夏のイタリアでお勧めの町はどこですか？

夏は断然海辺！といいたいところですが、

一人旅で、ビーチでごろごろと言うわけにもいかないですよねえ。


ボローニャなど、内陸の都市は、暑いです。
南でも、海辺の町は、凌げます。
標高の高いところは比較的爽やかです。


さて、それらを合わせ考えて、


○チンクエテッレ
　５つの村はそれぞれかなり混むので、
　ラ･スペツィアに宿を取って見に行くとよいかと思います。


↑は、「教会の建物や古い街並み」は楽しめませんが、
以下は、全てそれらを楽しめます。


○ジェノヴァ
　海辺の街ですが、夏のヴァカンス地ではないので、
　街の観光も楽しめます。
　暑いですけど、海辺の街なのでまだなんとかなります。
　見所は結構ありますよ。


○ルッカ
　海からは内陸に入りますが、観光の価値はあります。
　きつい日程でなければ、暑くてどうしようもないという感じではないでしょう。
　ルッカの歴史的中心地は中世の町並みそのままで、
　道路が狭いので、日影がたくさんあって夏でも凌ぎやすいですし、
　ぐるりと囲む城壁の上を歩くことができるので（かなり広々しています）
　朝の散歩にいかがでしょうか。


○ウルビーノ
　イオニア海側の街、ペーザロからバスで行くようになりますので
　行き難いといえば行きにくいのですが、
　街も美しいし、山の方なので、朝晩は結構涼しかったような記憶があります。
　この街のドゥカーレ宮殿は素晴らしいです。
　その中でピエロ･デッラ･フランチェスカの絵も観られます。
　また、ラファエッロの生家があり、そこの壁に少年時代に彼が描いた聖母子のフレスコ画もあります。


○スポレート
　ここも山間の町で、素晴らしいドゥオーモがあります。
　夏は毎日のように夕立が降ります。（午前や昼のことも）
　そして、爽やかな涼しさが訪れます。
　ほかにもローマ時代の水道橋などいろいろ見どころもあり、
　街自体も美しいので散歩も楽しめます。


○ボルツァーノ
　ドロミテ山塊の入り口のまちです。
　イタリアンチロルと呼ばれる地域になり、ドイツ語が公用語として話されています。
　街も、イタリアというよりはチロルという感じですが、とても美しいです。
　ここのインフォでイタリアンアルプスへのバスツアーの申し込みができます。
　曜日によっていろいろな方面へ行くので、とりあえず現地で聞いてみるとよいでしょう。
　当日受付は、多分ありません。
　ここより奥の、山のヴァカンス地で泊まろうとすると
　宿は高いし取りにくくなります。
　（イタリアの夏のヴァカンス地の宿は、３泊以上でないと取りにくいです）


○サンマリーノ共和国
　正式にはイタリアではありませんが。
　ここは山の上の国なので、町並みと景観と両方を楽しめます。
　リミニからバスが出ています。
　ただ、リミニは夏のヴァカンス地なので、宿を取るのが大変かもしれません。
　ビーチの方ではなく、駅近くだと比較的取りやすいかもしれません。


＊マルコポーロ３さんが薦めている中で、ボローニャだけは夏はやめた方がいいと思います。
　ものすごく暑いのと、その時期は市民がヴァカンスに行っていて、
　街がゴーストタウン状態です。
　同じ理由で、パルマやモデナもお薦めしません。
　他の季節なら是非にとお薦めしたいところですが。


さて、ナポリ恐るるべからず、ですよ。
もちろんスリなどに気をつける必要はありますが、
そんなにびくびくして歩く必要もない、楽しくて美味しい街です。
そちら方面に行くなら、アマルフィ、ラヴェッロなどは最高に楽しめると思いますよ。
ついでにカプリもいいでしょうし、プローチダ島はのどかで美しい島です。


シチリアもけして夏だからと避けるには及びませんよ。
ただ、もっと日数があった方がいいと思うので、今回はお薦めしません。


ご存知かもしれませんが、まつたろうさんの行かれる時期は、
イタリアのヴァカンスのピークで、都市からは市民が消え、
海や山には溢れんばかりの人々が集まります。
大都市ではただ暑いばかりで、美味しいものも食べられないし、
観光やショッピングもままなりません。
１５日は帰国便に乗られる日でしょうか。
食べるところにもかなり困る（観光客相手のつまらない店しか開いていない）ことでしょうが、
内陸部の大都市でなければそこそこ楽しめます。
よいご旅行になりますように。

自然美は？

暑いので涼しいドロミテやアオスタ谷(裏マッターホルン)、南チロル(メラーノ)、北イタリア湖水地域(コモ湖、マジョーレ湖など)またはシチリア島のエトナ山がいいのですが、自然はお嫌いですか？

街ならボローニャやラヴェンナ、ヴェローナ、ルッカ、サンマリノ、ヴィテルボなどをお勧めです。

海岸ならカプリ島、イスキア島、アマルフィ、チンケェテッレなどですが、込みます。