レポート

キプロス共和国と北キプロス行きスタアラ特典航空券 その1

公開日 : 2013年03月02日
最終更新 :

旅行記をぼちぼち書こうと思ってますが、まずは飛行機。

 今回も仕事の都合で、旅行計画を立てだしたのが出発の10日前。UAのマイレッジのアワード航空券のヨーロッパ行きはコスパが悪いのですが、今回はキプロス島の事情と懐具合から、アワードで探すことにしました。

 目的地のキプロス島は決めていましたが、見どころが全島(?)にまたがるので、行きがラルナカin、帰りはレフコーシャ=エルジャンout。往復でこのような航空券は買えないので、やはり、スタアラ・アワードが頼りです。

 昔のUAのウエブサイトは自社便についてはネットでアワードの予約、発券はできたのですが、今は他社便のアワードも予約、発券ができるのですね。しかも、片道発券にも対応。検索システムもトータル
時間等も表示され、なかなか優秀。さらに、駅すぱあとで時々あるような、「なんでそんなルートを探すの?」という面白さもあり、楽しめます。


 探しだしたのが遅かったせいもあるのかもしれませんが、セーバーアワードで、行きがトルコ航空で東京、イスタンブール経由でアテネ。一泊して翌日のエーゲ航空(イージーアン・エアラインズ)で
キプロス共和国のラルナカ。帰りは北キプロスのエルジャンから、トルコ航空(子会社のアナドルジェット
がTK便名で運航)でアンカラ、ルフトハンザでアンカラからミュンヘン、全日空でミュンヘンから東京。ということになりました。帰りのルフトハンザは余計ですが、こうなったらとことん飛行機を楽しみましょう。

 UAは何事もなく発券してくれましたが、・・・・

1.キプロス共和国は自国に入国して、北キプロスからの出国することを「違法行為」と見なしている。ギリシアもそれに準ずる可能性がある。なお、ギリシアはシュンゲン協定国だが、キプロスはシュンゲン協定国ではない。

2.北キプロスは、キプロス共和国入国者を問題なく出国させてくれるだろうか?ついでにアンカラへは、「国際線」になるはずなので、そうなるとどこを出国することになるのか・・・・

 成田空港のトルコ航空カウンターでは、イスタンブール、アテネ、ラルナカの三つの搭乗券を発行してくれました。アテネまではともかく、翌日のエーゲ航空の搭乗券まで出してくれるとは・・・・しかも、「トルコ航空発行のラルナカ行搭乗券」というのは「大韓航空発行の平壌行搭乗券」に近いノリがあり、この辺は、「企業は国境を超える」のか・・・
 
 トルコ航空は幸運(?)にも、非常口の席になりましたが、CAが若くて美しい。特に担当してくれたCAは目があうとドキドキするくらい。・・・・エンタメは30本近い映画はすべて、日本語に吹きかえられていて(もちろんオンデマンド)、いまどきのエコノミーはこんなものかとすっかり浦島太郎でした。夜食も鮭のコンビニおにぎりを数十個、サンドイッチも用意されていて、食事の時に187CCワインを合計三本を空けたのですが、夜中にさらにジントニックを作ってもらいました。ということで、もちろん定刻に着いたということもありますが、いっぺんにトルコ航空のファンになりました。

 イスタンブール空港は一時間ちょっとの乗継でしたが、この空港も縦長で最悪・・・の空港。延々と歩きます。しかも、トランジットの入口がわかりにくく、注意が必要。アテネ行きはby busで、しかも一番端の304ゲート。ギリシアとの仲の悪さを象徴してるみたいです。歩き方によると、アテネ-イスタンブールは日に4便。だそうですが、掲示板を見ていたら確かにそんな感じです。そうこうしつつ、搭乗時刻が来て乗り込みます。それでもほぼ満席。機内では軽食だけで、聞いてみましたがさすがにアルコールはない。とのこと。

 ギリシアのイミグレは第一の関門で、もし、帰りの航空券を出せ。と言われたら・・・そんなことは90%ないと思っていましたが、無事通過。パスポートチェックだけです。あのへたっびな飛行機の絵のEU共通入国スタンプが押されました。

 翌日のラルナカ行きのエーゲ航空チェックインカウンターでトルコ航空の搭乗券を見せるとこのままでよい。とのことなので、そのままチェックイン。非シュンゲン国に行くので、イミグレを通り出国。当然問題はなし。

 一時間ちょっとの飛行時間なのでサービスが云々というほどのことはありませんが、機内誌を見ていて、ギリシア語ではイスタンブールのことをコンスタンティノポリ(コンスタンティノポリス)ということを知りました。ビザンチン時代の言い方をしているとは・・・・。ちなみにこのエーゲ航空のGPS画面は、今、どこの島の上空を通っていて、近くに見える島はどこの島か立体的に分かるすぐれもの。きっと、CAにあの島はどこか?しょっちゅう聞かれるから、開発したんだろうなあ。

 

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1件のコメント

  • 「こんすたんちのーぷる」ってギリシャ語ですかそれが生きているってすごいですね

    歴史の教科書ってすごいのですね。

    奈良の語源が韓国語のナラ(国)だとは知っていましたが。

    成功を祈る!

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    噂の範疇

    大体奈良時代の朝鮮語の発音が今の韓国語とどう違うのかも判らない・・・・そうですの、言った者勝ちの世界でしょう。

    研究したくても資料が何もない半島国家では歴史学が成り立たないのでは?

    何でもカンデモ半島から日本に伝えた・・・・と考えたい半島国家の脳内学説の類でしょう。

    なんせ、かの国では孔子さんどころかキリストさんまで韓国人だそうですよ。