バスク地方の見所について

ビルバオとその近郊

サン・セバスチャンもバル巡りが楽しい街ですが、ビルバオもしかり。
しかもサン・セバスチャンにあるお店とはまた違った雰囲気のお店が多い印象です。
なので、日中の観光はまる1日でも大丈夫ですが、
ぜひビルバオには2泊していただき、色んなタイプのバルを回るのはいかがでしょう。

建築マニア、美術マニアの方なら、ビルバオの市内歩きも楽しいと思いますよ。
スペイン出身の建築家が手がけたものが多いですけど
日本からは磯崎新が「磯崎ゲート」を手がけたりしています。
近未来風の新市街から一転して、旧市街の静かさにもビックリされるかも。

有名な観光ポイント以外にも
ビルバオ市内にはあまり知られていないポイントとして
街を見下ろすケーブルカーがあります。
スビスリ橋の近くに乗り場がありますので、「i」で訊いてみてください。
ケーブルカーを上りきった丘からはビルバオ市内が一望できます。

この他、バスク州の守護聖母に捧げられた聖母ベゴーニャ教会
（ビルバオの人は単に“バジリカ”と言っています）へ行くための
「エレベーター」も面白い乗り物です。
イベリア半島ではよく見かけるものですが、
高低差のある町で下の町と上の町を結ぶ文字通りのエレベーターで
中で運転手（？）にお金を払います。
（エレベーターはサン・ニコラス教会の裏手にあります）
バジリカからは長い階段を下りていけば旧市街。
よければこの辺り、ビルバオ散策のヒントにしてください。

近郊にあるお勧めの町としては、バスク鉄道で行くゲルニカ、
さらにゲルニカ～終点のベルメオまでは車窓風景が素晴らしいので
時間が余ればぜひビルバオ→ゲルニカ→ベルメオ→ビルバオ
と言う風に、回り道をされることをお勧めします。
（ゲルニカ→ベルメオは列車の右手に乗るのがお勧めです！）

※実際にゲルニカを訪れた後、マドリードでゲルニカの絵を観れば
またその味わいが違ってくると思いますよ。
ただし、現在のゲルニカは平和そのもの・・・です。念のため（笑）。

Re: バスク地方の見所について

サン・セバスティアンの見所は海と旧市街等になるかと思います。
海岸沿いはめちゃめちゃ綺麗でスペインの中でもお気に入りの街の一つですが、5月だと泳げないのが残念ですね。

泳げない前提なら1泊でも良い気がしますが、のんびり綺麗な景色の眺めるという点では2泊でも良い気がします。

ビルバオですが、サン・セバスティアンから行くと、デトロイトよろしく、くすんだ建物が多くてそんなに楽しめないかもしれません。

見所はグッゲンハイム美術館とビスカヤ橋ですね。
グッゲンハイム美術館はよくもわるくも現代美術の展示なので、それが楽しめるかどうかでしょうね。
ビスカヤ橋はむかしから行きたかった所なので、行けただけで大満足です。

サン・セバスティアンより綺麗じゃなくてがっかりする街並みですけど、上述見所をしっかりまわると2日ほしいかな。。。

見所をプラスする場合は、ビルバオからさらに西へ進み、オビエドへ行く事を勧めます。
オビエドはもはやバスク地方ではありませんが、サン・ミゲル・デ・リーリョ教会っていう世界遺産が山の中にあって、なかなか趣があります。

自分のブログでは 27-34 までが、サン・セバスティアン～ビルバオ～オビエド です。
よろしければごらんください。

http://unfilmparle.jugem.jp/?eid=27
http://unfilmparle.jugem.jp/?eid=34

Re: バスク地方の見所について

　最近北スペインに行きましたが、さほどの魅力は感じませんでした。

ビルバオは1泊で充分でしょう。