コロッセオの子供料金について

イタリアは奥が深い

と言うか、いい加減と言うか。
多分、後者が正しいのでしょう。

私も、
Cittadini NON Europei sotto i 18 anni.
ではじめは納得しました。
I biglietti ridotti sono disponibili solo per i Cittadini della Comunità Europea.
の後に、
I biglietti gratuiti sono disponibili perがあり、perの目的、または対象に
非EU人の18歳以下があるので。
有料なら、Cittadini NON Europei sotto i 18 anni.なんか書く必要もないし。

しかし、
COME SCEGLIERE IL BIGLIETTO CORRETTO

Biglietti a prezzo ridotto (solo cittadini dell’Unione Europea)
- tra i 18 e i 25 anni di età
これは、上の文章と矛盾しない。
問題は、
Biglietti gratuiti (solo cittadini dell’Unione Europea)
- cittadini dell’Unione Europea sotto i 6 anni di età (nessuna prenotazione)
- cittadini dell’Unione Europea sotto i 18 anni e sopra i 65 anni di età
(prenotazione obbligatoria)
ここまでもOK。
- cittadini non europei sotto i 18 anni di età (prenotazione obbligatoria)
これですね。
書いた人論理基準なのか、イタリアという国の特殊性なのか。
まず、基本原理を設定し、それに対する例外規定を盛り込む。
確かに、基本はEU人だが、18歳以下は例外ということでしょう。

今思い出しました。
最近、宿の料金でトラブルに遭いました。
内容は夕食付きのプランなのですが、
通常の解釈は、一泊に付き夕食付きですよね。
何処をどう読んでも、滞在中1回のみとは書かれていません。
しかし、夕食が付くのは何泊しようが1回だけと言い張るのです。
その時は、WEBでの表記を見せて、文句を言いました。
フロントははじめはホテル側の言い分を通しましたが、
最後はGMが出て来て、『書き方が不正確だった』と
認めました。休みの時期で、他の店は悉く閉店だったので、
それでその宿を選んだわけです。まあ、中二階付きの
スイートで、あの値段は夕食が付かなくてもかなりお得だし、
”これもイタリア”と思えば諦めも付きます。

ついでにおまけ。

ある予約で、番号だけを言えばOKとあったのですが、
それだけでは拒否。端末にQRコードが残っていたので、
それを読ませて切符を貰ったことがあります。

敢えて批判覚悟（日本人からではなくイタリア人からの）
で書けば、イタリア人は論理性に欠ける人種なのかも
知れません。ゲルマン語圏ではあり得ない話です。
イタリアでは、常識では考えられないことが起きても
冷静でいること。常識から逸脱した人もそうでない
人も何事もないかのように共存しているのがイタリア
と思えば、悩むこともなくなります。

結論ですが、17歳は無料でしょう。ただし事前予約必須。
この部分は質問者に対するコメント。