金を掛ければイタリア料理はうまい のでは? ローマやヴェネチアなどは、相当覚悟しないと真っ当な料理に出会えません。 安い店は食材と人件費を抑えています。よ~く見れば、冷凍物やまがい物。 日本の感覚からしても、相当高いのが大都市。でも、それだけのことはある。 一方、田舎に行くと、大都市よりも圧倒的安く、しかも気持ちよい接客が期待できます。 イタリアは外れの少ない、数少ない国です。周囲の国、スイス、オーストリア、フランス、 スロベニアに比べれば圧倒的に美味しい。ああ、まだあった地中海で珍しく食事の不味い マルタ。 多分、行った店が悪かったのか、余程運が悪かったのでしょう。 それと、美味しいものにありつくには、それなり(相当)の努力が必要です。 何度も言いますが、私はほとんど観光をしません。朝、『今日はなにを食べるか』から 始まり、昼間店の下見。食べたいものがあるか否か、客で混んでいるか否か、さらに そのまま突入したり。店でも積極的に話します。これはかなり効果がある。 大抵、極東の島国から来た観光客がイタリア語を喋るとは思っていないので、 それだけでも待遇が違う。メニューにないものも作ってくれるし、何より 店の料理に関する説明が理解できる。 本当に美味しいのは、大抵郊外にあります。それでも、下町なら、それなりに 美味しいものに出会えます。ローマのホテルで店を聞けば、大抵は観光客向け を紹介します。そこでめげずに、踏み込むと、相手は本当に美味しい店を 出してくれます。別に意地悪している訳ではなく、観光客慣れした店でないと 客が困ると思っているからでしょう。ローマにも、そのような地元客に愛される 店があります。 虎穴に要らずんば虎児を得ずなのでは?味に拘らない人は、適当に食べるでしょうし。
僕は古代史の世界求めて 走り回る方が好きだから、食う方は適当にしときます。 イタリヤ語も、旅行用の範囲でやめてしまった。 ところで、市バスの優れもの有難うございます。 あれは役に立ちます。 また、教えてください。