レポート

香港エクスプレス搭乗記 東京編その1

公開日 : 2014年05月13日
最終更新 :

 今まで二泊三日の香港旅行が最短の旅行だったのですが、これだけLCCが「発達」すると・・・・ようやくアジアのLCCに乗る機会ができました。一泊三日の香港旅行、香港エクスプレスの利用です。

 前に一度書いた通り、昔乗ってよかった海南航空傘下なので、あまり心配はしてなかったのですが、ようやく、ウエブサイトから直接予約できるようになったのと、スケジュールが変わり、羽田発6:20になったこと、が前のトピからの変化です。

 ウエブサイトの予約画面は優れもので、往復の場合、行きと帰りの日にちを入れると、前後2、3日も合わせて、マトリックスになって料金表示が出ます。サラリーマンの場合、金曜に休みをとったほうがいいのか、月曜に休みを取ったほうがいいのか、等の「微調整」がすぐに分かり、ついでに、ウィークデイだけで往復すれば、いくらになるか、等もすぐに分かる仕組みで、これは便利がいい。その往復の組み合わせを選んでから、予約、決済をするまでもスムーズで、とりあえずは合格点か。

 この6:20発、ですが、チェックインは一時間前に終了すること、というのが約束なので、5:20までにチェックインとなると、羽田空港には自家用車かタクシーで行くしかありません。前泊、と言っても4時ごろには起きる必要があり、都内居住者の前泊はLCC利用者のポリシーに反するため(?)前の日から空港に泊まる以外の方法はありません。

 チェックインカウンターは3時間前から開くとなっているので、3:20には始まるはず。そうなると、終電で行って、チェックイン開始と同時にチェックインして、後はゲートの前で仮眠する、のが、一番安全策ではないかという結論になりました。

 京急のブービー電車で国際線ターミナルに着いたのが、0:15頃。さすがにお店はほとんど閉まっています。最終便の1:20発のJALのホーチミン行のあとは、6:20の香港行。よその国では2時とか3時とかとんでもない時刻に出発する便もあるから、まだまだ、というところか。到着ロビーに行くと、寝袋で寝ている人もいて準備がいいものだと感心。ちなみにインフォメーションで「最大の疑問」を聞いてみたら、イミグレは4時から開くということ。24時間ではないのね。

 とりあえず一杯飲んで(飲み編は別途・・・。)チェックインカウンターCの横のベンチに陣取ります。3時頃から係員がうろうろし出し、3時20分ちょうどからチェックイン開始です。少し驚いたのが、五人の職員全てが女性で、今の時代、深夜勤務は可能になったにしろ・・・ご苦労様です。パスポートだけでOK。改めて荷物ルールを聞くと、身の回りの鞄一個プラス一個が持ち込可で、見ていたらかなりでかいリュックと小型スーツケースを持ち込んでいる人もいて、そんなに厳密ではなさそうです。行きも帰りも機内預け一個ずつを頼んでいましたが、行きは無駄になりました。まあ、授業料でしょう。

 3時30までにはチェックイン終了。イミグレが開くのが4時なので30分待ちました。であれば、もっと遅くチェックインすればいい、というのもありますが、例えば、一眠りして4時に起きてチェックイン、というのはかなりリスキーです。多分、週に一人二人はベンチで寝過ごして、チェックインできない客がいるんじゃないのかなあ。

 イミグレの自動装置はまた変わっています。私自身が時々しか出国しないからでしょうが、だんだん性能が上がっていっている。・・・今回のは、パスポート、右指、左指がそれぞれ別々に認識してくれるので、特に指の方は片方ずつでも大丈夫。今回はすぐクリア。

 一番端から二番目の106ゲートに行く前に、一杯飲んで・・・出発の乾杯です。そのお店(Verre Tokyo)の向かいにカード会社簡易ラウンジがあり、ただ単にエリアを区切っているだけで、ソフトドリンクが無料、新聞が無料で読めるくらいですが、まあ、便利。こんなのがあるのは初めて知りました。

 ゲート前に行ったのが5時過ぎだったのですが・・・実はすでに遅延、となっていて、その時点では6時45分出発、となってました。ところが、香港からの飛行機が着いたのが、6時30分くらいで、絶対に間に合わない。・・・結局出発したのは7時20分頃。香港側の悪天候が原因で到着が遅れた、とのことですが、機内誌には「2013年10月~2014年2月の香港ベース航空会社定時発着率第一位!」と出ていました。どこまでほんとか・・・。

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1件のコメント

  • 香港エクスプレス搭乗記 東京編その2

     飛行機はA320、3-3の6列です。通路側の席でしたが、確かに前後の間隔は・・・香港エクスプレスは少し広い、と聞いていましたが、狭い印象。10センチも動かないリクライニングを使ったところで、少しは楽になるのか、分かりません。本当に何もなしでオーディオももちろんなし、救命胴衣の説明はCAの実演です。

     安全はかなり気を使っていて、CAが細かくチェックしているのと、非常口席の客にはきちんと何をすべきか説明していたのが印象的。機内へは飲食物は持ち込むな、となっていますが、ペットボトルくらいは問題ないみたいです。私は往復ともに何も持ち込まず、何も買わず、でしたが。

     水平飛行になってから、スナック、飲み物、機内食を売りに来ますが、ほとんど買ってる人はなし。香港ドルキャッシュか100HKD以上だとクレジットカード可。円キャッシュだとおつりが香港ドルになります。1万円札を出してる人がいましたが、それは拒否されていました。

     CAはやや美女(?)で行きは広東語と英語だけ。この航空会社のいいところは、機内放送も広東語と英語だけで、北京語が全くないこと。羽田でもチェッラッコッでも北京語の放送がありますが、東京-香港線はやめればいいのに・・・ということで、すぐに香港の世界にひたれます。

     チェッラッコッにも一時間遅れで到着。バスでT1のイミグレまで行きます。スタンプ廃止後の香港イミグレは初めてですが、入国カードは従来と同じで、入国期限の書いた小さなスリップをくれて、それだけで終了。今回は行きも帰りもパスポートには全く痕跡が残らない旅行になりました。

     入国して、すぐにオクトパスカードをチェックすると、98HKD残っています。これは楽勝ということでA21のバスに乗ろうオクトパスをかざすと、使用不能、と出ます。仕方なくキャッシュで払いました。この辺はまた別トピで。

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