09/12/20 16:34

それぞれの利点

以下に、NWのマイル、UAのマイル、それぞれの利点を、自分の経験から記しておきます。

なお、NWもUAも、自社便では、バリまでの就航はありません。

ですから、提携航空会社の便を利用する方法と、バンコク、シンガポールまで行ってあとはair asiaやlion airなどのLCCを利用する方法がありますが、その長所短所についても記しておきます。


●NWのマイル
提携会社のいくつかがバリまで飛んでいます。チャイナエアライン、大韓航空、マレーシア航空、中国南方航空などです。NWのマイルというのは、自社便でBKKやSINまでであると、とれる日というのが大変限られてきます。しかし、このような提携会社の便に関しては、空席のある日程は、自分の経験上自分の感覚では大変多いと感じます。さてこれらはすべて経由便ですが、経由地で接続のいいものと悪いものがあります。接続がよくて、経由地で1泊を必要としないで行ける可能性のあるものとしては、チャイナエアライン、大韓航空があげられます。この2社の便で出発地→経由地、経由地→目的地、目的地→経由地、経由地→出発地の4区間すべてでスムースに空席が見つかった場合には、比較的スムースに日本ーバリ往復をすることが可能です。

ただし、チャイナエアライン、大韓航空で万が一接続のいい便に空席がなくても、経由地で1泊すれば空席が見つかることがあります。この場合は24時間以内の乗り継ぎであれば(ソウルはもっと長くてもOK)認められますので、そのような経由地(台北・ソウル・クアラルンプール・広州など)での観光も併せて楽しんでしまうという方法もあります。

総論としてNWのマイルはためやすく、提携会社が多い点を考えるとアジア地区では使いやすいです。大韓航空も以前はもっとマイル数が必要でしたが、今は2万マイルでバリ往復ができます。燃油サーチャージも。マレーシア航空に関しては燃油サーチャージが別途空港で必要ですが、ほかの航空会社はいまのところこのマイレージ特典旅行に関してはかからないようです。

●UAのマイル

UAのマイルは、提携会社の便を利用しようとすると、アジア地区2万マイルではいけません。自社のアジアーアジア間の旅行のみ、2万マイルで可能です。このことで、すでに選択がある程度限られてきます。ただしUAのいいところは、通常ほかの航空会社でマイレージ特典旅行を、比較的旅行するまであまり日程がない状態でブッキングすると必ずといっても緊急発券手数料なるものがとられますが(NWは21日前から)、UAの緊急手数料は現在かからなくなったということです。そしてUAの場合直前にけっこう空きが出る場合があります。空きさえあれば追加料金もかからず当日の便でも予約することが可能です。しかしUAの行き先はBKKとSINはあってもDPSはないので、ほかの航空会社のチケットと組み合さなくてはなりません。以下にそれについて記します。

●SIN/BKKからのLCC利用


現在、シンガポールからはair asia、lion air、バンコクからはair asiaなどの便がバリまで飛んでいます。以前はtiger airなどもシンガポールから飛んでいて、air asiaがシンガポール~バリ就航したときは、過熱競争で片道6ドルとか10ドルとかのプロモチケットがとれましたが(自分はDPS/SINを総額で6ドルで飛んだことがあります)、現在は値段は落ち着いていて、プロモの内容にもよりますが片道30~50ドルくらいはします。このような料金面もそうですが、あとはタイムテーブル、つまりUAにしろNWにしろ、行き先がBKKでもSINでも夜中の到着になりますから、それからバリ行きの便に乗るためには必然的に1泊(あるいは空港で仮眠)ということになります。帰りも同様で、BKKにしろSINにしろ早朝発なのでBKKやSINで1泊が必要になります。ということは、バリがメインであれば、そして短期旅行の場合にはこれは勧めません。しかし、時間ある程度あるなかで、なおかつバンコクやシンガポールを観光したい、ということであればこういうプランも充分ありかと思います。逆に、バンコク・シンガポールで2泊とか3泊とかするのも自由ですし、経由便の場合は経由地で24時間以内しか過ごせないことを考えると、こういう経由地での観光にも重点におくならそれもありかと思います。

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