2013年9月2日(月)午後8時頃、カイロ国際空港第三ターミナルで、セキュリティーチェックを受け、出国ロビーに入った。
両替所は、二ヶ所あるが、一方が閉まっていたので、もう一方の両替所(トーマスクック)で両替しようとした。
エジプトポンドで、800ポンドを米ドルにしようとすると、
「110ドルだ!」
と言って、トーマスクックの男は、100ドル札1枚と、10ドル札1枚を出してきた。
が、よく見ると、100ドル札に、2センチくらい切り込みが入って、切れている。
こんなお札は、使えない。
「別のに、代えろ!」
と要求すると、トーマスクックの男は、
「米ドルは、これだけしかない!米ドルは、もうない!」
と言った。
両替所に、米ドルがないなんてありえない!(しかも出国用ロビーでしょ?)
ユーロに交換した。
本当に、米ドルがないのか、他の客の両替を見ていると、他の客には、米ドルに両替している。
私は、トーマスクックの男に、
「米ドルは、あるじゃないか!米ドルに代えろ!」
と抗議した。
トーマスクックの男は、
「米ドルは、小額紙幣しかない!」
と言うので、
「じゃあ、小額紙幣でいい!」
と言ったが、トーマスクックの男は、米ドルに代えようとせず、オフィスの戸を閉めて、出て行った。
他にも客がいたので、私も待っていると、しばらくして、男は、帰ってきた。
私は、抗議を続けたが、トーマスクックの男は、他の客には、米ドルに両替しても、私には、米ドルに両替しようとしない。
私は、延々と、抗議を続けた。
トーマスクックの男は、
「他の客の邪魔だ!」
と言ったが、私は、気にしなかった。
トーマスクックの男は、
「さっきのユーロを出したら、他の銀行で米ドルにしてきてやる!ユーロを出せ!」
と言った。
その1時間前、アライバルの両替所では、
「エジプトポンドは、出国ロビーで両替してくれ!」
と言われた。
ディパーチャーの両替所は、ここしかない。
周りでニヤニヤしている客は、外貨をエジプトポンドに代える人が多く、様子がおかしかった。
(これから、外国に行く人が、なぜ、外貨をエジプトポンドに代えるのか?)
「お前が米ドルを入手して、ここへ持って来たらいい!」
と、私は抗議を続けた。
とうとう、トーマスクックの男が、
「ユーロを出せ!米ドルに代えてやる!」
と言った。
ユーロを出すと、110ドル寄越してきた。
レシートを要求したが、なかなか寄越さない。
やっと、レシートを寄越してきたが、金額が合ってない。
「EXPENSES CUR.」の欄に、「15,42EGP」とあり、尋ねると、
「コミッション(手数料)だ!」
と言う。
コミッション(手数料)なら、「COMMISSION」と書いてあるはずだ。
(エジプトは、長いが、両替所で、手数料なんて取られたことは、ない)
そう言うと、トーマスクックの男は、
「システムが壊れているんだ!」
と言った。
レシート上、「110ドル(771,67ポンド)+15,42EGP=787,50ポンド」になっていた(計算が合っていない)が、私が、元々出した金は、800ポンドだ。
抗議すると、14ポンド投げつけてきた。
私は、よく、トーマスクックで両替するから、書式を知っているが、「EXPENSES CUR.」は、返してくれる金額だ。
手数料じゃない。
つまり、15,42ポンドは、この男にだましとられたわけだ。
トーマスクックの男は、わざと長々と、私を怒らせて、何が目的だったんでしょうか?