セビーリャ周辺で、山（丘）状のひまわり畑が見たいです。

私も行きます

こんにちは。私も６月にセビーリャに行き、ひまわりを見たいと思っています。
カルモナ方面へいけば見られるだろうと思い、現地オプショナルツアーにするか、タクシーで行くか、と考えていました。
しかし。２０１２年にカルモナへひまわりを見にいかれた方の旅行記によると、ひまわりと麦が１年交代で栽培されており、カルモナのひまわりの当たり年は奇数年であり、つまり今年ははずれってことです。
なのでカルモナははずした方がよさそうです。

先に回答されている方のお答えを私も参考にさせていただこうとは思うのですが、場所の特定は難しそうですね。

もうセビーリャのホテルで聞いてタクシーと交渉してもらうしかないかなーと思っているのですが、何かよい情報があれば私も教えていただきたいです。
日程があえばいっしょにまわりたいくらいですね！

ひまわり情報もろもろ

先ほどは体感で書いたので、ちょっと資料を漁ってみました。
第一資料はスペイン語なので
girasol españaとか
mapa de girasol en españaとか。

http://www.infoagro.com/herbaceos/oleaginosas/girasol.htm
の表によると

1996年での耕作面積は
20.785 世界
4.654 ヨーロッパ
2.449 EU
1.118 スペイン
表中で、国として、スペインを越えるのはアルゼンチンのみ。
但し、アルゼンチンはそもそも面積の大きな国。

http://www.aceitedegirasol.es/
では
スペインで、ひまわりの生産が始まったのは
1960年代のアンダルシア。

http://www.ub.edu/geocrit/geo67.htm
の図1&2に依れば、
生産は急上昇し、生産地もセビージャ周辺から北方などスペイン各地に拡大。アンダルシアでは農協が頑張るも、全国規模の企業が進出。おそらく前者は中小で数が多く、後者は少数大規模。

http://www.olimerca.com/noticiadet/la_cosecha_de_girasol_rondara_las_800000_toneladas_en_espana/8900bd25c984738f2901042ed8f37e0e
という、ややカスティーヤ・レオンに偏るも、最近の記事に依ると

2013年の生産量は
800.000 ton España スペイン
400.000 Andalucía アンダルシア
300.000 Castilla-León カスティーヤ・レオン
カスティーヤ・レオンはアンダルシアより二大消費地に近い。。。

同じく生産面積は
320.000 ha Sevilla
293.709 Castilla y León
69.634 (Burgos)
57.751 (Valladolid)
43.860 (Palencia)
36.413 (Soria)
18.780 (Salamanca)

カスティーヤ・レオンでの主な生産地は各県ごと(ABC順)に
Arévalo (Avila) https://www.google.co.jp/maps/@41.0595028,-4.7154104,9z
Bureba (Burgos) https://www.google.co.jp/maps/@42.5880117,-3.3288231,14z
Campos (Palencia)
Salamanca
Cuellar (Segovia) https://www.google.co.jp/maps/@41.7484606,-5.4607775,7z
Gómara y Almazán (Soria) https://www.google.co.jp/maps/@41.623056,-2.225556,8z
Campos y Zona Sur (Valladolid)
Campo y Bajo Duero (Zamora)

http://empresite.eleconomista.es/Actividad/ACEITE-GIRASOL/
は会社の分布のようで

右の表の数は二大消費地とアンダルシアが上位。
BARCELONA (337)
JAÉN (254)
MADRID (221)
CÓRDOBA (200)
SEVILLA (150)
GRANADA (93)
MÁLAGA (75)

一方、左の地図でセビージャ付近を拡大してもらうと
Dos Hermanas (セビージャからカディス、アルヘシラス方面)
Fuentes de Andalucia (同じくコルドバ方面)
Ecija (同じくコルドバ方面)
Osuna (同じくマラガ、グラナダ方面)
にマークが現れるので、この近辺が有望かも。

但し、生産は平地の方がやり易いので
逆にこれらを避けた方が丘陵地のひまわりが見つかる可能性高し、か。

あと、畑のローテーションで今年は休み、とかも有り得るので
過去情報であまりピンポイントで調べあげるのも意味が無いかも。

セビージャと山は難しいかも。

1.は、ブログの著者に聞くべし。まあ、駐在者なのでアクセスは車でしょう。
2.は、GoogleMapの地形図(https://www.google.co.jp/maps/@37.2706716,-5.8795895,10z/data=!5m1!1e4)を見る限りは(リンクだけでは地形図にならないようなので自分でツールを選ぶ)、カルモナから南西El viso de Alcor方面は起伏があるようです。昨年検索したときは、見られたところを地図上に示したブログがあり、主要道路のA-4とA-92の間、カルモナからその南東Arahal方面、及びカルモナから真南への道沿いが良かった、と記憶しています(但し、起伏情報は無かったと思う)。
3.は、タクシーにいくら払うかですかね。セビージャは大きな都市ですから基本はレンタカーで郊外へ。或いは、バスで郊外の町に出てから、そこでタクシーなのでは。

