>ミラノ・ニース間の直通列車はなくなりました。

ざっと検索して引っかかってこないので気になって調べてみました。
多客時だけの運転のように思えます。昔は、そのままローザンヌ
まで行っていたのですが、さびしいですね。

とにかく、SNCFはJRとまったくおなじ採算最優先路線を
たどっています。

・ 割増料金を取れる上級列車を増やす。
・ ローカルは、短い編成の電車を旅客量に合わせて短区間で
  こまめに走らせる。 

東海道線とおなじですよね。

仏伊の相互乗り入れが減っている状況は、ニース~
クネオ線でもおなじです。あそこは、ブレイユとタンドの
間だけが、イタリア中におけるフランスの飛び地となって
いるので、やっかいです。SNCFは、ブレイユから先は
いやいや走らせている、という感じがします。

逆に、イタリア国鉄は、リモーネからヴァンティミリアまで
は客扱い無しで走りたそうだし。

ちなみに、昼ころクネオからヴァンティミリアに下ってきた
イタリア国鉄の列車からは、大量のイタリア人がニース行
きのローカルに乗り換えました。ミラノやトリノからモナコや
ニースへ行くのに、(ジェノヴァやサンレモ経由ではなく)
山越えで来る人が多い、ということですね。確かに、景色は
変化に富んでいます。

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1件のコメント

  • この路線短縮は

    SFCNというよりTrenitaliaの方針ではないですか?リンクを示して頂いた通り、SNCF側の時刻表にはTranitaliaの運行管轄としてまだ載っているようですし。

    ちなみに国際列車の路線短縮化については、このところ西ヨーロッパ全域で顕著です。これはLCCとのコストパフォーマンス競争に敗れた結果であるのは明らかで、鉄道旅行ファンには残念なところです。一方ドイツのICEがロンドンに乗り入れる計画もあるとの事で、是非がんばって欲しいものです。

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    LCCとのコスト競争

    まさにこれなんでしょうねえ。

    私はニースからスイスを往復したのですが、行きは EasyJet、
    帰りは鉄道にしました。

    たしかに、 EasyJet は、安くて速かったです。 趣や旅情とは
    無縁ですが。 イタリア語のホームのアナウンス、いいですね。

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