若い人ほど学校で習った英語を覚えている こんにちは ノルマンディー方面を旅行されるそうで、いいですね。 私は、このあたりの海岸付近は、ディエップ、エトルタ、ル・アーブルをバスで移動しただけでしたが、 牧場があったり、海岸線が見えたりの、落ち着いたごく普通の田舎の風景だったような気がします。 英語について フランスでは、日本の小学校の5年生に当たる年齢から学校の正課で英語を習うので、 英語苦手だった人でも、単語は覚えているだろうし、若ければ一般的に、簡単なことは通じるでしょう。 (日本は、英語を習うのは中学1年からだったと思います。その後変わったのかも知れません。) 私のフランス語習い立ての頃、地方を英語で旅行した経験では、 ホテルやレストランには、誰か一人ぐらい英語が何とか通じる若い人がいました。 (同僚に、「おーいジャック、英語のお客さん頼むよ~」なんて言って呼んでいました。 何を言っているのかは、仏語は少し分かるけど、早口でやられると返事が十分理解できない頃の話) 紙に書いておく会話集、役に立ちそうですね。 パリの通りなどの雑誌スタンドのおばさんは、値段を言うとき、紙に書いて見せたりしていました。 仏語では、70,80,90台の数字は、聞いただけでは、相当慣れないと、瞬時には分かりません。 例えば、76ユーロ95サンチーム(76.95ユーロ)などは、たいへんです。 (六十、十六 ユーロ 四、二十、十五 というのです。) なおみかさん、仏語は分からないということなので、この話は、話題程度にしておきます。 書かれた会話集事例の仏語で、気づいた点について、ちょっと書いておきます。 >un/deux 一人/二人 日本では、一人二人と人数分で買う切符の数を言いますが、 フランスでは、切符一枚ください、二枚くださいという言い方です。 数字だけ示すなら、問題ないです。 >omnibus/express 普通/急行 料金は、TGV以外なら、各駅停車も、急行も、急行座席指定も値段の差はありません。 何時に乗って、何時に着くかが関心事と言うところでしょうか。 従って、omnibus という言葉は、日常会話ではあまり出てこない感じです。 >いくら?: コンビヤン Combien? [ EUR] Combien? の後ろにカギ括弧とEURがついているので、 これでも、値段を知りたいと分かるでしょう。 「おや、なかなか工夫したね。」と、相手は思うかも知れません。 窓口とか、あまり話し込んでいない店員に値段を聞くのは、 サンフランさんの書かれた C'est combien? が一般的でしょう。 >いつ電車は出発しますか? >Quel temps est-ce qu'un train part? temps は普通、ある長さを持った時間を指すので、 何かが行われる時刻を聞くときはtempsは使わないと思います。 時刻を指すのは、heure を使います。 次の(パリ行きの)列車は何時に出ますか? だと、 A quelle heure le prochain train part (pour Paris)? ぐらいじゃないかと思います。 15時ぐらいにパリ行きの電車がありますか? だと Est-ce qu'il y a un train vers 15h pour Paris? ぐらいでしょうか。 文章は、長くない方が、わかりやすくてい良さそうですね。