レポート

チェンマイ紀行 その1

公開日 : 2013年08月27日
最終更新 :

北タイのバラと呼ばれるチェンマイですが、皆さんはどのように過ごされるのでしようか。
郊外へ行ってみたいという方もあるので、今回の旅行をレポートします。

バンコク-チェンマイは往復飛行機利用。バンコクエアで往復3180THB(諸税込)、10,882円(5月末のレート)でした。

チェンマイの宿は城北地区のメルキュールチェンマイ、アコーグループのプロモーション価格で1泊約622THB(税込)、1,956円(6月のレート)でした。

アソークレジデンスから市バス38番でエアポートレイルリンク(SARL)マカサン駅へ。空港へ行くと言ってペッブリ通りの角で下してもらいます。空港行はエクスプレスが毎正時、シティラインがほぼ20分毎(06,26,46)分。
空いている時間帯でベンチシートの隙間に座れました。すぐそばに見知っているラオス女が座っていて声をかけられました。空港で働いているようでした。世間は狭いです。

チェンマイでは赤ソンテウで空港から宿へ。今はチェンマイ市内へ40THBです。市内のバス路線は復活したようでバス停留所の標識が新しくなっていました。ガイド本は市内バス路線の詳細を載せてほしいものです。

チェンマイ・チャンプアックバスターミナルから黄色のソンテウでハンドン、サンパトーン方面へ。タイダム族の織物の里を目指します。チョムトンは前回も訪れたのでした。1時間40分ほどでチョムトン32THB。ソンテウはここまで。
チョムトンにはワット・チョムトンというわりと大きな寺院があり、多くの人がここで瞑想修行に励んでいます。内容は知りませんが、日本の禅寺の修行に似ているのかもしれません。

この先、青いローカルバスでバーン・ノンアップチャーンへ。ノンアップチャーンとは「象が水浴びをする池」というタイらしい地名です。行き先はモトサイのおじさんにタイ語で書いてもらって車掌に見せます。でも前回は車掌が織り元のことを知らなくて、書いてもらったのと違う店先で降ろされてしまったのです。
今回は参考図書の永田玄さんの「チェンマイに溺れる」を持ってきたので、写真を車掌に見せます。これなら大丈夫。

両側に竹の株が群生している道をダーおばちゃんの織り元、パダーミュージアムへ。静かなたたずまいの道です。

ここは柔らかな木綿の織物が特徴的です。ダーおばちゃんの家の商品はとても高額で評価が高いことをうかがわせます。

しっかり織り上げたた巻きスカート生地なら、前回訪れた同じ村の街道沿いの織り元の方がお買い得です。マットミーと呼ばれる紬の織物は上質なものです。

帰りは青色のローカルバス。竹株の道を歩くと、街道まであと100mくらいのところでバスが行ってしまいました。近くの店でクイティアオを食べながら次のバスを待ちます。ダーおばちゃんは20分おきくらいにバスが走っていると言いましたが、今は30分毎かもしれません。ほぼ30分待ってバスが来ました。ノンアップチャンからチェンマイエアポートプラザまで約1時間25分40THBでした。

チェンマイエアポートプラザ2Fのノーザンビレッジにダーおばちゃんの織物を扱う店がありましたが、現在はこの一角が改修中でやっていませんでした。

青色のローカルバスの始発はやはりチャンプアック・バスターミナルと思います。ただソンテウとは営業主体が違うためか、入り口のソンテウ業者に尋ねるためか、黄色ソンテウに案内されてしまいます。乗り心地は同じようなものですが、視点の高さが違うので印象が違うと思います。乗り比べてみるのも興味深いです。

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6件のコメント

  • 失敗!

    ろっきいさん こんばんわ。何時も御回答有難うございます。

    私一人じゃないので、もっと高級ホテルに泊まれば良かったですね。
    カオサンの失敗を後日予定ホテルを変え、ノボテル スワンナプームに宿泊しました。(笑)

    私自身は中級以下のホテルのがタイの文化が見える気がするので好きです。
    1昨年前のチェンマイの宿泊はスターホテルで2500円位でしたが、今は2~3倍してるのにはビックリしてます。

    もうすぐ、タイへ行ける嬉しさが先走しり、ネットという便利な物が有るので、つい早めにホテルを決めてしまいます。
    現地に着いても予約ホテルを探すのに結構苦労してます。(笑)
    ネットのない時代の、行き当たりばったりのホテル探しのが楽だった気がします。
    今後も宜しくお願いします。

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  • 旧道の大木

    ろっきいさん、こんばんわ!

