怖いのはロストバゲッジとエアフラの遅延あるいはストでしょう

　つばさmamaさん、どうも。

　パリ→ワルシャワ→クラクフで当日着ですか。

　となると、乗継が2回で乗継時間も1時間半から2時間くらいしかないので、一番気をつけなければならないのは遅延して乗り継げない場合や、あるいはつばさmamaさん達が空港走って乗り継げたとしても、荷物が乗り継げなくてロストバゲッジという場合でしょうね。特にエールフランスは前にも書いたとおりストによるフライトキャンセルや遅延が多い上に、そういうトラブル時の対応がよくないので(自分の周りやネット上の話でも評判がよろしくない）、その可能性は十分予想して対応してください。
　自分もフランスワールドカップを見に行く直前に、エアフラがストの可能性があってパリからトゥールーズに飛ぶフライトが飛ばないのではないかという噂が流れてヒヤヒヤしたことがありました（結局ストは中止になったので実害はなかったけど(笑)）。

　つまり

・ビジネスクラス使用のようですから、必ず関空のカウンターでビジネスクラスの特権でもある'Priority'<優先>のタグをつけてもらう。こうすれば多少は空港の荷物を運ぶ人のハンドリングが早くなります。
・ロストバゲッジしても大丈夫なように１泊分の荷物を機内に手荷物として持ち込む。
・関空で荷物タグを必ず確認して、最終目的地がクラクフ<KRK>になっているかどうか確認する。自分の目で必ず確認してください。タグはKIX→CDG→WAW→KRKとなっているはず。それと関空のカウンターで「今日の最終目的地はポーランドのクラクフです」と申し出ることを忘れないように。
・ネームタグもつけておく。

　もしかしたらエアフラのチケットの欧州域内無料フライトの中にLOTのワルシャワ→クラクフ間の片道フライトまで含まれたり、あるいは安い運賃で一緒に発券できる（「切り込む」とか「アドオン」と言います）こともあるので、その辺はエアフラの発券元に条件を聞いてみてください。もしかしたら(かなり可能性は低いですが）、復路のクラクフ→パリも無料あるいは安く手配できるかもしれません。そうすればLCCの手配と費用が浮きます。

　それが無理ならば上記でご紹介したLOTのサイトからご自分で探して予約するしかないですね。その際も乗継時間の余裕を十分取ってください。またこの際もエアフランスの発券元にかならず連絡を入れて「ワルシャワ以降に同日で乗継がありますから乗継の情報をエアフラの方に流しておいてください」ということを絶対忘れないでください。これがないとマジで遅れた際の乗り継ぎの後続便への振り替えやクラクフまでのスルーチェックインができなくなる可能性がありますゆえ、ご注意ください。

　いずれにせよ、エアフラの発券元に自己手配の航空便の情報をきちんと流しておいた方が良いと思います(普通は相談に乗ってくれると思うけど^^;）。

　それからLCCについてですが、ちょっと補足。

　EasyJetはクラクフ（KRK）→パリ/シャルル・ド・ゴール空港（CDG)のフライトなので、両空港への移動はそんなに大変でもないのですが、WizzAirの場合、ポーランド側の出発空港が近隣都市カトビッツェ(Katwice/KTW)、パリの到着空港が上記でご紹介したとおり80キロ北にあるボーヴェ空港（Beauvais/BVA)で、いずれも市街地から1時間半くらい(リムジンバス）、料金で1300円から2500円くらいかかるので、そのあたりも注意してください。料金的にはEasyJetが現段階で夏の運賃を探すとちょっとWizzAirに比べて高いのですが、空港へのアクセスの料金と時間を考えると、むしろ同じくらいなのかなということにもなるので。
　わかりやすくいえば、EasyJetが伊丹→羽田、WizzAirが関空→成田といった感じでしょうかね(笑)。値段は後者の方が安いって感じです^^;。

　LCCは料金決済画面まではいくらでも試せますので、いろいろ安い料金とスケジュールを考えながらためしてください。

　SNCF（フランス国鉄）はWeb発券をしたことがある関係で、今もプロモーションのメールが来て「パリ→ジュネーブ間冬のスキーフェアで22ユーロ！」などという刺激的な料金が来て困っています(笑)。パリ・ミュンヘンを昨年の9月に乗った際は早割り類似のチケットで69ユーロでした。6時間TGVに乗ってちょうどかつての東京・博多間新幹線みたいでしたが、新幹線に比べるとめちゃ安かったですね。

　ではでは(^^)/~~~