アジアのゆったりした街 旅行者にとって何日滞在するかにもよるでしょうが、幾つか「ゆったり」とできる条件があるのではないでしょうか。 1.治安に問題がないこと。貧富の差が大きく、ゲリラが出没したり、金網で囲まれたようなリゾートではいけません。 2.満足のいく宿泊施設があり、食事がとれること。この条件は、旅行者側の趣味でかなり差があるところでしょう。 3.そこへのアクセスに問題なく、また大都市域にないこと。喧噪の大都市でも、都心に隠れ家的高級リゾートがあるかもしれませんが、わたしたちには無縁でしょう。 ろっきいは中国・ベトナム・カンボジアには行きませんが、それはまだ自分の旅行する時期ではないと考えるからです。 ゆったりできるのは、マレーシアのキャメロンハイランドのタナラータなんかいいですね。ジム・トンプソンが行方不明になった土地です。 ペナンは都会的ですね。マラッカの方が妖しさを感じます。中国風の華人の住居なんか、ゆかしく思います。 ジョホールでは東海岸のメルシン辺りの人もいいです。中国系・マレー系とも。 ラオスは素敵ですが、わたしはいわゆるバックパッカーでないので、どのクラスの宿泊施設が自分に合うのか迷います。 ヴィエンチャン都心の一流ホテルでも一泊80ドル程度で泊まれます。ゲストハウスもたくさんあります。 できれば定宿を決めて、ああろっきいさん、また来たのね、と言ってもらいたいのが、ラオスの土地柄です。 ルアンパバーンはそういう点ではお奨めです。雨の日にはどこへ行くというのでもなく、カーン川を眺めて、お茶をいれて、手紙を書いたりします。雨が上がったらシーサワンウォン通をぶらぶらして、観光客やお店に注意を向けたりします。 夕暮れからは夜店がでて、モン族の少女の店を覗いたりします。