    こないだは、ランプーンとランパーンを勘違いし失礼しました。(笑)
    またまた、いい写真見せて頂き有難うございます。
    チェンマイ~ランプーンの通り道の大木の間を走る並木道が、気になって仕方が有りません。
    当時は、チェンマイから、どちらに向かっているか分からなかったのですが、大木の並木道で思い出しました。
    私の記憶では地道だった覚えですが、今は、どうかな~?(笑)
    チェンマイ~ランパーンへ行く予定でしたが、チェンマイ~ランプーン~ランパーンに変更します。(笑)
    何時もお世話になりますが、ランプーン~ランパーンへの交通機関、御存知でしたら教えて下さい。
    鉄道は、その地域評判が悪いので避けたいです。
    (あちらのサイトが不具合でこちらに)

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    takun123 さんへ

    レスありがとうございます。なにかしら反応があった方が励みになります。

    さて、ランプーンのボーコーソー(公営バスターミナル)は旧市街の南にあり、ガイド本の地図では町の中心から約1kmほど離れています。
    実際、初めてランプーンを訪れたのはランパーンからローカルバスだったのですがバスターミナルのことは記憶がはっきりしません。山を越えますのでここらのローカルバスの本数はそんなに多くないかもしれません。峠にはクーンタントンネル1352mというタイで一番長い鉄道トンネルがあります。

    ランプーンから西へサンパトーンに出れば、ハンドン-チョムトン-ホート街道に出ます。
    サンパトーンはこの辺ではバスを下りてみたくなるような大きな町です。ランプーンからのバスがあるかもしれません。
    チョムトンにも大きな寺院があります。その先にタイダム族の木綿の手織物の村ノンアップチャンがあります。

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  • チェンマイ紀行 その4

    ファーンはチェンマイ県北部の中心的な街でミャンマー国境に近く、古くからタイ北部の交易ルート上にありました。見た感じ、歓楽街なんかはなくて日本でいえば中山道の宿場町のように質素な印象です。

    二泊目の宿はプンシアンホテルという今年オープンしたばかりの一見アパートのような建物。1泊350THB。
    外国人旅行者の利用はまだ想定していないみたい。小やみになった時に食事に出るが雨は本降りになりました。

    マッサージのお姉さんに雨だけどどうすると連絡すると、雨だから行かないと。まあそれもよし。
    実際は雨の中、来てくれました。

    宿はカシコン銀行の横の通りの右側のロケーションで、意外と表通りやバスターミナルに近いのでした。

    表通りに出る前にカフェやケーキ屋があって、翌朝覗いてみると食事はできないと。陳列ケースのチーズケーキをいただくと日本のケーキ屋と同じ水準でした。これはバンコクでも上等の部類。

    チェックアウトしてバスターミナルの方向に歩くと約5分。10時のバスに乗れました。途中国境警備のパスポートチェックあり。チェンダーオまで約1時間40分、チェンマイ・チャンプアックバスターミナルまでは80THB、3時間20分でした。

    その翌日は同じチャンプアックバスターミナルからミニバン(ロットトゥー)でランブーンへ。所要1時間10分22THB。ワローロット市場のピン川沿いに停留所があって出発時間の調整するのでこちらで乗車も便利です。
    この路線、それで拡幅できないのですが旧道の大木の並木は見事です。

    ランブーンの見どころはハリプンチャイ国立博物館とその前のワットブラタート・ハリプンチャイ。ワットククート(ワットチャマテヴィー)などです。
    今回は未見のワットククートをメインに他のポイントもささっと観光。ガイド本に出ています。
    全部で1時間30分程度でした。

    国立博物館入館料100THB。それ以外はお金はかかりません。
    チャマテヴィーまでサムロー(自転車)で30THB、お寺からの帰りは路線ソンテウで10THB。
    ランブーンからチェンマイ・リンピンマーケット(元のTATの近く)まで路線ソンテウ1時間17THBでした。

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    13/09/04 10:45

    ランプーン旧道の大木

    あれは立派ですね、あの道5年前にチェンマイ~ランプーン往復しました。
    今年の4月にも一部区間往復しました。
    同じような大木街路樹はチェンマイ駅の向こう(ハイウエイ東側のお土産屋街道)にもありますね。

  • チェンマイ紀行 その3

    ファーンの話の続き、お寺に行く前にファーンの温泉自然公園へ行ったのでした。

    街中でモトサイを停めて温泉までの往復をお願いします。往復で約15km、200THB。
    現地での待ち時間を考えに入れればそんなものでしょうか。

    公園入口にチェックポイントがあって入園料を支払います。20THB。外国人価格は別のように思いましたが、見逃してくれたのでしょう。小規模なビジターセンターもあって注意事項などが書いてあり、国立公園のパンフレットなどが手に入ります。

