レポート

グルジア、アルメニアへ行ってきました。良いところですよ。

公開日 : 2013年10月28日
最終更新 :

10月12日出国、27日帰国。
トビシリ、パトゥミ、アハルツイヘ、ギュムリ、エレバン、ヴァナゾル、トリビシ泊。

この地域は、適切なガイドブックが少ないです。

『歩き方・ロシア』:あまりに情報が少ないので、買わなかった。
『旅行人・シルクロードの国々』:10年前の本ですが、情報が意外にシャープ信頼が置ける。経年変化は仕方がない。
『ロンプラ・グルジア・アルメニア・アゼルバイジャン』:コンパクトに読みやすい情報が適切に。
『ブラド・グルジア』、および『ブラド・アルメニア』:詳細なのだが、メリハリがなく、地図が少ない。

3書共通の欠点。アルメニアの首都エレバンの複数あるバスターミナルの所在と発着目的地が出鱈目である。
おかげで、バスに乗れず、長距離をタクシーで移動。馬鹿安で助かったが。

治安:かなり良い。イタリア、フランスよりも良い。

トビリシ空港で空港タクシーのかなりが規定の運賃(25ラリ)が1台でなく、一人といったこと
(正当な運賃のタクシーに乗車)。アルメニア入国時にバス運転手がビザ代の釣り4ドルを着服したこと、
エレバンのタクシーが遠回りをして500円詐取したこと、この3点が問題だけで、すり、置き引き、
ひったくり、お金や釣りのごまかし、官憲の腐敗や出入国官吏・税関官吏の賄賂請求、暴力犯罪などは、
一切なかった。
乞食の数の多いのは、びっくり。人々が乞食に喜捨しているせいだろう?

往復:ドーハ経由カタール航空、毎日運行 101000円(10月12日発)
現地旅費:13泊14日で、81500円(二人同行の一人分) 総計15日間で一人182500円。かなり経済的と思う。
ホテルが高い。1泊平均ダブル1室5650円、総計73400円で、現地滞在費の45%となる。
ネットでのホテル予約は首都以外できない。地方では現地で探す。昔を思い出しました。
都市図挿図の正確なロンプラのお世話になりました。

困るのは、町の人が誰も英語を理解しない、英文表記が読めない、
バスの行き先や地名が、ぐちゃぐちゃ文字のグルジア文字とアルメニア文字で、
読みやすいキリール文字が併記されていれば良い方。

アルメニア人は親切(ずるいのもいるが)だが、グルジア人は無関心で、
町中で迷っても、グルジアでは誰も助けてくれない。アルファベットの読めるインテリがいる
銀行に行って、地図上の所在地と行き方と聞く、他の国のように、露店の人には無理。

イスタンブールのトルコ人のようなウザイ奴は一人もいない。アルメニアは美女の国。

しかしながら、両国とも、町で食堂、レストランの数が少ない。
アルメニア文字、グルジア文字記載の地図の入手が非常に難しい。
観光案内所が首都にない(極めて見つけにくい)

タクシー料金がべらぼうに安い、極端な時には片道走行150キロ 2時間拘束で、2500円。
往復走行150キロ 4時間拘束の観光が3000円。

グルジアでは白ワイン、アルメニアでは赤ワインが、ボトル一本500円程度(レストランでも、商店でも同値)。
中スーパーがほとんどなく、零細商店と露店で買わざるを得ない。
グルジアでは水道水飲料可、アルメニア不可。
グルジアでは、ホテルのトイレに、お尻シャワーがあった。

両替は、ATM機のキャッシングが、どこでも、いつでも。

見るべきは、修道院、修道院遺跡、世界遺産は、多数。博物館は一般的には、世界の平均点以下。

都市間長距離バス(ミニバス)の時間は、旅行人、ロンプラ、ブラド社の記載は、ほぼ正確、
当らずと言えども、遠からず。
ホテルの朝食開始(普通午前9時)が遅すぎて、放棄せざるを得ないのは情けないが。

両国内の個人旅行者は、欧米人、日本人とも、僅少。

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2件のコメント

  • トビリシ。

    グルジアの首都はトビリシですが、
    なかなか憶えにくい名称。

    トリビシなのか、トビシリなのか、
    迷ってしまう。

    地方でトビリシ行きのミニバスを止めて、
    トリビシに行くって聞いても、通じてしまう。

    関空で提出する税関申告書にトビリシより乗機と
    記入して提出した。

    税関吏が言うに、どこに行かれました?

    ソウルから乗機と書いて、どこに
    行ったと聞く官吏もおらんでしょう。

    トビリシは知られていない首都です。

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  • 感じたことは殆ど同じです。

    >アルメニアは美女の国

    ロシア、ウクライナでは目の覚めるような美人に良く会いますが、アルメニアはオッサン胸キュン系美人沢山ですね。 グルジアではそんな方は見掛けませんでした(涙)

    連日、奇跡的に快晴のアララト山。美しい山ですね。
    どうでした?見れましたか?

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    雪をいだいたアララト山は美しい。

    いつも見ていました。
    隣に小富士が。
    アルメニア人も誇っているようです。

    10月は今の日本と同じ気候で、旅行に適した時候でした。
    トップシーズンから外れ、そんなに混んではいなかったし。

    遅ればせながら、『歩き方』も出すべきですね。
    できれば、情報精度の良い本を。旅行人並みの。
    どんぐりなんかに編集委託をさせず。

    アルメニア美女が、でかパイなのにも、驚きました。
    しかしながら、残念ながら、喫煙率が高い。

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