タイ鉄道でハジャイからバターワースまでの切符を購入

近距離乗車券は現地発券のみ

タイ国鉄では近距離乗車券は原則として現地で当日発券のみです。
しかもこの場合、座席の指定が受けられないこともあります。(バンコク近郊区間の場合のみ)

ハジャイからバターワースまでの切符というと、寝台特急第35列車の切符だと思いますが、まあハジャイからバターワースまでって200kmぐらいありますよね？ でも、この列車の発券業務に関して、タイ国鉄が負っている区間はハジャイからパダンブサールまでのタイ領内だけです。しかも、この列車は公式にはパダンブサールまでの運行ということになっていて、マレーシア領内の運行についてはマレー鉄道に丸投げされています。
ていうか、パッタルンからバターワスまでで781バーツって、どんだけボッタクられてるんですか？！
マレー鉄道運行のバターワース発KLセントラル行きの「ランカウィ急行」の2等寝台下段でも580バーツですよ！
まあ仕組みはわかるんですけどね。タイ国鉄運行列車の場合、マレー鉄道内の運賃と寝台料金とエアコン料金がリセットされた上で加算されるため、結局基本料金分を重複して徴収される形になる訳です。
これがマレー鉄道運行列車の場合、タイ国鉄区間内の走行距離が短く、なおかつタイ国鉄区間内では寝台を使用しない(タイ国鉄職員にマレー鉄道の寝台操作をする権限がない)ため、寝台料金が発生せず、なおかつ運賃･急行料金がタイ国鉄の算定規準では最低限の廉価に留まるため、実質マレー鉄道内の料金プラスアルファでハジャイから越境してKLまで行ける訳です。
もちろん、ハジャイからパダンブサール経由でアロースターやペナンまで行く乗り合いバンは頻繁に運行されていますし、運賃もよっぽど安いです。

ハジャイ発のtrainno21ならネットで購入できます。

マレーシアKTMのサイトで。寝台ファースト上段５４RM、下段６３RM、寝台セカンド上段２９RM、下段３５RM。
16:00発、22:28到着予定です。