台湾（少なくとも沿岸都市部）には暖房は不要

全てとは言えませんが（全て泊まった訳ではないので）、台湾、北部の台北でも
暖房はありません。多分、沖縄もないのでは。空調の温度設定はあるが、そも
そも台湾で売られている機械にはヒーターが装着されていないのではないでしょうか。
日本では冷房だけの機種は却って高いので、大抵は暖房機能付きですが。

台北でも一年のほんの一時期寒くなることがあります。『暖房があったほうが・・』
と思って入れても無駄。冷房になっています。そのときは、台湾人はダウンコート
（いまはほとんど、もどき）、マフラー、女性はブーツですが、その数週間後には、
ノースリーブ。

暖房が入らないだけで、冷房は必須だし、きちんと調整できます。
老爺大酒店のものは大丈夫です。しっかりしていました。ああ、台湾は数年前に
（約一年前かな？）全面禁煙になったため、古いホテルでは空調付近（吹き出し口）
ではタバコの臭いがします。新しいホテルなら問題ないのですが、最近雨後の竹の子
のようにできたお洒落なホテルのなかには、”厚化粧”を経て再生したものの少なくなく、
そのようなホテルが該当します。この点、老爺大酒店は禁煙後の全面改装なので、
タバコの臭いの心配はないと思います。昨年とか一昨年できたホテルは全く臭わない
ので、新しいホテルというのは広いだけでなく、この点でも優れています。
スイートは広いだけで、Premierで十分でしょう。敢えて難を言えば、TV画面が
あまり大きくない（どでかい画面でDVDを鑑賞するとかでなければ関係ない）、
電源が少ない。これは欠点として伝えました。しかし、多くの老舗ホテルに
共通しているものです。大型ホテルとしては世紀末にできたため、比較的新しい
台北君悦大飯店のクラブルームでさえも電源不足。当時は、客が電子機器を
使うことを想定しておらず、必要性を感じなかったのでしょう。老爺大酒店の
改装のときにそれを指摘しなかったとはお粗末。

サービス面では問題なく、日本語は完璧です。日本人のかたもいらっしゃいますが、
台湾人の日本語の綺麗なこと。思わず、『今の日本人よりも綺麗な日本語』と
言ってしまいました。これは年配者には大いにプラス。

安いホテルのなかには、冷房が強すぎて困るというホテルは少なくありません。
当然、そのようなホテルは敬遠します。また壁が薄いホテルは論外。これも、
”厚化粧再生酒店”に多い。ご承知とは思いますが、台湾の安いホテルは、
ラブホテル兼用なので、選択を誤ると偉い目にあいます。

神旺商務酒店は直接かJCBで取ると安いですよ。このホテルの経営母体は、台湾や
大陸で大人気の煎餅会社でして、お菓子が食べ放題。コーヒーも一回で無料で
飲めます。簡単なラウンジみたいなもの。PCもそこにあります。小規模なので、
団体はほとんど居ない（実は数回日本人おばさま+少数おじさま軍団に遭遇しましたが、
品の良いかただったし）し、サービスはその辺りの商務酒店とは違い、高級路線です。
決して安くはないのと、バスルームが少し変わっているので万人向きではないし、
好きなホテルってあまり紹介したくないですよね。レストランが雑誌に取り上げられると、
ダメになるのと同じで。なお、バスタブはありません。正確には、バスタブではなく、
床がそのままバスタブになっているようなタイプ。当然、独立したシャワーもあります。
朝食はかなり良い方です。上手く表現できないのですが、いかにも観光客用に作った
という料理ではなく手の掛かった料理なのです。上品なと言えば良いのかな？

3泊で4.5万円ですか。一泊、約5000元ですよね。
www.swresidences.com/index_trans.htm
Studio Twin Room 4 800 TWD
Parkview Twin Room 5 400 TWD
Free upgrade room offer for a 4days 3nights stay!
Parkview Twin Room 6 160 TWD
JCBで取ると（カード保有者優待）一割程度安くなります。
Parkviewは公演が見えるか否かの違いだけ。この部屋でも騒音は全くありません。

中心部から少し離れればもっと安いホテルもありますが、多くは若者向きです。
部屋の良さでは美麗信花園酒店ですね。ただし、場所が悪いのとやや大型なので
団体も多い。特別階なら団体は居ませんが、敢えて選ぶほどの特典はありません。