Re: ビステッカ・アラ・フィオレンティーナ

自分が食べたことがあるのは、

「Il Latini」と「L'OSTERIA di Giovanni」

Il Latini
安くて旨い...が、客あしらいは微妙。
居酒屋でフルコースに近いノリ。
雰囲気は気にしない、安くて旨い肉をガッツリ食べたい人向け。
ビステッカは1切れ1.1kgから。前菜などは各自でとって、ビステッカはシェアすることをお薦めします。
http://www.illatini.com/
Via dei Palchetti 6r
tel 055-210916
12:30-14:30/19:30-22:30
月曜定休 12月20日~1月6日休業
週末や春夏のディナーは予約をお薦めします。


Il Latiniの姉妹店(経営者が親戚同士)で、もう少し品がある(?)のが、
L'OSTERIA di Giovanni(Osteria N°1)
個人的にはこちらの方が落ち着くので好き。
ビステッカは1切れ1kg~1.5kg。前菜も美味しい。BUON RICORDOのお店でもある(ただし、BUON RICORDOのお皿がもらえるのはビステッカではない別のメニュー)。
http://www.osteriadigiovanni.com/
http://www.buonricordo.com/site/detailsrestaurant.asp?area=3&idRegione=16&idRistorante=66&lng=ja
via del moro 22
tel. 055.284897
休み:火曜と祭日。8月1日~15日。
昼も営業。夜は予約をお薦めします。

自分ではまだ行ったことがないし、フィレンツェの中心からは少し離れるけれど、一番美味しいと評判なのが「Perseus」
Ristorante Perseus
ビステッカは1切れミニマム1.1kgから。こちらも味は絶賛されていますが、客あしらいはやはり微妙とのこと。
Viale Don Minzoni, 10r
Telefono: +39.055.588226

ビステッカのような豪快で素材の味そのものが大切というような料理を美味しく提供する店の場合、そもそも客あしらいに繊細なものを求めてはいけないのかも...と思います。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • ありがとうございました。

    イル・ラティーニはガイドブック等に紹介されていて気になっていました。
    行かれた方は皆さんとても美味しいと評判ですね!お会計がアバウトというご意見もあるのですが三色昼寝付さんがいらした時はいかがでしたか?少々の誤差は気にしないタイプですが何分イタリア語に自信がないもので・・・もしお目にとまりましたらお聞かせください。よろしくお願いします。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    Il Latiniについて

    お会計がアバウトなのは、Il Latiniに限らずイタリアのお店に良くあることですが、Il Latiniの場合、込み合っていれば夜はどんどん相席にされ、例えば4人席のテーブルには2組のカップルという感じに詰め込まれます。テーブル上にはハウスワインが1本置かれていて、それを各自が好きなように飲むのですが、片方のカップルは二人ともイケルクチでワインをがんがん飲む、もう片方のカップルはあまり飲めないけれどせっかくだからグラス1杯づつは飲んだという場合でも、それをきちんと説明できなければ、お会計の際にはトータル飲まれたワインの量からひとり1/4づつ請求されることになります。

    また、食べきれないといけないからと、前菜なりプリモなりを飛ばしたり、途中の一皿を二人でシェアしたりといった定番フルコースではないオーダーをした場合、気をつけないと普通にフルコースの料金が請求されることも良くあります。繁忙期には何しろ超がつく忙しさなので、悪意はないのでしょうが自分で確認して、違っていたら主張しないと駄目です。

    >お料理の注文はむずかしでしょうか

    これに関して言えば、繁忙期の夜に行ったときにはほとんどオーダーの必要がありませんでした。座ったら、勝手に料理が出てくるのです。選んだのはプリモをスープにするかパスタにするかと、メインは何にするか(一応、ビステッカ以外にもローストビーフ他数種類)だけです。たぶん、現地の人と観光客(イタリア語がわかる人とわからない人かも)を分けていて、観光客には何もいわずツーリストメニューを出してくる感じでした。

    あと、私がサラダをパスした分は料金から引いてくれていましたが、私たち夫婦と相席となったアメリカ人兄弟が食後のカフェをパスした分はカフェはおまけみたいなものだからと料金は変わらず、会計の際にちょっともめていたのを見たこともあります。このアメリカ人兄弟は、ワインを楽しみにイタリアに来たとのことで、最初からテーブル上に置かれているハウスワイン以外のワインをオーダーしようとワインリストをくれと頼んだけれど英語だったために、言葉が通じなかったのか結果として無視された格好になり、かなり怒っていました。

    繁忙期ではない時期のお昼に行ったときは、相席でもなく、オーダーもゆっくりできたので状況でもだいぶ違うのかなとは思います。
    Il Latiniはツーリスト向けの店とされている割には従業員のほとんどは英語がわからないという印象があります。私は片言でもなるべくイタリア語で話すようにしていて概ね店の人の受けは良いのですが、日本と違ってあちらでは「お客様は神様」ではなく、従業員は自分の好き嫌いを平気でぶつけてくるので、テーブル担当者に好かれるのと嫌われるのとでは天と地ほども扱いに差が出てくることがあるということを頭に入れておいて下さい。上のアメリカ人兄弟は可哀相でしたが、見事に嫌われてしまった例だったと思います。

    私が「L'OSTERIA di Giovanni」の方が好きなのは、両店舗、場所はすぐ近くで、こちらの方が客あしらいが良く、料理は美味しく、雰囲気も良いからなのですが、確かに話の種としては「Il Latini」の方が一度は面白いかもしれません。