確かに、挨拶はイタリア語が良いです。 なるべく、現地の言葉をという心がけも素晴らしいと思います。 問題は、挨拶以上をイタリア語で話しかけるとイタリア語が出来ると思われ、イタリア語のマシンガントークが始まってしまうということなんです。何故かイタリア人はみんな早口で、口数が多いです(涙) 日本人なら、いかにも外人という風体のひとが日本語で話しかけてきたとしても、完璧に日本語ができる前提では返事をしないし、無意識に話をしながらも相手は理解できているかしらと気遣いながらしゃべりますが、どうもイタリア人にはそういう部分が欠如している人がほとんどです。 私がイタリアを旅行していて不思議なのが、どう見ても東洋人の私に道を尋ねてきたり、足の悪いお年寄りが売店でバスの切符を買って来てと頼んできたり、いかにもの外国人を目の前にしながら世の中にイタリア語をしゃべれない人がいるという発想はないんだろうか...ということ。 お陰さまで、non Capisco.と Non parlo bene l'italiano.はすぐに覚えました。 英語のExcuse me. 日本語だったら「すみません」に相当するイタリア語はScusi か Mi scusi. それをもう少し丁寧な言い方をする場合は、似たような意味の単語を二つ続けたSenta,Scusi. これくらいで良いと思いますよ。 逆にそれ以上はせいぜい Posso inglese ? くらいにとどめておく方が無難というのが、 何年もイタリア語を勉強している割にはちっとも旅行会話以上に上達しない私の実感です。 でも、私だけじゃなく、今回書き込みされている皆さん、実体験からイタリア人気質を知った上で心配されての書き込みだと思いますよ。