レポート

ボスポラス海峡横断鉄道が開通しましたね!

公開日 : 2013年10月31日
最終更新 :

久しぶりに書き込みます。鬼まつです。

安倍首相が訪問していたのでテレビ報道等で見た方もいらっしゃると思いますが、10月29日のトルコ建国記念日に「ボスポラス海峡横断鉄道」が開通しましたね!!

着工から数えるとほぼ9年。計画から数えれば15年近くになるそうです。
実はまだ100%完成ではなく、海峡横断の4駅区間の往復運転だそうですが、来年か再来年には両サイドともに既存の国鉄路線に接続されて本当の意味での「アジアとヨーロッパ」が繋がるそうです。

少なからずもこのプロジェクトに参加していた身としては感無量です・・・。

これからイスタンブールに旅行される方がにはぜひ!乗っていただきたいですね!!
アジア側の折り返し駅である「アイリリクチェシメ駅」前には大型ショッピングセンターがありますので買い物される方には好立地ですよ!!(この駅のすぐ手前が地価から地上に出る部分ですので、アジア側に来たー!という気分に浸れるのでは?)

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6件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    13/11/01 14:04

    もしかして、トルコって土木建築マニアの聖地ですか?

    鬼まつさん みなさま こんにちは

    なんと!
    ボスポラス海峡トンネル工事に携われていたんですか!
    「地図に残る仕事」ってコピー、あれ好きなんですが、
    それでどころではない「人類史に残る仕事」ですね。
    そりゃあ感無量でしょう。開通おめでとうございます。
    ぜひ乗ってみたいです。

    岡山1さん
    わはは! (構造系)鉄ちゃんって(笑)。
    構造ヲタとか土建ヲタ(遺跡などをみると、どうしても作り方とか当時の技術的チャレンジが気になる人々)は、
    少数派なんだろうなあと思い、
    PC構造の沈埋工法かあ……、海流対策の新技術開発があったってこと?
    などといった書き込みは自重してたんですよ。
    このトピを見る限り、sattさんをはじめとしてけっこういらっしゃったんですね。
    構造鉄の物見遊山、旅行のジャンルとして”あり”ですよ。

    それで思ったのですが、もしかして、トルコは土木建築マニアの聖地ではないでしょうか?
    そもそも、製鉄を世界で初めてシステム化した土地ですし、
    灌漑工事、街道敷設、上下水道、橋、港湾整備、地下ダムや地下都市建設などなど、
    いろいろと”人類史上初挑戦技術”の跡がゴロゴロしてそうですね。
    トルコには行ったことがないもので、そういうの巡ってみたいとぼんやり妄想してしまいました。


    では、また~

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    土木と建築は異なるものです

    土木は設計者名が隠れていますが、建築は例えば「ガウディの設計」とか「エッフェルの設計」とか出るのです。

    例えば駐車場の設計は素人は分からないと思いますが、土木屋が見ると土木屋が設計したか建築屋が設計したか一目で分かります。

    土木やは外周に側溝を回して舗装で勾配をつけて、外周に排水します。

    建築やは舗装を平らに設計してあちらこちらに集水枡を作って地下で勾配を持ったビニール管で敷地外に排水します。

    だから建築やの駐車場は水溜りが出来、土木やの駐車場はサイドを引き忘れると走り出したりドアが開いて隣の車にぶつかったりします。

    成功を祈る!

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  • 旅行者の立場から言えば、ほとんど意味ないですね。

    地下トンネルで、アジアとヨーロッパを結んだということは、
    軍事的な目的があると思います。

    それはそれでいいことでしょう。

    ただ、単なる旅行者としたら、ボスポラス海峡は、船で渡った方がいいと思いますよ、

    『ボスポラス海峡を、ヨーロッパ側(エミノミュ/EMINOMU)からアジア側(ウスキュダル/USKUDAR)へ往復して、サバサンドを食べる』
    http://tabinokiokuwa.yumenogotoshi.com/asia/bosphorus.htm

    みどりのくつした

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  • 皆さんなかなか詳しいですね

    私が携わっていたのは、アジア側のアイリリクチェシメからウスクダルを抜けて沈埋トンネルにつながるシールドトンネル4km二本だけなんですが、二本掘るのに4年かかりました。
    日本では1年半で9km掘った実績もあるので、大変でした…(^^;

    普通の沈埋トンネルは地上から始めるのですが、イスタンブールは
    海底からスタートした世界でも珍しい工法なんです。
    しかも海底で沈埋にシールドをつなげるのも世界初だったんです~(^^)v
    余談でした…(^^;

    早く乗りに行きたいな~

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    13/10/31 23:32

    鬼まつ さんもすごい

    鬼まつ さん、今晩は。

    イスタンブール情報、大変ありがたかったです。

    ところで、どうやって沈埋トンネルの水を抜いたんでしょうか?
    トンネルの両側にふたをして沈めると、浮力があってうまく沈められないと思うのですが。

    橋脚を沈めるときのように上に重りを乗せたとか。

    シールドを掘るにも、岩盤がすごく硬かったと言う事ですね。

  • 沈埋(ちんまい)工法

    このニュースみてから調べて、沈埋トンネル
    という言葉を初めて知りました。
    沈めて、埋める、ので「沈・埋」。
    シールドで穴掘りするのは陸地側だけ。

    今日のニュースではちょっとトラブル(停電)
    で一部の乗客が線路上を歩いたとか。

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  • 単線のシールド2本ですね。

    画像を見ると単線2本ですね。

    そのほうが掘削土量が少ないからか安価なのでしょう。

    日本は複線1本のほうが多いですね、地下も狭いし~~~

    成功を祈る!

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    13/10/31 17:47

    海底部分は

    さすけねえ さん、こんばんは

    海底部分は、沈埋工法です。コンクリートの箱を陸上で作り、船で引っ張って目的の場所で箱を沈めて、箱同士をつなぐ。海流があるので難しいと思います。

    陸のつながっている部分は、シールド工法です。

    工事中をTVで見ました。

    海峡はフェリーのほうが情緒がある。

    Good luck.

  • 現状の西側の起点駅はどこでしょうか?

    ヨーロッパ側の駅です。
    既存の地下鉄はまだ乗り入れていないのでしょうね。

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    Re: 現状の西側の起点駅はどこでしょうか?

    ヨーロッパ側から言うと
    カズリチェシメ⇒イェニカプ⇒シルケジ⇒(ボスポラス海峡)⇒ウスクダル⇒アイリリクチェシメ
    ですね。