特に悪化傾向にあるようには思えませんが、

ご紹介いただいたページは何れも見慣れたものですが、「悪化」という傾向を示している「数値データ」ではありませんよね。クレジットカード犯罪を除けば、昔からあったことで、特に真新しいことではありません。

個人的には居住を開始して以降12年間で悪化傾向にあるとは思えません。
特に保守政権に戻ってからは治安が主要政策の一つになっていますので、交通事故死者数は激減していますし、先に紹介した在仏日本大使館の資料ですと、約500件という2003年の数字は、その二年前の約半分だったと記憶しています。

だからと言って、安全になってきたと言うつもりは毛頭なく、安全に慣れきった同胞には警告を発し続けていますし、いま不況感は感じられませんが、個人消費が低迷しているらしいので、12年前のようにバブル崩壊から一気に景気が下降していけば、犯罪発生率もはっきりと増加傾向を示すでしょうね。

と、感想ばかり述べていてもしかたがないので、具体的な数値データを探そうとしたら、インターポールの統計は承認された警察関係者しか見られないみたいです。フランス語でもなかなかひっかりません。

今度犯罪統計を見つけたらご紹介します。

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2件のコメント

  • 訂正>フランス個人消費

    フランスの個人消費は、9月、前月比0.6%減となったものの、前年比4.2%で、堅調だそうです。

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  • 被害件数の推移

    とりあえず、ネタもとの在フランス日本大使館発行「安全対策 防犯の手引き」(平成17年2月)によると、「旅券盗難による旅券再発給申請」の件数から見たフランスにおける法人犯罪被害の傾向として挙げられている数字は、以下の通り。

    2001年 840件
    2002年 735件
    2003年 499件

    理由として挙げられているのは、旅行者数の減少と警察や地下鉄当局による犯罪削減策の奏功で、旅行者の自衛意識・対策の向上は挙がっていませんね。

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