    草津温泉のように河原からあちこち温泉が湧き出しています。泉温はかなり熱そうで、たけのこを茹でる地元の人もいます。
    一角に入浴施設もあり、小さなバンガローのようなのが池のほとりに並んでいます。日が差せば暑いので、タイで温泉?とも思いますが、ここは裸で入浴できるのが魅力。思い返して入ってみました。

    入湯料個室80THB、貸タオル15THB。脱衣場所は個室の中で服をかけるところがありません。温泉の泉質は硫化水素泉のようで肌がすべすべします。タオルは安宿のバスタオルみたいので品質が悪くあまり水分を吸いませんでした。

    夜はマッサージのお姉さんに来てもらいました。はっきりものを言う姉さんで、明日はオイルマッサージを受けると好いと。
    明日は宿を替える予定と言うと、それなら新しい宿がおススメと教えてくれました。

    こういうときはお勧めに従うのが吉です。翌朝下見すると日本のアパートのような宿でしたが、ファシリティも整っており、すぐチェックインできそうだったので、予定の宿はキャンセルしてこちらに移動です。

    ファーン滞在二日目はタートーンへソンテウで移動。荷台に鮮魚が二袋くくりつけてあります。臭くはありません。
    もうじきタートーンと思ったら、左折して細い山道を村の中へ上っていきます。
    路線ソンテウのはずですが、お年寄りを家まで送るのでしょうか。そうではなく鮮魚を届けに来たのでした。
    そこは食堂をやっている風でもなかったので、パーティーでもあるのかもしれません。

    タートーンはメーコック(コック川)の流れるミャンマー国境に近い町です。橋の向こうのレストランが見晴らしがよさそうです。しかし橋を渡って行ってみたら休業でした。であった日本人の子供連れ夫婦と同じ店に入って早めの昼食。
    こんなところまで家族連れで来るのはめずらしい。船でメーコックを下ると言うのもすばらしい。
    まるで掲示板常連のなんとかねえさんの若いころみたいです。

    タートーンの見どころは山の上に続くワットタートーンの寺院モニュメントで丘の上の仏塔が美しいのですが、子連れでは歩くのが難しい。途中の白い大仏まで見てきたそうです。
    川のそばは畜生界・人間界みたいで孫悟空や猪八戒のような像があります。観音様もおります。
    (地元の中国系のお姉さんにも出会いました。色白で巨乳。下界では煩悩に心迷う)

    世界は何層かでできていて、登っていくと白い大仏あり、小さな洞窟あり、ナーガに守られたタイ様式の坐像あり。その上は宿坊のようで斜面に何棟も大きめの小屋が建っています。
    日差しが強く坂を上るのが大変。丘の上には大きな美しい仏塔が立っています。
    記憶の中ほどはるか先ではありませんでしたが、それでもまだ遠い。時折、参拝のクルマも通りますが、停まってはくれません。

    しかし帰りは塔の上で出会ったお姉さんたちに同乗させてもらいました。
    仏塔からまっすぐ降りるのかと思ったら、一つ向こうの丘の上に連れて行かれます。金色の立像に一緒に参拝、向こうの山の上に先ほどの仏塔が見えます。
    一行のうちの尼さんはここの宿坊でもう3年も暮らしているのだとか・・・。
    尼さん以外の二人はチェンマイ方面へ戻るとのことで、ファーンの宿までそのまま乗せてもらいます。
    しばらくすると雨が降り出しましたので、そのままファーンまで乗せてもらったのは正解でした。

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  • チェンマイ紀行 その2

    「チェンマイ紀行その1」はレポート「チェンマイ郊外のチョムトンへ」の続編でしたのでこちらも参考にしてください。
    http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/409883/-/parent_contribution_id/409883/

    さて、翌日はチャンプアック・バスターミナルから北へチェンダーオへ向かいます。

    チェンダーオはドイ・チェンダオという屹立した高山がある高原リゾート地帯です。ここのチェンダオネスト・ゲストハウスの旅行情報は以前北タイを旅行するときに参考にさせてもらっていました。
    今回チェンダオネスト・ゲストハウス滞在を計画したのですが、1泊895THB(食事別)と高額なうえに予約時にクレジットカードで引き落としになるというので、空模様を眺めながら保留にしたのでした。

    この路線はオレンジ色のローカルバスがチェンダーオ-ファーン-タートーンと走っています。タートーンまでの直通は2時間に1本ですがファーンまでは毎正時・30分と30分おきにあるので便利です。107号線は4車線の高規格道路ですが・メーホンソン方面をメーマーラーイで分岐すると次第に山道になっていきます。所要1時間30分余り。

