自分の撒いたタネ ビン・ラデインにしろ フセインにしろ もともとは米国が援助して、 米国が育てたテロ指導者たちです ビン・ラディンは、かつては「憎き」ソ連と戦う英雄でしたし フセインは、かつての「悪魔の国」イランと戦う、よき友好国イラクの指導者でした そのときさんざん援助した武器が 何年かしたのち まさか自分たちと戦うために使われることになるとは、思ってもいなかったでしょう しかし好戦的すぎたブッシュよりは はるかにオバマはマシですよ ただ、CIAとか軍産複合体とか空軍とか陸軍とか あるいは普通に戦車を作る、普通の乗用車メーカーとか あるいは普通に民間飛行機も軍用機も製造するメーカーとか 最先端の軍事技術を研究する大学機関だとか 体質的にまずなかなか変えられない 労働力も研究も需要も「戦争」にある程度「依存」しているわけですから 大統領の力だけではなかなか変えられない構造をもっています 「理念」より「利益」で動く力のほうが強いわけですから。 同じことは「クリーンな空気」よりも 「二酸化炭素排出をし続ける社会」を選んでしまうことにもあてはまります。