09/11/22 10:05

私も同感

です。大御所のご意見に。

パッケージで使うレストランは団体様専用なので二度目を期待しないし、
評価されることもほとんどないために、極論すれば、『味なんかわかりやしない。』
というスタンスで作る傾向にあります。披露宴の料理が不味いのと同じしょう。


迂闊にも夏休みのゴーストタウンのミラノにいってしまい、唯一開いている店として
ホテルに紹介されたところが、団体専用レストラン。そのときは、
『流石、イタリア。ツアー御用達でも美味い。』と思ったのですが、
今なら別の印象でしょう。その後、イタリアでも不味い店があるし、
安い店は冷凍物ばかりを使っていることがわかりました。やはり、団体専用でなく、
”本物の”イタリア料理店に行くことをお勧めします。

上記三都市は物価が高く、観光客向けの店が多いのでも共通。ミラノは少し違っていて、
金さえ払えば、及第点、または満足できる料理が堪能できます。勿論、庶民的、
しかも良心的な価格で食材にも拘り美味しい料理を出す店も、上記都市にあります。
しかし、そのような店を見つけるのは至難の業で、それも旅の醍醐味。

で、ここからは現実論。実践論と言っても良いかな。

全部調べるのは面倒ですが、郊外でも住宅地に優良な店があることはあり得ます。
むしろ、土地代などが価格に跳ね返る、観光客しか来ない店を開くのに抵抗した
良心的なオーナーが不便な街で開業していることは多い。確か、バブル時代の
東京を嫌って(一度ガイドブックに載ると、不味い店でも行列)、良質の食材が
豊富な静岡に店を開くとかありました。ああ、実践論にはいっていませんね。

ローマの店。グーグル地図で出てくるLe Quattro Stagioniが宿泊ホテルに
一番近い店です。
via silvestri, 20/e 00164 Roma - tel 06 45471310 - mobile 339 5670254
www.lequattrostagioni.org/dovesiamo.html#
このあたりになると道があるか否か不明なので、徒歩可能か否か不明ですが、
至近距離であることは確か。
//www.lequattrostagioni.org/igolosi/menu0.html
コースですね。魚介類、陸上(肉類)食材料理、伝統料理、地中海料理です。
かなり本格的で、外れはなさそう。ただし、観光客は相手にしていないので、
英語メニューがあれば良い方でしょう。なお、日本語メニューは絶対に期待
してはいけない。ある店はまず避けるのが賢明だし、英語を含め、料理の一部
しか載せない場合がほとんど。日本人でも雇っていない限り(これも流れ者では
なく、真っ当な修行の身の人)、臨機応変に書き換えることが不能なので。
ところで、写真を見る限り環境はとても良い。要するに車でないと移動不能。

//www.paginegialle.it/lanocetta
少し離れているが、道一本なのでタクシーなら便利。
LA NOCETTA snc di RENATO DI TATA & C. I.
00165 Roma (RM) - 378, v. Aurelia Ant.
魚料理専門。
Specialità pesce.
以下略で、最後に、
A richiesta offriamo anche menù in lingua inglese.
Vi aspettiamo in un ambiente tranquillo e familiare.

英語メニューありで、家族的雰囲気とか。悪くはないですね。

メニューですが、日本語はむしろ避けるべきなのですが、英語メニューも
問題ありです。これも書くと英語圏のかたには申し訳ないのですが、
(本当は奥が深いのですが)語彙が貧困です。微妙な味付け、調理法が
英語ではうまく表現不能です。また、書かれていても、例えば、
ALLA NOCETTA(ノッチェッタ風)などではお手上げ。そのさいは、お勧め
ということで食べてしまいましょう(本当は会話ができないと、真の食通には
なれないと思います)。

実は地図にない店は多いし、WEBにない店は多い。ホテルで聞くという手は
世界何処でも通用します。ただし、まず自分のホテル>外国人向けホテル
>親戚、知り合いの店>自分たちが良く行く店の順で紹介します。
決して意地悪とか儲け主義ではなく、特に日本人には敷居が高い事が理由
でしょう。実際に、何泊かして従業員と仲良くなるか、イタリア語で、
実際に食べたい料理を言えば、上記とは無関係に調べてくれます。
確かトリノの新しくできた世界規模のホテル。『バローロのリゾットが
食べたい』と言ったものの、若い従業員(老舗と違って英語は堪能だが、
知識が少ない)は料理自体を知らず、私が作り方を説明。方々に聞いて
くれましたが、できるという店があり言ってみました。ピザテリアで
料理人兼給仕のおじさんは、『これを使えばいいんだろ。』と初めて
作ると言いました。結局、諦めて別のものを注文しました。
団体用、会議室併設ホテルでは従業員のスキルが不安なので、みしろ
掃除とか運転手のかたなどのほうが詳しい可能性があります。

長くなるので、ここまでにします。

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1件のコメント

  • Re: 私も同感

    いろいろご意見&情報ありがとうございます。
    私も母親と行く以外は ツアーは使わない・使っても基本自由行動のツアーを使います。
    ツアーの食事は あまりあてにはしていません。
    今回は 食事については 少しあきらめ です。
    ベネチアでの食事を楽しみにします。
    ありがとうございました。

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