レポート

11月の邦人被害

公開日 : 2013年12月04日
最終更新 :

在スペイン日本大使館発表の11月の邦人被害例です。ご参考ください。

(マドリード)
11月2日(土):スリ
 正午頃、女性旅行者が、バラハス空港に到着後、荷物を受け取りバス乗り場へ移動中、気づかない間に肩掛け鞄を開けられ、旅券等の入った小物入れをすられた。

11月6日(水):スリ
 午後7時頃、旅行者夫婦が、プリンセサ地区のデパートで買物中、気づかない間に、鞄から旅券等の入った財布を抜き取られた。

11月16日(土):スリ
 午前9時頃、在留邦人男性が、アトーチャ駅で、AVE乗車前の荷物検査のため、旅行者団体の後に続いて順番を待つ間、気づかない間に肩掛け鞄のファスナを開けられ、携帯電話等を抜き取られた。

11月23日(土):置き引き
 午後10時頃、女性旅行者が、フスティシア地区のレストランで飲食中、気づかない間に、足下に置いた旅券等の入った鞄を置き引きされた。

11月24日(日):置き引き
 午前7時半頃、女性旅行者が、チャマルティン地区のホテル内レストランで朝食中、気づかない間に、座席の背もたれに置いた旅券等の入った鞄を置き引きされた。

11月26日(火):置き引き
 午後12時頃、旅行者4人家族が、アトーチャ駅付近のファーストフード店で飲食中、2人がゴミを捨てるため離席している間(席に残った2人は読書中)に、座席付近に置いた旅券等の入った鞄を置き引きされた。

【10月追加分】
10月30日(水):置き引き
 午後6時頃、在留邦人女性が、サラマンカ地区の喫茶店で飲食中、テーブルを移動させるため一瞬床の上に置いた鞄を、女3人組に置き引きされた。

(ブルゴス)
11月2日(土):車上狙い
 正午頃、旅行者夫婦が、高速道路のサービスエリアで休憩中、駐車していたレンタカーの窓ガラスを割られ、車内から旅券等の入った鞄を盗まれた。

(マラガ)
11月5日(火):窃盗
 午前11時から午後8時の間、女性旅行者が、ホステルの相部屋内の個人用ロッカー内にスーツケースを置いて外出したところ、ロッカーの鍵を開錠され、スーツケースを壊されて、現金やノートパソコン等を盗まれた。

(マルベージャ)
11月18日(月):車上狙い
 午後7時頃、男性旅行者が、スーパーマーケット前の路上に車を駐車し、数分間買物をしていたところ、車の窓ガラスを割られ、助手席にショッピンクバッグで覆い隠して置いてあった旅券等の入った鞄を盗まれた。

  • いいね! 0
  • コメント 3件

3件のコメント

  • Re: メキシコの邦人被害も同じような被害。

    メキシコでも法人被害情報が送られてきますが、こちらは3ヶ月に一度の割り。被害も同じような質のもので、3ヶ月で20件くらいです。
    その半分くらいは、知らない間にスリにあっていた、で、わたしから言わせると、知らない間にすられたのではなく、落としていたと推測しています。まさかと思われますが、従弟が来た時、バスの切符をカードで買って、切符片手にバス乗り場に歩いていると後ろからつけられている感じ。相手にしないと少し早足で歩くと、向こうも早足で追いつかれ肩をたたかれ、ドキッ。
    振り向いたら、「さっき財布を落としていましたよ」と、カード・現金の入った財布が、無事に従弟に戻ってきました。
    バッグを切られてスラれたは、やられた可能性は大ですが、気がついたらスラれていたは、ほとんどは自分の不注意で落としてしまったと解釈です。

    それから、車上狙い。日本の大都会では、車の座席にハンドバッグなど置いたまま、ロックもせずに路上駐車が当たり前なんでしょうか? それに、パスポートなど持ち歩くのは、旧共産・社会主義国家くらいと、国境越えのときくらいなのに、意外と皆さん、持ち歩いているようですね。

    被害のほとんどは、日本と同じ程度の注意をしていれば、防げるようなものばかりです。どうでもいいようなことに神経尖らせ、最低限の注意のほうは怠っている、って感じです。





    • いいね! 0
    • コメント 1件

    スペインでは

    スペインでは、落としたのではなくスラれた、というケースが多いです。
    私自身もメトロなどで、よくスリを見かけます。
    南米系のスリの場合はグループで動き、各人に役割があります。ひとりが注意を惹き、もう一人がスリやすい場所へと誘導し、3人目がスーツケースを引っ張るうちに、4人目がバッグから財布を抜き取り、5人目にわたす。ここにスリ行為を第3者の視野から隠す6,7人目がいます・・・

    マドリッド地下鉄では8番、10番線に多発。つまりは空港から市の中心部へ向かう経路です。
    RENFEではアトーチャからソルが、狙いどころ。私の友達のスペイン人も気づかないうちに盗まれてしまうほど、プロフェッショナルなようです。
    バスなら Méndez Álvaro 駅で犯罪多発です。

    車上狙いは施錠されていることが殆どですが、それでも窓ガラスを割られます。
    が、車内の見えるところに荷物を置かないとか、ステレオなどを外すぐらいの注意をしていると、犯罪数も減るのではないかと・・・・・。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • レポートありがとうございます。(あまりにも不用心だと思います)

    90%が不注意による被害です。
    あまりにも不用心だと思います。

    物を置いたらいつも神経を配っているということを周囲に知らせることが大切です。
    足が届く所なら足で押えておく、足を載せておく、紐で繋いでおくくらいのこと
    が必要です。

    このような被害にあうのは日本人の平和ボケから来るもの、なんとか緊張感を
    取り戻さねば被害は増え続けるでしょう。
    お互い頑張りましょう!

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    実例ほど

    旅の安全対策には、実例ほど効果的なものはないという考えから、時々掲載しているんですが。

    日本って犯罪も少なく素晴らしい国ですが、海外ではメンタリティーを変えないと。
    私の場合日本に戻るとホッとすると言うより、反対にスペインでの危機管理から逸脱できず、いつもハラハラしています(苦笑)。

    防ぎようのない犯罪ならともかく、置き引きとか 知らないうちに・・・ というのだけは避けたいですね。大半の軽犯罪は、適度な緊張感と注意力でかなり防げる、と思っています。

    愛の旅人さんもよいご旅行を続けてくださいね!

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 13/12/04 07:57

    被害者には悪いが、今どき・・・

    ”どうぞ持って行ってくだい”言っている
    ようなことをする人が居るのですね。
    これが驚き。

    荷物からは決して目を離すな、車の中に
    ものを置くな、ってスペインでの鉄則の
    はずなのに。

    日本での評判に恐れおののき、少し
    (日本ではないという認識をきちんとしていれば
    済む程度)の注意で良いのにも拘わらず、
    繁華街のホテルまで5分程度でも”歩けるか”と
    質問が絶えない一方で、現実には、このようなことが
    日常行われているのですね。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    確かに

    この掲示板で定期的に被害情報を提供していても、すぺての日本人に読んでいただけるわけでもなく・・・

    最近の状況がわからないのですが、今でもやはり日本はかなり安全で平和な国のひとつですよね、きっと。
    これに慣れてしまうと、旅行中いくら注意していてもスキがでてしまうのでしょう。
    とはいえ、驚くほど危機感のない人たちもいて・・・ 被害例のない月があるとうれしいんですが。

    • いいね! 0
    • コメント 0件