No.42183 木製エスカレーター (前トピnackyさん発言を移植) FAIRYさん、こんにちは。 Notting Hill Gateの件はどちらのサイトで調べられましたか。もしよければウェブアドレスを教えてください。 僕が知っているの木製エスカレーターがある駅は以下の4駅です(2年前の情報)。他にも探せばあるかもしれません。 Notting Hill Gate(Central Line, Zone1) 改札口からEastboundのホームに行く途中にありました(下りのみ)。ただエスカレーターとしての役目は終え、階段として使用されていました(動いているのを見たことがない)。 Marylebone(Bakerloo Line, Zone1) 改札口からホームに行く途中にありました(両方向)。状態は良好だったので今でも現役で使用されているかもしれません。 Gants Hill(Central Line, Zone4) Central LineはDavid Beckhamの出身地でもあるLeytonstoneで2方向に分岐しますが、この駅はHainault支線にあります。現在その形跡は全くありませんが、開業前の数年間(第2次世界大戦中)は地下軍事工場として使われていました。 改札口とホームを結ぶ3基のエスカレータのうち1基が木製です。 Greenford(Central Line, Zone4) Zone4でもGants Hillとは方角が逆(Wset Ruislip方面)になります。 この駅の近くに住んでいた友人に聞いただけで、実際に行ったことがないので詳細は分かりません。 エスカレーター以外の話はまた別の機会にします。
Re: No.42183 木製エスカレーター の結果報告です。 doubletreeさん移植手術ありがとうございました。お蔭様で生き延びているFAIRYです。 nackyさん貴重な情報をありがとうございました。 実は朝からPortobelloに出動していて帰宅したのが夕方で、トピを広げたらあら情報が! 大急ぎでメモしてまた地下鉄へ飛び乗りました。 結論です。 木製エレベーターはゾーン1では現在消滅しています。 では詳細を 現在Maryleboneのエスカレーターは木製ではありません。 駅員のMr.Been(すっごく似ていたので勝手に付けた名前です)に聞いた所、「2年前の秋に工事をして今はNewさ」との事でした。 が乗り心地は10年前?というガタガタでした。 よく見るとあの無機質な新型エスカレーターの壁の上の黒い手摺の下2インチくらいの所に金色に光る線を発見。金色というか銅が磨かれたような鈍く光る金色です。中腰になって見るとちょっとボコボコでした。 私はこれもまた勝手に「ああ、木製エスカレーターの名残なのね」と感慨に咽びました。残念な事に上下とも交換済みでした。中央の階段も石です。ちなみにエスカレーターはOTIS社のものだそうです。 それから慌ててもう一度Notting Hill Gateへ。 いつもは地上を走ってPortbelloへ行くのですが今日は地下鉄で行って私はエスカレーターしか乗らずガッカリしてしまい、真ん中の階段を見ていなかったので確かめに行ったのです。 でもまたガッカリ 中央の階段は木製のエスカレーターではなく石でした。Maryleboneでみた金色の痕跡さえみあたりませんでした。 もしかしてこの階段じゃないかもしれないと あちこち行ったのですが、木製エスカレーターはすでに存在していませんでした。 3年前にはBathnal Greenも木製だっととの他のルートの情報で朝そちらへも行ったのですが、しっかり同じエスカレーターになっていました。 今日は4ポンド70の一日券で Notting Hill Gate →Paddington(doubletreeさんのお薦めで行って来ました。建物は歴史を感じさせるほんとに壮大な綺麗な建築ですね。中は今屋根はテントを張って工事中でした。だから何も見えない状態)→Hammersmith(私用)→Bethnal Green→一度帰宅して →Marylebone→Notting Hill Gate→帰宅。 今日の地下鉄4.70は安かったかなと。来年の2月から値上げしたってもこれくらい乗らないとと思いました。(笑) それから発見した事が二つありますので報告です。 私の発見ですので笑って&教えて下さい。 ロンドンの地下鉄の線路は 宙に浮いてるんですね? 電車の線路は枕木の上にあるものだとばかり思っていました。 そしてあの台の上と線路の下の白い陶器のようなものは何ですか? 自動のドアに何故Openのボタンがついているのですか? 私は押してみました。 Bakerloo Lineは低い音で ピンポーンとチャイムのような音。 Jubilee Lineは 小さい音でホイッスルのような ビー鳴りました。 Central Lineも同じ音でした。 nackyさんが教えてくださったゾーン4には時間の都合で行けませんでしたが、乗りかかった船ならぬ地下鉄です。時間のある時に探索またご報告いたします。
もしセントラルラインのイーストバウンド方面に行くなら FAIRYさん、ほんとフットワーク軽いですね。 私、この話題は「エレベータ」(箱の方)だとばかり思ってました。エスカレータ(階段の方)だったのですね。子供の頃に、エレベータとエスカレータを混同して以来、ずっと、この両者の扱いが、頭でぱっと切り替わらないのですよ。 ロンドン市内は土地が狭いから大きなエレベータ式が発達したのでしょうけど、最近は大江戸線がエレベータ方式使ってますね。エレベータも結構、到達早くて便利ですね。ラッセルスクエア駅が昔は木製リフトだったですが、90年代に、あの駅で二度ぐらい火事がありましたね。今は当然、新式でしょうけど。 前トピで、7月に知人を尋ねた所、駅が前とかわってなかくてノスタルジックだった話を書きましたが、うる覚えですが、あそこ、エスカレータが旧式の木製だったかも。ガタガタしてたから。そこはWansteadという駅です。セントラルラインの、ヘイノールト/ニューベリー・パーク行きに乗ります。もし、epping行きに乗ったら、レイトンかレイトンストーン(これらの良い駅だったのに、まるで様変わり)で乗り換えて下さい。でも、新式でガタガタだったらすみません。 >ロンドンの地下鉄の線路は 宙に浮いてるんですね? って、どういうこと?下駄が高いという意味? パディントン駅は、次回は是非、中を見て下さい。私が言ったのは、建物というよりは、中の柱と、電車が出入りする所のガラス窓のメタルの装飾なんです。駅舎自体がすごいとおもったNO.1は、キングスクロス/セントパンクラス駅だなあ。あそこも大火事で、中は大改造なんだろうけど、さすがに外壁は残ってますよね?