    天気は曇り時々雨で、チェンカムルアン・リゾートに電話してチェンダーオのバス駅まで迎えに来てもらいました。女の子が迎えに来ると言ったのでバイクの後部座席に乗せてもらうのかと思っていたら、経営者の男性がベンツで出迎え。

    ここはタクシーはもちろんトゥクトゥクやモトサイも見かけません。バス会社のデスクでクルマを呼ぶことができます。ワットチェンダーオと寺院の裏のタムチェンダーオ(タムは洞窟の意)が見どころです。

    チェンカムルアン・リゾートは予約サイトなどに情報があります。1泊朝食付1,900THB。
    電話に出た女の子は1,800THBと言っていたのですが、ボスは1,900THBで大部屋にアップグレードという方針。予約サイトでは食事別で1,900THBだったから、良しとします。
    自転車を借りて外へ出てみましたが途中からしとしと雨で洞窟まで行きつきませんでした。

    タムチェンダーオは行ったことがあるので近所の村を周って帰ります。近くにはチェンダオレインボー・ゲストハウスの案内看板がありました。
    チェンカムルアンの隣はオーロラリゾートというバンガロータイプの宿でバイパス道路沿いに隣接しています。こちらは庶民的だけど部屋の詳細は知りません。

    雨に降りこめられることを想定していたのでまあ正解。翌日チェックアウトしてファーンへ向かいます。バス駅までは再びボスのクルマで送ってもらいました。チェンダーオから長い峠道を越えてファーンの盆地へ入っていきます。乗客のようすも少数民族の家族なんかに変わります。所要1時間40分くらい。ファーンのバスターミナルは市場に隣接。

    ここからモトサイでホテルへ。しかし以前来た時に目をつけていたホテルはなんと満室。田舎町でもそんなこともあります。
    翌日の予約をして前回の宿バーンファーンホテルへ移動。1泊朝食付400THB。

    近くにはミャンマー様式の緑の大屋根を持つ寺院があります。住職に尋ねるとワットタイヤイ(タイヤイ族の寺院)とのこと。
    タイヤイはミャンマー・シャン州が本拠地です。
    同じ様式の寺院はタイではメーホンソンとプレー(ペエと言わないと通じない)で見ることができます。

    このお寺の前の店で料理を作っていたので、缶ビールと鶏ときくらげの生姜炒めをいただきました。美味しい。
    代金はそれにカオニャオもついて57THB(約150円)でした。なんと親切な。

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    Re: 皆さんはどのように過ごされるのでしようか。

    びっくり!!
    5月にろっきいさんもチェン(グ)マイにいたのですね!
    ご一緒したかったですね!
    残念です。

    >皆さんはどのように過ごされるのでしようか。
    ろっきいさんと似たような過ごし方かな。
    5月はkanmantanさんと一緒の行動でした。
    二人でチェンダオに行こうと計画。(kanmantanさんはチェンダオ2回目)
    処がちょっとしたトラブルがありチェンダオ行きが中止になりました。

    ろっきいさんはどちらに滞在されましたか?
    我々はポンピン(グ)タワー滞在でした。

    処で、kanmantanさんに怒られるかもしれませんが、kanmantanさん投稿でグーグルアースに写真があります。
    座標
    19°14′41.70″N  
    98°58′14.68″E
    付近にあります。
    投稿タイトルは
    竹製イカダ下り Chiang Dao Elephant Center
    です。

    とても雰囲気があり素敵な写真です。

    kanmantanさん!勝手にごめんなさい<m(__)m>
    次回の食事代「てちゃー」持ちと言うことでご勘弁を!

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  • Re: チェンマイ紀行 その1

    ろっきいさん、お久しぶりです。周遊の件、ノックエアの件では、大変お世話になりました。
    (覚えていらしゃるかな~?)
    私は来年の1月にチェンマイに1泊し、ランパーンの象保護センターに行きます。
    その後スコタイ遺跡に寄り、カンチャナブリのエラワンの滝に行きます。
    タイを、もっと奥深く知りたいのですが、言葉がね~。(笑)
    今後も宜しくお願いします。

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    タイ国内の旅行

    takun123さん、こんばんは

    もちろん覚えています。ノックエアの件は別の旅行掲示板だったでしょうか。

    ラオスやシェムリアップなどのバックパッカーの定番コースと違って、タイのローカルな個人旅行は情報が不足していますので旅行には難しい面があります。
    でも今は道はいいですし、エア、長距離バスと交通機関は発達していますので自分で歩くことができます。

    タイ語はわたしも十分ではありませんがコミュニケーションができるようにがんばっています。

    先に歩いた旅行者がいて、その旅行記を参考に次の人たちが歩いていきます。
    どんな旅行だったか、あとでレポートしていただけたらと楽しみにしています。

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