2013年1月14日(月・平日)、午前11時45分のことだ。
クアラルンプールのKLCC 3階にあるSTANDARD CHARTERED BANK(SAADIQ)のATMで、キャッシングをしようとしたところ、画面に、”NO SUCCESSFUL”という文字が出た。
レシートは、出てきたが、カードが出てこない。
「カードが出ない!」
と大声で騒いでいると、近くにいたマレーシア人男性が、
「そこの電話番号に電話するんだ」
と、ATMの画面に映っている番号を指差した。
私は、ケータイ電話を持ってないので、
「電話して!」
と頼んだ。
男性は、手持ちのケータイで、電話してくれた。
「STANDARD CHARTERED BANK の支店に行かないといけない」
と男性は、言った。
「銀行のスタッフが、ここへ来たらいいいんじゃないか?!」
と私が言うと、
「銀行へ行って、スタッフと一緒に、ここへ戻ってきて、直してもらうんだ」
と言われた。
「ここを離れたら、カードが盗られる!」
と言うと、
「ATMの中に入っているから、誰も盗れないよ」
と言われた。
「どこへ行けばいいの?!」
と聞くと、
「STANDARD CHARTERED BANK の支店だ」
と言い、
「STANDARD CHARTERED BANK、JALAN SULTAN ISMAIL」
と紙切れに書いてくれた。
場所は、
「下のコンシェルジュに聞け」
と言われた。
私は、KLCC B!のコンシェルジュに、紙を見せて、どこにあるか、尋ねた。
”LINN"という名札をつけた女のコンシェルジュは、
「GO STRAIGHT AND RIGHT」
と言った。
言われたとおり、まっすぐ行って、つきあたりを右に行くと、階段があり、上に上った。
警備員が立っていたので、紙を見せて、どこにあるか聞くと、なにやら長々と無線で話していたが、
「そこをまっすぐ」
と指差した。
私は、指差した方へ歩いていった。
すると、KLCCの1階に戻ってしまった。
(続き)