Re: アテネ(ギリシャ)→ブタペスト(ハンガリー)の国際夜行列車 はじめまして。 私は2006年の2月にアテネからブダダペストまで列車を乗り継いで旅行しました。 もう4年も前のことですし、私は途中下車して観光するなどしていましたので、お役に立てるかどうか分かりませんが、投稿します。 1.アテネからブタペストまでの所要時間 ・アテネからテッサロニキまで ICE50(特急) アテネ7:53発 テッサロニキ12:20着 E500 (急行) アテネ9:21発 テッサロニキ15:02着 以上、ギリシャ国鉄HP(http://www.trainose.com)より ・テッサロニキからベオグラードまで D334(急行) テッサロニキ17:05発 ベオグラード翌朝5:59着(個室寝台車・クシェット連結) なお、ギリシャとマケドニア以西との間には1時間の時差があります。 ・ベオグラードからブダペストまで IC344(特急) ベオグラード7:20発 ブダペスト14:55着(食堂車連結) D342 (急行) ベオグラード10:00発 ブダペスト18:04着 以上、ドイツ国鉄HP(http://www.bahn.de)より
Re: アテネ(ギリシャ)→ブタペスト(ハンガリー)の国際夜行列車(続き) 2.列車の予約 上記のすべての列車について必要です。 夜行列車については、女性の一人旅なら特に、個室寝台のシングルユースをお勧めします。東欧なら寝台料金もさほど高くはありませんし(私が乗車したギリシャの国内寝台列車のシングルが約30ユーロでした)。 クシェットは安いですが、4人または6人の相部屋(多くの国で男女区別なし)となるため、治安上の問題があるほか、精神的にも疲労が大きいと思います。 個室寝台を頼んだ場合でも、シングルユースと念押しした方が無難です。私はブルガリアで寝台券を購入した際に確認を怠り、個室寝台の3人相部屋扱いになりました(幸い、同室の人はいませんでしたが)。 なお、国によっては寝台車の予約は前日までに済ませる必要があるようです。空室があれば、当日列車の車掌から寝台券を購入することもできるようですが。 私はこのことを知らなかったために、ルーマニア・ハンガリー間で夜行列車の寝台を確保できず、6人掛け2等コンパートメント座席(室内満席)で11時間座りっぱなしを体験しました。 3.鉄道のサイト ギリシャ国鉄には上記のHPがありますが、英語サイトはあるものの時刻表の駅名検索がギリシャ語アルファベットのみという致命的に分かりにくい代物で、ネット予約もできないものと思われます。 セルビア国鉄HP(http://www.serbianrailways.com)にはEチケットのコーナーがありますが、何度試しても繋がらず。 ハンガリー国鉄HP(http://www.mav-start.hu/)にはネット予約サービスがありますが、国際列車の予約が可能かどうかは分かりません。。 ドイツ国鉄HPは時刻検索に限ればとんでもなく便利なのですが、国外の列車予約まではできないようです。 4.窓口での英語の可否 私が旅行したときは、少なくともアテネ・テッサロニキ両駅では英語でのやりとりが可能でした。 ブルガリア・ルーマニア経由で旅行したため、ベオグラードのことは分かりませんが、仮にも首都で国際列車の発着する中央駅であれば、英語のできる係員が一人もいないということはないと思います。 なお、欧州の列車は遅れることも少なからずあります。特に、テッサロニキ以北では2月はかなり寒く、大雪による大幅な遅延の可能性も考慮すべきでしょう。 2006年2月に私が旅行したときは、幸いにもひどい遅れには遭遇しませんでしたが、ルーマニアで吹雪に遭って駅からホテルまで難渋した記憶があります。当時、ブダペストも雪景色でした。 既に指摘された人もいらっしゃいますが、空路の利用も検討されてはいかがでしょうか。 なんだか脅すようなことをいろいろと書いてしまいましたが、欧州の列車の旅は実に楽しいものです。 日本では絶滅寸前の寝台車や食堂車もまだまだ現役ですし、東欧では列車内での入国審査という珍しい経験もできます(最初はかなり怖いですが)。 トラブルの可能性を理解されたうえで、楽しんでいらしてください。
Re:簡潔で適切なアドバイス ですね。 私はこの路線は断続的にスコピエ→ベオグラード。ベオグラード⇔ブタペストだけですけど、「初心者C」さんのアドヴァイス通りだと思います。 テッサロニキ⇔スコピエの20年以上前の大冒険旅行談をまた、みどりの大先生とやらが貼り付けてご迷惑をお掛けしないかとヒヤヒヤしてます(涙)