「地球の歩き方」がカルモナのひまわり畑を有名にしたと思うのですが、ひまわりはスペイン中至る所にあります。私も滞在時はあちこちで見た覚えがあります。トレドから真南にシウダード・レアル経由でコルドバに抜ける途中。マドリードからグラナダに向かう際にウベダ、バエサ、ハエンの辺りをうろついた時。セビージャからカディスに抜ける途中のへレスの辺り。セビージャから真北にメリダに抜ける途中。北でもマドリードからラ・コルーニャに抜ける途中。オビエドからレオンに抜ける時。ブルゴスも。。。移動中、窓に釘付けの人なら見ずに終わる方が難しいのではないかとも思います。

どこにでもあるので、日本の桜みたいなものです。どうしても吉野山の山全体の桜を見たい、とか言うと途端に難しくなります。桜よりは見頃は長いと思いますが、相手は自然なのでそこも問題。基本的には南から北に開花が進むのは桜と同じです。ただ、日本みたいに見頃をアップしたサイトは無いと思います。ひまわりの種がスペインでのメジャーなおつまみ、ですから、ひまわり畑は日本の田んぼみたいなものです。日本でも黄金色の田んぼはきれいですが、その情報は集めないですよね。(田んぼに勝手に入ったら怒られるようにひまわり畑も基本畑ですから、その意味でも畑の中まで入りたいのなら、個人よりはツアーの方が気は楽でしょう)

スペイン全体が山、丘の連続なので基本はひまわり畑は丘を覆うように見つかるものです。ただ、セビージャは川沿い、河川港ですから、平坦な土地が多いのが難点でしょうか。もう一つの目的が白い村ですから、そこへの道中で見られると思いますけど。

スペインは温帯よりは乾燥帯です。四季というよりは雨季と乾季です。雨の多い寒い冬から雨の降らない暑い夏に変わります。その境にトルメンタと言う強いにわか雨が幾度か有ります。東京の5月の強いにわか雨に当たります。そのすぐ後がひまわり観察の好機です。空はどこまでも青く、湿度の低い暑さが訪れます。湿っけが無いので東京の夏とは違い、熱帯夜は無く、日中でも日陰に入れば涼しいのでエアコンは不要です(自分の汗が蒸発するときに熱を奪うので寒いくらいになる。水分を十分に補給すること)。気温の数値が40Cをすぐ超えますが、東京の30Cのまとわり付く逃げ場の無い蒸し暑さではないので快適です(海外サイトで良く見かける体感気温では東京の夏は50C越えがザラ。カイロから来た人が日本の夏に耐えられない、とかいう話もある)。ただ、ひまわり畑など日陰の無い場所で長時間を過ごすのなら、サングラス、麦藁帽子、薄手の長袖など、砂漠に行くつもりの格好が好ましいかと思います。エジプト、モロッコ等の「歩き方」を参照にするのも良いでしょう。

Campo de Girasoles en XXXXXXX

はじめえまして。

５月の連休にレンタカーで高速道路を移動していたときに向日葵に気がつき、脇道に入って眺めたことがあります。
少し若いがみんな立派な花でした。でも脇道の主要道路（A-xxx,SE-xxxなど）の田舎のほうが向日葵は多いようです。

google で XXXXXXX に Sevilla か、その周辺の地名を入れて検索すると、向日葵の画像と位置情報が小窓の地図上に表示されます。
このような検索君で数か所ほど目星をつけておき、良さそうなロケーションを選ぶと良さそうです。

②セビ－リャ～カルモナ

セビ－リャ～カルモナでカルモナの手前にはひまわり畑が一面に広がっています。
6月28日だったのでほとんど枯れかけていて残念だったのですが6月初旬～中旬なら奇麗なひまわりが見れると思います。
6月下旬セビ－リャ、カルモナ、コルドバは酷暑でした。

③アルヘシラス～セビ－リャのセビ－リャ寄りの辺りにもひまわり畑が広がっていました。