雨期のウユニ塩湖に行き、昨日帰ってきました。

はじめまして。こちら地球の歩き方でブエノスアイレス特派員をしておりますbonitaと申します。
1月25日〜31日の日程で、ブエノスアイレス→ラ・パス→オルーロ→ウユニ→オルーロ→ラ・パス の日程で旅をしました。

アルゼンチン国内(イグアスの滝)など、空路利用でしたら問題ありません。
ちなみに、イグアスの滝については、旅レポを掲載しておりますので下記サイトをご覧下さい。
http://blog.arukikata.co.jp/tokuhain/buenos_aires/2009/11/post_47.html

さて、問題のボリビア国内の移動ですが、他の方が書いておられるように、
ラ・パスからオルーロまでのバスでの移動は特に問題ありませんが、
オルーロからウユニまでのバスは避けたほうがいいと思われます。

実は、私は、オルーロからウユニまでは列車で行くつもりでした。
しかし、オルーロの駅に到着してみたら列車の切符が取れず、
結局ウユニまでバスで行くことになりました。これが本当に大変だった!

まず、オルーロからウユニまでのバスは、夜間出発となります。
「地球の歩き方」には、所要時間10時間と書かれていますが、私の場合13時間もかかりました。
さらに、オルーロまではいいとして、その先はかなりの悪路になるので、
地震のように揺れに揺れ、胃の中がくちゃくちゃになるような思いがしました。
しかも、トイレ休憩はあるけれどトイレはない。
道ばたで用を足さなくてはなりません。その点、列車なら心配はないのです。
さらに、雨期のため道がさらに悪く、何度も停車して泥にハマらないように
ゆっくりとハンドルをさばいていました。これが運悪くハマってしまうバスもあるようで、
ホテルで出会ったアメリカ人は、助けてもらうまでの5時間ほど、バスは立ち往生したままだったそうです。

ですから、オルーロからウユニ間の移動は、バスではなく列車を強くおすすめします・・・

その列車ですが、ホームページではメールで事前予約が出来るようなことを書いていますが、
実際にメールを出してみると、「前日までに駅に行って金を払え」という内容の返事が返ってきました。
そこで、当日の朝オルーロに到着し切符を買おうとしたら・・・もう売り切れて乗れなかったわけです。
ウユニからオルーロまでの切符(つまり復路)をオルーロで購入しようとしたら、
ウユニ発の切符はウユニの駅でしか購入できないと言われ結局購入できませんでした。
だから、バスでさんざんな目に遭いながらウユニに到着し、
その足でウユニの駅に行き、朝8時頃から並び、朝10時の事務所オープンとともに番号札をもらいました。
その場で、「オルーロ行きの列車は、残席が25席」と言われ、ハラハラしながら自分の番がくるのを待っていました。
週に4便しかない上、地元の人も列車に乗りたがるため、切符を取るのはかなり骨がおれます。

そのため、もし列車での移動をお考えであれば、
ウユニやラ・パス、オルーロで宿泊するホテルに、少なくとも1週間前までには、
切符の手配を依頼して下さい。
私が駅で並んでいたときも、ホテル関係者が何人もいました。
彼らは、宿泊客のパスポートのコピーを持っており、朝早くから並んでいました。
ホテルに依頼できない時は、現地旅行会社(ラパス市内の旅行会社でも可能)に依頼し、
とにかく事前に切符を確保することをおすすめします。

ウユニ塩湖へのツアーについてですが、
駅の目の前の通りにかなりの数の旅行会社があります。
それらの旅行会社が似たりよったりのプランでツアーを行っているわけですが、
決して言い値ではお金を払わないで下さい。
特に、歩き方に掲載されている「日本人が最もよく利用する」ツアー会社は、
他の会社の2倍以上の料金でした。
そのため、「他の会社では○○ドルだった」と言ったら、
その金額でツアーを組んでくれました。
私たちは、その下がった金額を持って、
隣の旅行会社へ行き、さらに値切ってツアーを組みました。



また、高山病についてですが、
私の連れはラ・パスの空港に到着した瞬間からめまいを訴え、
1週間の旅行期間中ずっと体調がすぐれないようでした。
ラ・パス市内で高山病の薬を購入しずっと飲んでいましたが、
あまり効果はなかったようです。
私の場合は、その人ほどひどくはありませんでしたが、
到着したその日は何だか息苦しくて眠りにくかったです。
また、3日目に奥歯がとても痛くなったので、
私も高山病の薬を飲みました。
歯の治療のため銀をかぶせているのですが、
そういう歯が痛むことが多いと聞きました。


今回のボリビア・ウユニの旅は、
こちら「地球の歩き方/ブエノスアイレス特派員ブログ」にて
記事を掲載する予定です。もしよろしければご覧下さい。

長々と失礼しました。よい旅行となりますように!

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