10月12日出国、27日帰国。
トビシリ、パトゥミ、アハルツイヘ、ギュムリ、エレバン、ヴァナゾル、トリビシ泊。
この地域は、適切なガイドブックが少ないです。
『歩き方・ロシア』:あまりに情報が少ないので、買わなかった。
『旅行人・シルクロードの国々』:10年前の本ですが、情報が意外にシャープ信頼が置ける。経年変化は仕方がない。
『ロンプラ・グルジア・アルメニア・アゼルバイジャン』:コンパクトに読みやすい情報が適切に。
『ブラド・グルジア』、および『ブラド・アルメニア』:詳細なのだが、メリハリがなく、地図が少ない。
3書共通の欠点。アルメニアの首都エレバンの複数あるバスターミナルの所在と発着目的地が出鱈目である。
おかげで、バスに乗れず、長距離をタクシーで移動。馬鹿安で助かったが。
治安:かなり良い。イタリア、フランスよりも良い。
トビリシ空港で空港タクシーのかなりが規定の運賃(25ラリ)が1台でなく、一人といったこと
(正当な運賃のタクシーに乗車)。アルメニア入国時にバス運転手がビザ代の釣り4ドルを着服したこと、
エレバンのタクシーが遠回りをして500円詐取したこと、この3点が問題だけで、すり、置き引き、
ひったくり、お金や釣りのごまかし、官憲の腐敗や出入国官吏・税関官吏の賄賂請求、暴力犯罪などは、
一切なかった。
乞食の数の多いのは、びっくり。人々が乞食に喜捨しているせいだろう?
往復:ドーハ経由カタール航空、毎日運行 101000円(10月12日発)
現地旅費:13泊14日で、81500円(二人同行の一人分) 総計15日間で一人182500円。かなり経済的と思う。
ホテルが高い。1泊平均ダブル1室5650円、総計73400円で、現地滞在費の45%となる。
ネットでのホテル予約は首都以外できない。地方では現地で探す。昔を思い出しました。
都市図挿図の正確なロンプラのお世話になりました。
困るのは、町の人が誰も英語を理解しない、英文表記が読めない、
バスの行き先や地名が、ぐちゃぐちゃ文字のグルジア文字とアルメニア文字で、
読みやすいキリール文字が併記されていれば良い方。
アルメニア人は親切(ずるいのもいるが)だが、グルジア人は無関心で、
町中で迷っても、グルジアでは誰も助けてくれない。アルファベットの読めるインテリがいる
銀行に行って、地図上の所在地と行き方と聞く、他の国のように、露店の人には無理。
イスタンブールのトルコ人のようなウザイ奴は一人もいない。アルメニアは美女の国。
しかしながら、両国とも、町で食堂、レストランの数が少ない。
アルメニア文字、グルジア文字記載の地図の入手が非常に難しい。
観光案内所が首都にない(極めて見つけにくい)
タクシー料金がべらぼうに安い、極端な時には片道走行150キロ 2時間拘束で、2500円。
往復走行150キロ 4時間拘束の観光が3000円。
グルジアでは白ワイン、アルメニアでは赤ワインが、ボトル一本500円程度(レストランでも、商店でも同値)。
中スーパーがほとんどなく、零細商店と露店で買わざるを得ない。
グルジアでは水道水飲料可、アルメニア不可。
グルジアでは、ホテルのトイレに、お尻シャワーがあった。
両替は、ATM機のキャッシングが、どこでも、いつでも。
見るべきは、修道院、修道院遺跡、世界遺産は、多数。博物館は一般的には、世界の平均点以下。
都市間長距離バス(ミニバス)の時間は、旅行人、ロンプラ、ブラド社の記載は、ほぼ正確、
当らずと言えども、遠からず。
ホテルの朝食開始(普通午前9時)が遅すぎて、放棄せざるを得ないのは情けないが。
両国内の個人旅行者は、欧米人、日本人とも、僅少。