音を立てて食べるのは日本の文化

そばを食べる時はもちろん、他の麺類を食べる時、おたまでスープを飲むとき、味噌汁を飲むとき、全てズズッが許されているんですよね。だからイタリアンを食べる時も器用にスパゲッティをフォークで巻いたにも関わらず、思わず口元でズズッとやってしまう。スープを最初のうちはスプーンですくっていても途中から皿に口をつけて直接ズズッと飲んでしまう。

やはりこれは洋食の時にやってはいけないという教えがないからだと思います。給食で教えるというのはいいアイデアというか、何で今までされていないのか不思議なくらいです。

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3件のコメント

  • ズズッは日本でもお行儀は良くない気がしますが・・・

    Lacatus Marius さん

    うーん「音を立てて食べるのは日本の文化・・」はちょっと無理があるのではないでしょうか。

    お蕎麦はもともとは屋台の立ち食いです。江戸の職人さんの小腹を満たす食べ物ですから、ささっと食べるのが本来で、パッと食べてパッと立ち去る・・ために勢い良く食べる、いえススル、噛むなんてのは粋じゃねえ・・というこれはこれで別の文化体系?と考えますがいかがでしょう。

    また蕎麦はある意味香り・・の食べ物ですすることで余計にその香りと食感がます不思議な食べ物です。

    でも基本的には本来の正餐には登場しないはずのもの。 うどんものんびり食べていると伸びますのでこれも手早く掻っ込む・・つまりお行儀以前のファーストフードです。 ですから チャントした料理膳で出てくるソーメンの入った吸い物椀やウーメン(温麺)などは ズズッとやってはいけないものです。

    食事の際 むやみに音を立てるのはもちろん日本料理でも原則的に厳禁のはずです。

    ですから やっぱり「音を立てて食べるのは日本の文化・・」は<異議あり!>です。

    つまり お蕎麦やラーメン、うどんはテーブルマナーを云々する場には登場しないお料理?ではないのです。

    もっとも 私はお蕎麦やうどんを音を立てて啜る食べ方については、面白がる異人さんにはこう説明しています。

    「日本人の感性は何事も味わうことにあります。五感を研ぎ澄ませて全身で味わうのが日本流。だから お蕎麦の香りと漬け汁のカツオ節の香りが瞬間的に混ざる一瞬を嗅覚で味わい、その一瞬を耳でも味わう。この料理はうまり瞬間のものだと・・」 まあ 勝手なコジツケですが<音をたてて食べるのがとんでもない無作法だ>と決め付けるかれらを煙に巻くには結構効果があります。

    さらに本来は職人さんの食べ物で急いで食べるのがルールだったと付け加えています。

    前にも書き込みましたが、幕末の咸臨丸でアメリカにわたった使節団のサムライたちの小笠原流(たしか代表は小笠原XXだったはず?です)はサンフランシスコでも、その後のワシントンでも紳士の華と喧伝されたはずです。 つまり 他人に不快感を与えないという共通のルールがあれば多少の行き違いは充分理解されると言うことです。 もちろん 小笠原流礼儀作法(実際のは存じませんが)でも食事中の音出しは基本的にはダメなはずです。

    もう一つムダ話です。 明治になっていい加減時が過ぎた頃、新橋(本当は柳橋)の料亭に小笠原公爵(子爵?)一行の予約が入ったのだそうです。 礼儀作法の家元とあっては芸者衆、中居、女将ほか一同極度の緊張のうちに無事宴果てて何事も無くお帰りとなりました。 ホッとした一同が なんだ、特に変ったことはないんじゃあないかい・・といいながら後片付けに入ったところ、お客様の使った箸が申し合わせたように先のほう一寸(3センチ少々)だけが汚れているだけ。召し上がった後の皿、椀の乱れの無さ・・。

    気が付いた一同ヤッパリと愕然とした・・というオハナシです。

    ホントかどうかは別としてホンモノのマナーは<こうするべき>ものではなくて<こうあるべき>心構えから自然に出てくるものなのかもしれません。

    まあ そんな境地はとても私の及ぶところではありませんが他人への気配りを基本に自然体に振舞うことができたらそれで良い・・と思っています。 

    駄言御免ください。 

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    10/01/30 11:43

    周辺に音を立てる人多くてね

    20代後半知人 歯が悪いのか遠慮がないのかガチガチカタカタ
    近所の爺さん ずるずるくちゃくちゃ
    居酒屋で時々会うおにいさん チュバチュバシーシー
    注意したことない勝手に嫌われてくれ

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  • 10/01/30 00:32

    Re: 音を立てて食べるのは日本の文化

    だと思っていますがこの頃蕎麦でもうどんでも静かに食べる人が多くなって
    私は嫌いです。せいぜい盛大に音を立ててさっさと食べて欲しいものです。

    ただ歳を召した方に多いと思いますが(失礼)、スープを味噌汁のように飲まれるのは
    ご遠慮願いたいものです。或いは強い香水なども嫌いです。音や匂いは避けられませんから。
    その意味で肘をついて食べようが片手でフォークを扱おうが瑣末な事のように
    思っています。不快なら見なければいいのですから。

    それから食事のマナーを給食で教えるというのはどうでしょう。子供のしつけは
    親が責任を持ちたいものです。

    基本は他人に不快な思いをさせないこと、その伝で西洋でも東洋でも、もちろんこの国でも
    やってます。まあ人によって快不快はそれぞれでしょうが。

    勝手に述べさせてもらいましたがこれは私の個人的趣味?ですから正当であるとは言いません。


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    もちろん家で教えられればそれに越した事はないのですが

    それは無理だと思います。何故かというと、99%の日本の親は洋食であろうがなかろうが、ズズッをマナー違反だと思っていないからです。それが食文化なので当然と言えば当然でしょう。そこでカリキュラム化するなどして給食で教えるのは一案かと思ったわけです。

    しかしこれが実現していないのには実は理由があるのです。ズズッは舌の感覚と共に日本人の味覚の一部になっているため、洋食を食べる際に日本人がこれをしないと味覚の低下、果てには洋食レストランの顧客数減少につながります。このため日本洋食協会が農林省経由で圧力をかけ、文部省のカリキュラム化に反対して却下されたからです。
    (ホンマか)

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  • 10/01/29 23:54

    Re: 音を立てて食べるのは日本の文化

    Lacatus Marius さん レスありがとうございます。

    食事も文化なのですから、郷に入り手は郷に従えを覚えて欲しいものです。

    私は歴史・文化世界遺産が好きでそれなりに見てきましたが、何時も背景を調べてから見に行っていました。

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