マルコポーロが持ち込んだと言う説が・・・

イタリアのパスタは東洋起源でマルコポーロが持ち込んだ中国の饂飩なんだと昔は言われていました。

マルコポーロかどうかは?ですが 長い東洋からの航海中に乾燥したので今の形になったのだとか。そういえば油を使って製麺する素麺は時間を置いたほうがあぶらっけが抜けて風味が増します。

太い饂飩の真ん中を抜いたのがスパゲッティ、外側がマカロニ・・・と子どもの時は言われて信じて?いました。

いずれにしても大航海時代以後の食文化なのは確かなようです。

そういえば 紅茶も中国から船で持ち込む間に緑茶が発酵して紅茶になった・・という説もあります。もっともこれは種類も多少異なるようです。日本でもナガサキ経由で輸出されたお茶は緑茶ではなくて半発酵の今の番茶?風だったとか。 幕末の武器商人グラバーさんの主要品目の一つがこのお茶だったとか。

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1件のコメント

  • パスタ

    とても面白いお話、ありがとうございます。
    スパゲティとマカロニ、あっはっは!

    パスタって、何でイタリアだけなんでしょう?
    米は地中海地方でしか取れないから、北ヨーロッパには普及していないのは理解できますが、
    パスタは小麦が主原料なので、普及しても良いような。。。

    関心が、米からパスタに移ってしまいました。

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    ドイツも、スイスも、・・・

    pivoronさん

    えー、ヨタ話を面白がっていただいて恐縮です。

    さてパスタの形はとりませんが、スイスのドイツ語圏からオーストリア、南ドイツではイタリア語圏から侵入?したニョッキなる小麦粉利用の、日本のひっつみに似た地方料理があります。ドイツの南部のお好きなほーれんそうをねりこんだきし麺風も、たいがいは肉の付け合せですが本来はドーンと出てきた家庭料理です。

    中部ヨーロッパから北部へローマ人が持ち込んだ小麦粉は、この地では草の実、木の実、その他雑穀をパンにするためのツナギ剤として使われたようです。 もちろん早くから王侯貴族は白パン(お祝いなどのときだったようです)も食べていたようですが。 この胃袋の記憶が現在の黒パンであり、ドイツなどのいろいろなパンだとか。

    温暖化が進むと各地でお米の栽培が可能になります。 土地の生産性が高く、栄養価、カロリーも高くて、それだけでかなりの栄養補給の出来るお米が食料として見直されるといわれています。

    それを見越して米国はすでにいろいろなお米の品種の特許登録をしているとか。


    お話が元に戻ったような、飛び出したような・・・ですね。