レポート

バスを乗り継いでチェンマイへ

公開日 : 2013年03月12日
最終更新 :

ふだんは夜行バスはあまり利用しないのですが、今回はタイの長距離バスに乗車する機会がありました。

1.チケットの手に入れ方
直接前日にでもモーチットバスターミナルへ行って、下見がてら購入する方法もあったのですが、ホテルのコンシェルジュはこういう時のためにいるので、ホテルのカウンターで日時と行き先を告げて、なるべく楽なバスをお願いしました。
コンシェルジュはバス会社のチケットセンターに連絡して、リクエスト通りのチケットを取ってくれました。バンコク-チェンマイ、3列シートのVIPバス 896THBというので予想よりも高かったのですが、デラックスのバスのほうがありがたいので、まあよし。タイ語で電話しているのを傍で見ていると自分で電話して予約を取るのは難しそうです。チップをあげるのが普通かもしれませんが、相手がきちんとした服装の紳士なのでかえって20THBくらいのチップは失礼に思えて出しませんでした。

近くのコンビニで代金を支払うようにということでコンビニで予約番号などの入った紙を示して、予約を確認し代金を支払い、レシートのような予約券を受け取ります。916THB。あれ、コンビニの手数料が入ったのか。

乗車前にこのレシートをバスターミナルで乗車券に変えると実際の運賃は876THB。チケットの予約センターも運賃に手数料20THBを加算しているのでした。
21時30分発のバスに乗車するのに1時間前までにバスターミナルで乗車券を手に入れるようにという指示でした。

2.モーチットマイ(北)バスターミナルへ
少し早目の18:45にホテルをでて市バス73番と77番を乗り継いでモーチット・バスターミナルを目指します。
ホテルで小銭を両替しておくのを忘れ、バーンタットン通りのコンビニで抹茶アンパン7THBを購入して小銭を準備。セブンイレブンお世話になります。
73番は待つほどもなくやってきました。19:10ころかな。CWP(セントラルワールドプラザ)まで11THB。ここから77番に乗換え、モーチットバスターミナルへ17THB。BTSモーチット駅まではそんなに渋滞することもなく、40分くらいで順調に走ります。この後が大変。チャトチャックのウィークエンドマーケットの日、帰りの車で周辺の道路が車で動きません。モーチット駅からバスターミナルは歩いて行ける距離でなく、市バスはこの区間、交通規制の関係で途中でUターンしたり妙な走り方をするのですが、なにしろ動かない。この間50分かかって、20:40ころモーチット・バスターミナルの市バス降車場所に着きました。
週末の晩、BTSモーチット駅からモーチットバスターミナルを目指すのはやめた方がいいでしょう。

3.モーチットマイ(またはモーチット・ティーソーン)バスターミナル
どこでレシートを乗車券に引き換えるのかと思って1F中央のチケットブースに尋ねると、背後の入り口わきにタイチケットセンターというオレンジのブースがありました。乗車券の表示も数字以外はほとんどタイ語。
どこへ行けばいいのか。116番プラットホームとあります。
中央部の入り口から搭乗口へ入ると、116番は中央すぐ右手にありました。しかし、行き先や発車時刻などの表示は皆無です。もちろんタイ語表記のもありません。入ってきたバスに乗ろうとしたら、21時発とのこと。次のバスだよ、と。
しばらくようすをうかがうと116番はチェンマイ行専用の公営バス乗り場のようです。次のバスは21:20のチェンマイ行いずれも15分ほどの遅れで出発。日本人はせっかちなのだ。
プラットホームが一つということは狭い構内をかなり上手に運用しないと大型バスが行き詰ってしまいます。

で、その次がわたしの乗るバスでした。外国人はラオスなまりのタイ語を話す日本人とフランス人のバックパッカーグループ、インド人1人あとは地元のタイ人か。

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2件のコメント

  • 補足

    バンコクでは夕方でも30℃を超えているので、長袖シャツは冷房がないときびしい。
    長距離バスの車内では、長袖シャツにブランケットでちょうどよかったのですが、次第に室温が下がります。
    エアコンの冷気が集中制御らしく、走っている間は冷気が出ていました。それで手持ちのバッグからベストとウインドブレーカーを出して着込みました。ほぼそれで適温。
    飛行機の機内でもらったスリッパも役立ちました。

    しかし長距離バスは基本的に眠れないか、浅い眠りで終わるので、翌日ねむくなったり失敗したりします。
    早めのチェックインができればいいのですが、部屋の用意ができていなかったりで。

    できるだけ夜行バスは使わないのが原則。
    今回は4列シートの一等バスも利用する機会があり、やはり少ししか眠れず、疲れました。
    沿線は通ったことがあるのなら夜行でもいいのですが、陸路を通るのにどんなところを通過したのか知らないのはつまらないと思います。

    タイの長距離バスは鉄道と比較して発達していますが、最近はロットトゥーの快足に浸食され気味。

    バス便についてのインフォメーションを確立してほしい。
    バスターミナルの出発案内表示とか。タイ語以外のウエブ予約フォームとか。
    今回は確実なのは出発時間だけでした。チケットを見ても到着予定時間すらわかりません。
    これではちょっと。

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  • 公営バスチェンマイ行

    ボーコーソーのVIPバス。チェンマイ行は私の見たいずれも3列シートのVIPバスでした。
    外見は豪華に見えますが、車内はチャンツアーのような雰囲気とは違って、シートは簡素な雰囲気。
    乗車すると飲料水と菓子パンの入ったパックが配られます。セブンイレブンで買った7THBのパンと同じアンパン。
    それにビスケット。
    ブランケット。ビニールシートはフットレスト付のリクライニングチェア。背面にテーブル。トップライト。
    ファシリティはシンブルだけど実用には十分といったところ。
    車内のトイレは利用しませんでした。

    わたしの隣席だけ空いていてラッキーと思ったら、ランシットからタイの男が乗車。
    この男はすぐ寝てしまいますが、男の寝息が大きくて眠れません。
    途中はランシットで乗車があった以外はほとんど運転停車。
    ミンブリの公営バス休憩所で11:30から30分食事休憩。乗車券付随のクーポンで食べられます。
    バンコクのふつうの食堂より美味しいと思います。
    深夜12時に出発、と思ったらフランス人が遅れてきました。10分延。

    まだ暗いうちにランバーン停車。5:30ころか。わたしの前の席の女性が降車。
    ランバーンからチェンマイはそんなに遠くありません。チェンマイ到着前に紙のおしぼりが配られました。
    チェンマイアーケード・バスターミナル到着は所定の午前7時。所要時間9時間30分。

    赤ソンテウの乗り場は近く、乗り合いで市街へ運んでくれます。

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