Re: イタリア人世界最高33歳・父親になる年齢で

doubletreeさん、はじめまして。 カサリンガと申します。

イタリアはシチリア島に3年7ヶ月住んだだけなので詳しくは無いの
ですが、幾つか例を見てきましたので、報告させてください。

まず、33歳という年齢ですが、はい、頷けます。 それも、結婚
してすぐに子供を持たない(1年くらい待つみたいです)ので、それ
も原因のひとつかなぁと思います。 知り合いの男性ですが、30代
はじめか半ば位ですが、子供が出来た、と言うので冷やかしたら、
「結婚してからちゃんと1年経ってますよ~」と返されました。

マザコン云々ですが、はい、そのようです。 40歳過ぎた、既婚
の男性でも、「ママ~」と言って、母親の手料理を食べに行くようです。 「ママ」をしている女性も、子供はいつまでも家に置いておく
と言っていました。

男性が家事をするか、ですが、シチリアの小さな町のBarの前を
通りかかると、必ずのように、男性がたたタムロしています。
中でカッフェを飲んだり、外でおしゃべりをしていたりするの
ですが、女性の姿は全く見かけません。 ある日聞いてみたところ、
女性は家で掃除、洗濯をしているそうなのです。 確かに、
路地を車で通りかかると、家の前の掃除をしたり、窓を拭いたり
している「イタリア母さん」を沢山見かけました。

彼女たちはカサリンガ(主婦)と呼ばれる人たちですが、最近の
物価高のせいで、以前のようにカサリンガをしていられなくなって
きているようです。 仕事を持つ知り合いは、仕事が終わると飛んで
家に帰り、5コースのお昼ご飯を家族のために用意し、食器を洗い、
掃除をし、子供の面倒を見・・・ そして夕食時にはまたまた
5コースの食事を作り、お皿を洗い・・・・ という生活だと
言っていました。 ご主人はと言えば、何もしませんね。

離婚に関してですが、知り合いのイタリア女性(カソリック)は
アメリカ人と結婚し、離婚し、離婚が成立する前にはもう新しい
ボーイフレンドを作っていました。 人によって、宗教の理解の
仕方が違うようですね。

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1件のコメント

  • 南イタリアの現地生活事情がよくわかりました

    南イタリアは、生活実感あふれた、まるで映画によく出てきそうな日常が展開している感じですね。北イタリアとでは、また、雰囲気が全然違うのでしょうね。

    いつも、5種類もおかずを作るのが普通ですか?よほど、お料理の持ちネタ・バリエーションが豊富なのですね。

    カサリンガの「カサ」は家ですね。「リンガ」って何でしょう?声とか言葉に関するようにも思えますが、実は、ワイフに相当する言葉かな?
    イタリア語では、oで終わると男、aで終わると女って、教えられたことがあります。

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    ファイブ・コース

    イタリアでは、前菜、パスタ、メイン、サラダ、デザート、という
    コースが一般的なので、おかずと言うよりは、5皿、と言ったほうが
    分かりやすいですね。 家族が5人なので、お皿の数だけで25枚で、
    お皿を洗うのが大変だと言っていました。

    ちなみに、上記の家庭には大学生の息子さんが二人いますが、家の
    事はおろか、自分の部屋も片付けないそうです。

    別な家は彼女が学校の先生で、ご主人が弁護士なのですが、外食
    やピッツアの食事が結構多いようです。 家においでと呼ばれた
    時は、皆の好みを聞いて、ご主人が近くのピッツエリアまでピッツア
    を買いに行ってくれました。

    それから、妻が働く家は、週に1-2回ほど、お掃除をする人を頼んで
    いますね。 結構安いので、働いている人はそのほうが楽のようです。
    いつ行っても家の中が整理整頓されている人に、「あなたは凄いわぁ」
    と褒めたらニコニコしていただけだったのですが、ある日行ったら、
    ちょうどお掃除の人が来るところで、秘密発見~!といった感じ
    でした。 イタリアの人に掃除をしてもらうと、物凄くキレイになる
    んですよね。

    ところで、カサリンガですが、この単語で「主婦」であると
    教わりました。手持ちの伊和辞典にはCasalingoという言葉が有り、
    「出不精」が意味の一つとなっています。 最後のOは男性を表す
    ので、出不精の男性はカサリンゴなのでしょうか?ところで、Linguacciaという言葉が有るのですが、辞書には「毒舌家」と
    書いて有ります。 私の場合はこれだったのだろうか・・・・?