ダマスカス門からエルサレム旧市街に入るとガイドブックの地図では簡単に回れそうですが、いざ実際に入って見ると2mぐらいの道の両サイドに出店が立ち並び自分が今何処にいるのか方向感覚がさっぱり分からなくなってしまう。
それに出店の人に道を尋ねても真っ直ぐではなく途中で何度も曲がる道があるので曲がる度に聞かないと全く違った方向へ行き着いてしまう。
エルサレムに到着した当日、やっとの思いでたどり着いた「嘆きの壁」のイスラエル兵による手荷物チェック場で「もう入場出来ない、明日の朝7:30~11:30に来るように!」と言われてしまった。
24時間開いていると思っていたのでこれは意外でした。
翌日9時頃、今度はアクセスの簡単なヤッフォ門から昨日の手荷物チェックポイントに行くと「もう今日はここからの入場は出来ない!」と言われてしまう。
出てきた人に尋ねてみると「西門から入れるかもしれない!」と教えて貰いそこまで一緒について行ってもらい手荷物セキュリテイチェックを受けてやっと念願の「嘆きの壁」に入場。
男性は壁に向かって左側、女性は右側で祈る。
壁の前に立つと不思議と何かこみ上げて来るものがあり神妙に壁に手と額を当てて祈りました。
(最後に壁の隙間にいろいろと書き記した紙切れをしっかり入れて。)
女性側はとても賑やかで写真を撮ったり騒ぎあったりですが男性側はとても厳粛な雰囲気で余りに差がある興味深い光景。
特にんっ?と思ったのは女性側から男性側を境界のつい立に沿って椅子の上に乗ってズラッと並んで眺めている姿です。(同じように椅子の上に乗って男性側を観察しました。)
男性側から女性側を覗くのならまだしも女性側から男性側を必死に覗いている姿はちょっと面白く感じられました。
不思議な力がある「嘆きの壁」行って本当に良かったです。