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ノルマンディー印象派フェスティバルについて教えてください

公開日 : 2013年04月07日
最終更新 :

ゴールデンウィークに両親と旅行します。初イタリアでフィレンツェに7泊した後、パリで3泊して帰国します。パリは両親とも何回も行っているし、高齢の父を連れてショッピングでもないので、近郊の行ったことのないところへ、日帰り旅行をしたいと思っています。ルーアンなどノルマンディーもいいなあと見ていて印象派フェスティバルの記事が目にとまりました。フランス語のサイトも見てみたのですが、もう一つどんなものかわかりません。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。また高齢の両親と行く日帰り旅行のアドバイスもありましたらお願いします。また、印象派フェスティバルのサイトを見ていて、La Bouille という場所が気になりました。情報がありましたらお願いします。

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3件のコメント

  • 13/04/08 08:18

    手軽に日帰りならルーアンなど

    こんにちは

    印象派フェスティバルはノルマンディー地方で印象派にゆかりのある市町村が何らかの展示やイベントをするフェスティバルで、参加する市町村は200を越えていそうです。
    その中で大きい都市のカン、ルーアン、ルアーブルが大きい展示をやるようです。

    タイトルに書いたように、手軽に日帰りをするなら、ルーアンが手頃です。
    印象派のクロード・モネが好きなら、ジベルニーによることも可能ですが、ルーアンでの観光を手短に切り上げる必要があるでしょう。

    ルーアンは結構見るところが多いです。
    モネが連作で描いたルーアンの大聖堂のほかに、フランボワヤン方式の石の微細な彫刻を施した教会、ジャンヌ・ダルク教会や、ノルマンディー地方に多い木組みの家の並んでいる通り(旧市場付近)など見所が多いです。
     
    経験的には、家族で朝9時頃パリを発って、町を観光して、昼はどこかのレストランで昼食を取り、このときルーアン美術館は入らずに教会などを見て回り、この日は市が立っていてぶらぶら売っているものを見たりして、夕方5時頃の列車でパリに戻りましたが、ゆっくり出来ていい一日でした。

    ジベルニーに興味があれば、現地で2時間ぐらいあれば堪能できます。
    5月の連休の頃だと、まだ睡蓮は咲いていないだろうと思います。睡蓮の満開は6月上旬頃です。連休の頃は、モネが多く描いたアイリスが咲いていると思います。
    花壇の庭は庭師が季節の花を植え替えて、いつも花いっぱいにしているようです。私の行った6月上旬頃も、庭師が花の終わった株を外して、これから咲く種類の花に植え替え作業をしていました。

    村には田舎風のレストランもあります。
    夕食をじジベルニー村でとるなら、バスの時間が終わりになるので、レストランでVernonの駅までタクシーを呼んでもらえばいいでしょう。乗車時間は15分ぐらいです。


    質問に書かれている La Bouille という町について
    昔、ルーアンからセーヌ川を下って船で大西洋に出る輸送が行われていて、途中ルーアンから15km程度の所に港のある町が La Bouille のようです。
    http://www.labouille.fr/index.php?idR=85

    ここでは印象派フェスティバルに協賛して、巨大な布(幌)に印象派の絵を描いたものを15枚ほど建物の壁に取り付けて展示するそうです。(船を描いた絵をテーマにするそうです。)
    このほかに、昔の絵はがきを1mぐらいに拡大したものを23枚貼り出すそうです。
    この町には現在何人かの画家が住んでアトリエを持って描いているそうです。


    よい旅を

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    Re: 手軽に日帰りならルーアンなど

    具体的なイメージのわくアドバイスありがとうございます。ルーアンいいですね!旅行の計画をする時はいつも悩みますが、ジベルニーはパリとルーアンの途中下車ということになるのでしょうか?
    つい行きたくなりますが、80歳前後の両親とですから・・、のんびりルーアンがいいでしょうね!??
    今回はジベルニーは欲張らないほうがいいかと・・。ルーアンなら8時過ぎにパリを出てのんびり一日過ごせそうですね。せっかくなので美術館にも行ければと思います。
    もうひとつの日帰り旅行の候補はランスです。此方は個人で行く方法とツアーでシャンパンカーブを回るものとあります。ご意見が伺えれば幸いです。

  • Re: ノルマンディー印象派フェスティバルについて教えてください

    http://www.normandie-impressionniste.eu/

    これがご覧になったURLだと思いますが、これの右上、Pressの左の言語のところをクリックすると、英語にも変わります。
    お試しになってみてください。



    ところで、4月5日づけのフランス広報メルマガ?にこのことが載っていました。
    以下、紹介記事の抜粋です。
    「「印象派フェスティバル」第2回目の今年は「水」をテーマにノルマンディー全土で多くの文化イベントが開催される。

    核となるのは5つの展覧会。
    ルーアン美術館で開かれる「反射する光」展では、モネ、ピサロ、カイユボット、ルノワール、シスレーなど、偉大な画家の水面をモチーフにした作品が一堂に会します。

    カン美術館の「水辺の夏:レジャーと印象派」展では、80点におよぶ絵画が、19世紀後半に急速に市民の間で広まったトレンド“水辺で楽しむレジャー”について物語ります。

    また、ル・アーヴルのアンドレ・マルロー美術館では「港におけるピサロ」展が開催されます。ピサロの、近代化する港という一貫したテーマにインスピレーションを受けた作品ばかりが集められます。

    さらに、ジヴェルニー印象派美術館では、「シニャック、水の色彩」展と、モネの睡蓮にオマージュを捧げる近代日本人画家の平松礼二の展覧会が続けて開催されます。
    ほかにもノルマンディー地方中の主要な文化施設で、このテーマを多角的に捉えたイベントの数々が催されます。

    絵画展以外にも(中略)写真、コンテンポラリーアート(ルーアンの街頭での国際的なアーティストによるインスタレーション)、音楽(ノルマンディー地方のミュージカル上演)、映画、パフォーマンス、さらには、絵のお祭りや野外ダンスホール、海辺にある芝生での昼食会などの楽しい行事が予定されています。」

    ~というもののようですね。


    それぞれの展覧会の期間は、ホームページにあるとおりだと思います。



    ほかの方が紹介していらっしゃるページと重なっていましたらご容赦、お読み捨てください。
    フランス全般に関しては、上にレスを書いていらっしゃるかたをはじめ、ほかにお詳しい方がたくさんいらっしゃいますので、いずれなにか回答を寄せられることと思います。


    ご両親さまとのご旅行、つつがなく楽しいものでありますように。


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    Re: Re: ノルマンディー印象派フェスティバルについて教えてください

    おっしゃるとおり、ご指摘のサイトを見たのですが、とぼしいフランス語で情報量が多く、どんなものかつかみかねました。とてもわかりやすくまとめていただき有難うございます。時間のたっぷりある若者の旅ならいろいろ回ると面白そうですが、両親との日帰り旅行ですのでルーアンあたりが無難そうですね。

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  • 退会ユーザ @*******
    13/04/07 20:42

    Re: 紹介記事

    早々にご紹介ありがとうございました。印象派に関する本できることならフランス語で読んでみたいですね。なかなかゆっくり時間がないのが悩みです。旅行までには無理ですが、手に入れて読んでみたいです。

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