私が、
「地下鉄の駅の名前も書いてくれ」
と言うと、
「PETALING JAYA １８/１/２０１３」
と書き足した。
私が、タクシーのレシートを見せて、
「タクシー代を払ってくれ」
と言うと、若い男は、顔色を変えて、
「払えない。KLCCは、歩いて１５分だ」
と言った。
私は、１８日に行く支店のところに印をつけた銀行のパンフレットをもらい、スタッフの名前「DAMEN ANG」を紙に書いてもらって、店を出た。
KLCCは、あちこち曲がって、歩いて１５分くらいだった。
KLCCのコンシェルジュの言葉「まっすぐ行って、右」は、まったくの出鱈目（でたらめ）だった。
カードは、目を離したら、おしまいだ。
偽造カードを作られるんだろうか？
偽造カードを作るために、ATMに、仕掛けをしてあったんだろうか？
３日前に、ちょうど、そのATMに、パソコンをつないで、若い男が、何かしているのを見たが。
１月１８日（金）朝、KL CENTRAL から、KTMに乗って、PETALING という駅で降りた。
クアラルンプールの中心から、少し離れただけなのに、びっくりするような田舎だった。
駅のそばから、タクシーに乗った。
TAMAN TUN DR ISMAILのSTANDARD CHATERED BANK の支店まで、１８分かかり、１６，２０リンギ要求された。
（タクシーのナンバーは、「HBA ８０６３」だった）
STANDARD CHATERED BANK の支店では、IDカードに「NOOR E'SHAM、１１２９４５０」と書いた男が対応した。
パスポートを要求され、カードを返されて、サインさせられた。
「なぜ、こんなことが起きたのか？」
尋ねると、
「そのカードのチップに問題がある。自分の銀行に電話しろ」
と言われた。
店内に、ATMがあるので、
「このカードで、そこのATMは、使えるのか？」
聞くと、
「わからない」
と言われた。
ATMを使ってみると、問題なく使え、お金も出てきた。
チップに問題は、ない。
私は、さっきの男に、
「ここのATMは、使えた。なぜ、あの事故は、起きたのか？！このカードで、KLCCのATMは、使えるのか、使えないのか？！」
聞いた。
男は、紙に、「ATM」「HOST」「BANK」と、図を描き、
「ATMを操作したとき、１０秒以内に、BANKが応答しなかったんだ」
と言った。
私は、カードを挿入して、１分以上操作した。
それに、私のカードは、クレジットカードだから、月に一度、まとめて引き落とされる。
男の説明は、嘘だ。
私が、
「このカードは、キャッシュカードじゃない。クレジットカードだ。銀行は、関係ない」
と食い下がると、男は、今度は、
「VISAにアクセスする人が多くて、ネットワークがダウンしたんだ」
と言い出した。
「クレジットカードを使うと、こういうことが、よく起きるのか？」
と聞くと、
「そうだ」
と答えた（嘘だ！）。
「タクシー代を払ってくれ」
と要求すると、断られた。
最寄り駅は、「KTM PETALING」ではなくて、「LRT KELANA JAYA」だと言われ、紙に書いてくれた。
タクシーをつかまれるのに、３０分かかった。
LRT KELANA JAYAまで、タクシーで、９，２０リンギかかった。
ネットワークがダウンしたのなら、ATMから、カードが出てくるのが普通だ。
吸い込むのは、おかしい。
それに、コンピューター処理だから、全て、記録が残っている。
なぜ、ああいう事態が起きたか、即座にわかるはずだ。
KLCCのATMに、仕掛けがしてあったと思われる。
支店の男の説明が、二転三転して悪びれないところも、これを裏付ける。
ガイドブックに、「マレーシアとインドネシアは、世界一カード詐欺が多い」と書いてある。
世界中、旅行し、アフリカまで行ったが、ATMから、金やカードが出てこなかった国は、マレーシアとインドネシアだけだった。
５日間、カードが手元になかった。
偽造カードを作られたの？
不正利用されたのか？
心配である。
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