オランダ(アムステルダム)の食事

アムステルダムはかっての海洋王国の首都、いまの国際都市だけあって、いろいろおいしい食べ物があります。

私が気に入って通うのは東アフリカ(エリトリア)料理の食堂Eet Kunst Asmara。ワーテルロー広場の近所、ユダヤ歴史美術館のほぼ隣にあります(コカコーラの看板が目印)。シチュウのような煮込み料理をエリトリアの穀物でつくったクレープでつつんで食べます。

どなたかがおっしゃるパンケーキというのはオランダ語ではパネクークpannenkoek。オランダの名物料理です。甘いものが好みならポッフェルチェpoffertje。一見たこ焼と見間違えますが、パネクークの生地をボール状の穴のあいた鉄板(?)で焼いたお菓子です。
植民地時代のインドネシアでオランダ人植民者のぜいたくだったレイスターフェルrijsttafelは少し値が張りますが一度食べてみる価値はあるかもしれません。ブローチェbroodjeというのは小ぶりのパンですが、それにチーズやハム、レバー、サラミ、カレーソースあえの鶏肉などいろいろな具を注文してはさんでもらいます。薄切りのパンにバターを塗ってハムと目玉焼きをのせたアイツマイターuitsmijter(お皿にのせてあってナイフ、フォークで食べます)やえんどう豆の濃厚なスープ、エルウテスプerwtensoep、ジャガイモ、ニンジン、ベーコンなどを煮込んでつぶしたスタムポットstamppotも素朴ですがオランダならではの料理です。

おやつにはポテトフライ、フリーテfrieten/frietsや、春巻きルンピヤloempja、街角の魚スタンドで売っているハーリングharingもお忘れなく。