パリの木製エスカレーター パリのメトロにも木製エスカレーターがあるそうです。 モットピケブルネル他 まだ健在なのでしょうか。
宙に浮いた線路 FAIRYさん、こんにちわ。 >ロンドンの地下鉄の線路は 宙に浮いてるんですね? >電車の線路は枕木の上にあるものだとばかり思っていました。 >そしてあの台の上と線路の下の白い陶器のようなものは何ですか? おそらく、集電用のレールの事を言われているのでしょう。 JRの電車は空中に張り巡らせた架線から電気を電車に供給集電しますが、空間が狭い地下鉄などではレールの横に、レールのような集電レール(サードレール)から電気をもらう方式が多いです。 そのレールは高電圧がかかっているるので、地面から浮かさないと漏電してしまいます。 そのため絶縁性能がよい、陶器でできたガイシ(碍子)を所々置いている訳です。 実例は・・関東方面がすぐ思いつきませんが、大阪では御堂筋線など地下鉄の多くがこの方式です。 ただ日本では普通木のカバーなどで覆うのですが、写真で見る限りイギリスでは覆っていないようですね。シカゴもそうでした。 距離は僅か数十センチですが、集電レールと線路を両手で握ると、命に危険があります。幸運にも助かっても大やけどです。 正に自己責任の世界です。
旧トピックへのレス FAIRYさん、こんにちは。 3日ぶりに掲示板を見ましたが、このトピックもなかなか盛り上がっていますね。 さて旧トピックにおけるFAIRYさんの疑問にまとめてお答えします。一度に書ききれないので何回かにわけて書くつもりです。 最も古いレスから順番に回答しているので、内容が前後する部分もありますが御了承ください。 まずDistrict Lineの現行車両はこんな感じです。その後HammersmithからMile Endまで移動されたようなので既に乗車済かもしれませんね。 http://www.railfaneurope.net/pix/gb/metro/London_Underground/emu-subsurface/mh-district-jp.jpg http://www.railfaneurope.net/pix/gb/metro/London_Underground/emu-subsurface/LU_District_1.jpg 次に地下鉄のCroydon延伸ですが、2010年完成を目指して工事が続けられています。Croydonの住民は現在Brixton終点のVictoria LineかElephant & Castle終点のBakerloo Lineの延伸を望んでいるかも知れませんが、実際に延伸されるのがEast London Lineです。 East London LineはLondon在住経験がある人ですらその存在を知らない人が多いマイナーな路線ですが、それもそのはず12路線あるLondonの地下鉄路線のなかで唯一Zone1に乗り入れていないのです。 したがって沿線住民でもない限りなかなか利用機会のない路線です。ちなみに現在はWhitechapel~New Cross Gate/New Crossの運行(一部時間帯を除く)ですが、延伸後はNew Cross GateからNational Railに乗り入れWest Croydon/Crystal Palaceまで運行されます。 とはいえEast London Lineで中心部へ行くにはCanada WaterやWhitechapelで他の路線に乗り換える必要があるので、今までどおりNational RailでVictoriaに出たほうが便利かもしれません。 次にPiccadilly LineのAldwich支線ですが、94年9月に廃止されました。廃止された理由はわかりません。 また旧型2階建てバス(Routemaster)が別の形で存続することになって良かったですね。Trafalgar Sq.~Tower Hillのルートは現行の15番、Royal Albert Hall~Aldwichのルートは現行の9番のルートのうち比較的観光客の利用が多い区間です。いずれも比較的最近までRoutemasterが使用されていました。 バスは数年前にクリーンエンジンに換装された比較的状態の良い車体を各ルートに5台ずつ配備するほか、予備車として6台を残すそうです(計16台)。個人的な予想ですが、予備車は主に部品調達用に使われると思われます。なぜならRoutemasterは約30年以上前に製造中止となり、新たな部品調達も困難だからです。 Routemasterの廃止理由としてバリアフリー化や人件費(車掌)の削減があげられますが、メンテナンスにかかる時間や費用の削減も大きな課題だったようです。 皆に愛され続けたRoutemasterですが、時代の波には勝てなかったようで残念です。
木製エスカレーター Maryleboneの木製エスカレーターは無くなってしまったのですか。状態が良かっただけに残念です。 Notting Hill Gateの木製エスカレーターですが両側をエスカレーターに挟まれているのではなく単独で存在していました。 改札口を入り真っ直ぐ進むと左手にCentral Lineのホームへ通じるエスカレーター(双方向)がありますが、ここは2年前の時点でも一般的なタイプで木製ではありませんでした。 このエスカレーターを降りて左手に進むとWestboundのホーム、正面にある別の下りエスカレーターを使うとEastboundのホームに出るのですが、このEastboundのホームに通じる下りエスカレーターこそが木製でした。ただ前述のようにエスカレーターをしては使われておらず階段と化していました。あちこち回っても見つけられなかったということは現在は撤去されてしまったのかもしれません。 Zone1以外では前回紹介したGants HillとGreenfordのほかにHigh Gate(Northern Line, Zone3)にも木製エスカレーターがあったようです。 話は変わりますが一つ前のレスでHammersmithからMile Endまで移動と書きましたが、Mile EndではなくBethnal Greenの間違えでした。大変失礼しました。