空港閉鎖の可能性

この問題に関しての質問にはいつも書くのですが、今は静かだからと言って10日後がどうなるかは予測できません。暴動などの治安は急激に悪化します。

それを承知で書けば、近々の空港閉鎖の可能性は低いと思います。前の空港選挙は反タクシン勢力が実施しました。治安維持に動かなかった軍は、実質トップの陸軍指令官は中立を表明していますが、クーデターでタクシン氏を追い落とした最大の功労者です。

現政権(反タクシン)派になってからのタクシン派の暴動が戦勝記念党になった時は、軍が迅速に行動を起して事態を鎮圧しています。万が一、封鎖を行おうとしたら、軍が鎮圧に動く可能性は高いと思います。

万が一、国王が崩御されたら事態が大きく動く可能性はあるでしょう。しかし、そこまで考えたらキリがないです。ましてや現政権の基盤の南部、プーケットということですね。閉鎖の可能性はさらに低いでしょう。

空港が厳重注意というトピを冷静によく読むと分かりますが、トピを立てた方も伝聞情報で裏を取られてないようですし、かなり推測も入っているように感じます。治安などは風評が飛び交い、不安を煽るような場合もあるので、冷静に情報収集、分析をされたらいいと思います。


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1件のコメント

  • 09/11/29 14:59

    私も国王の健康状態の変化が無い限り

    私は27日朝までバンコクに滞在していました。
    バンコクもシーラチャも平穏でした。

    国王の健康状態の変化(崩御)が無い限り早急の変化は無いと思います。
    と言うか国王の崩御後が怖いですけど。

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    国王のご健康を願って

    いつも最新情報ありがとうございます。

    予定されていたUDDの大規模集会も自粛され、アピシット首相のチェンマイ訪問も中止されました。国王の誕生祝賀行事も来月13日まで続くようです。

    この流れから考えても、来月中旬頃に国内で大規模な暴動が発生する可能性は低いとみています。

    私は'05年から始まった国内の混乱をアフタープミンポンの権力闘争ととらえています。歴史をみれば王制の後には独裁が生まれやすい。大国の介入を招き、国際間のパワーゲームの場にもなりやすいです。

    ワチラコン皇太子やアピシット首相に混乱を収拾するカリスマ制(バラミー)があるか・・・。私も崩御後が心配です。絶妙のバランス感覚を持つタイ人の知恵に期待をするのですが。