スペインの闘牛について

来季の興行スケジュールはまだ発表されていません

観戦人口は減少の傾向にありますが、スペインで闘牛はまだやっていますよ。

ただ、闘牛シーズンは毎年３月から１０月迄で、来季のプログラムは現在まだ発表されていません。
オフシーズンの今は闘牛士は中南米で興行しています。
また、スペインで毎週興行が行われているのはマドリッドぐらいで、他の都市では特別な祭事や催しの時のみで、開催日数はかなり少ないです。

グラナダは６月のキリスト聖体祭興行に行った事がありますが、日陰席上層からは正面遠くに頂上が美しく冠雪したシエラネヴァダ山脈が見えました。
残念ながらグラナダでも闘牛興行は滅多に開催されません。

アンダルシアなら８月はカディス近くのエル.プエルタ.デ.サンタマリアで開催されますが、観光のついでに行くには主な観光都市から離れているし、チケットの入手がし易いかどうかはちょっとわかりません。

それ以外は観光客向けの闘牛興行がマラガ等の観光地で開催されていると思います。
これは夏前にならないと詳細は確認できないでしょう。

マドリッドは８月でも毎週日曜午後遅くから闘牛は開催されています。
但し、８月１５日の聖母被昇天祭の催し以外はNovilladaという若い牡牛を使っての見習い闘牛士による興行となります。

個人的な意見ですが、闘牛は闘牛自体はもちろんですが、闘牛ファンを観察するのも楽しみのひとつです。
皆それぞれウンチクがあり、よく話しかけられたり、親切に説明してくれたり、持ち寄りの食べ物のお裾分けをもらったりします。

でもこういった闘牛ファンは、マドリッドならサンイシドロ祭か秋のフェリア、地方都市なら祭事の特別興行でないと大勢詰めかけません。

８月はマドリッド市民はマドリッドを離れてしまうことが多いので、Novilladaに行くと観光客が多いと思います。
観客も少ないし、有名闘牛士が出場することもないので、チケットは当日闘牛場の窓口で買えるでしょう。
闘牛場につきもののダフ屋から買う必要は全くありません。

Novilladaだと見習い闘牛士のスキルが物足りないことも多いですが、それでも素晴らしい闘牛がされることもあります。

日程はもっと日が迫ってから下記のサイトでチェックできます。

http://www.las-ventas.com/　　　マドリッド、ラスベンタス闘牛場のサイト

http://www.mundotoro.com/carteles-taurinos/　エルムンドトロ　闘牛サイト　

アンダルシアの観光客向け闘牛興行は闘牛場のある各都市の観光局に問い合わせてみてください。