カナダで乗馬するんだ〜〜と」盛り上がっていますが・・・

    ポニーには何回も乗っていますが、ぜんぜんちがいますよね。
    父はそのとき初乗馬で、私は乗ったことがありません。

    なので、親が注意をしてやるにも、わかっていないのでかなり不安になってきました。
    ガイドブックや体験記を読む限りでは、初心者でも大丈夫とありますが、まして子供となると
    情報もありませんし・・・
    近くに乗馬センターがあるので、体験してみた方がよさそうですね。

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    10/02/25 23:27

    氷河歩きも楽いですよ

    rikachinさま

    乗馬は楽しいアクティビティですが、危険を伴う場合もあるので、日本で外乗を試せる場所が近くにあるならばカナダでチャレンジする前に慣れておくと安心かもしれませんね。参考までに、今回のカナダでの乗馬では、「乗馬中に事故が起こっても全ての責任は私個人にあります」という誓約書にサインをさせられます。多分何も起きないと思いますが、お子さんの安全対策だけはしっかりした方が良いですね。

    話は変わりますが、氷河にも行く予定とのこと。コロンビア大氷原に行くご予定でしょうか。
    コロンビア大氷原、雪上車に乗って氷上に行くのも楽しいと思いますが、氷河ウォークというアクティビティーもあります。これはその名の通り、氷河の上を歩くというもの。歩くところは雪上車が行く所と同じアサバスカ氷河。ただ違う点は、自力で歩き、氷河のクレバスを覗き込んだりして氷河を全身で楽しむところ。
    私達も当初の予定では雪上車に乗り、氷河に行くつもりでしたが、レイクルイーズのビジターセンターのスタッフからこの氷河ウォークの話を聞き、急遽半日コースに申し込みをしました。氷河を歩くための必要な装備は全て料金に含まれているので、気軽に参加できました。ガイドが足場のしっかりしているクレバスの中をのぞかせてくれます。もちろんその時は、ガイドとしっかり猿握り(Monky Gripといっていました)で体を支えてもらいます。クレバスの中は透き通る表現できないようなアイスブルーで、日光の光を反射してキラキラと輝いていました。娘にとっては乗馬よりも氷河Walkの方がエキサイティングだったそうです。氷河Walkは小学生以上であれば問題なく参加可能です。
    こちらも歩き方の旅行記を書いていますので、もし興味があれば覗いてみてください。主催会社のHPアドレスも紹介しています。
    http://tabisuke.arukikata.co.jp/schedule/30064/

    旅行は行っている間も楽しいですが、家族で色々相談している間もすっごく楽しいですよね。


    良いご旅行を。