スケジュールについて

現地ツアー(英語他）も世界遺産巡りで活用しました。

2年前に訪問したときは、時間がなかったので現地ツアー（英語他）を利用しました。
駆け足なので、少し問題がありますが、下記のようなスケジュールでした。

リスボン発⇒オビドス⇒ナザレ(食事だけ）⇒アルコバサ⇒バターリャ⇒ファティマ⇒リスボン着

ナザレは観光なしでしたが、オビドス、アルコバサ、バターリャ、ファティマが一日で観光出来ましたので、結構効果的だと思います。インターネットで申し込んだのですが、価格は85€くらいで食事つきでした。

オビドス、アルコバサ、バターリャ、ファティマは個人で訪問するのは、結構骨が折れると思います。
時間の効率を考えましたら現地ツアーは良いのではと思います。
オビドス、バターリャ、ファティマは訪問の価値があると思います。

尚、私はファティマで現地ツアーを離脱して、タクシーでトマールに行きました。時間的にかなり無理がありましたので、トマールの修道院は30分強しか観光できなかったのですが、なかなか素晴らしかったです。

また、ポルトから列車でギマランイスも訪問しましたが、ここは時間が有ればという感じでした。

ナザレ、オビドスあたり

　のんびり旅ですと個人的にはナザレ、オビドスあたりで泊まるのが好きです。
　夏のナザレは北欧あたりからのバカンス客でとてもにぎわいますが、5月ならまだのんびりした空気を楽しめると思います。

リスボン～ポルトの中継地

ポルトガルは縦に長い国なので、
リスボンとポルトの中間辺りで宿泊されると効率よく回れると思います。

この2箇所の中間にある代表的な町と言えばコインブラとなります。
コインブラを基点に回りやすい町はローマ遺跡のあるコニンブリガ、
子豚の丸焼きのお店がたくさんあるメアリャーダ、ブサコパレスが美しいブサコの森、
ブサコにも程近いポルトガルNo.の知名度を誇る美味しい水の産地ルーゾなど。

ポルトとコインブラの中間には、最近日本でちょっとしたブームとなった
半生カステラの元祖パォン・デ・ロー・オヴァールが味わえるアヴェイロがあります。
（半生カステラの本当の故郷はアヴェイロの北にあるオヴァールですが、
オヴァール風パォン・デ・ローはアヴェイロのお店でも食べることができます）

またリスボン～ポルトの移動途中で
オビドス、ナザレで1泊、もしくは連泊される方も多いですね。
オビドスはポルトからだと少し遠いので
リスボンからの日帰りの方がお勧めですが。

もう１つ、リスボン～ナザレ間でバスの便が多い中継地があります。
ポルトガルのマリア信仰の聖地、ファティマです。
ファティマからはナザレ、トマール、バターリャ、アルコバサなども近く、
ファティマから数kmのところにあるオウレム（OUREM）には
ポルトガル国営ホテルのポザーダもありますから、
ここを足場に近郊へ足を伸ばすのもいいかもしれません。

リスボンからテージョ川を越えたところにあるアレンテージョ地方も
魅力的な町がいっぱいです。ポルトガル屈指の鷲の巣村である
マルヴァオン、モンサラーシュなどに行かれるなら
マルヴァオンならポルタレグレ、モンサラーシュなら
エヴォラで1泊されることをお勧めします。

コインブラ

2年前に超駆け足でポルトガル旅行したのですが、コインブラ大学が素晴らしかったです。
コインブラの「涙の館」や近くのブサコには、ブサコ・パレスもあります。
私が再訪する機会がありましたら、この辺りに宿泊したいと考えています。

尚、エヴォラは時間に余裕があればという感じでした。

他５ヶ所をお勧め

シントラ、ナザレ、オビドス、エヴォラ、サンヴィセンテ岬が必訪と思います。
エヴォラを除き、いずれも半日でも十分です。
リスボンは２日、ポルトは１日は必要ですが、以上７ヶ所くらいは余裕で回れ、じっくり観光、散策できます。
夕景と朝が素晴らしいので、ナザレのみは宿泊が必要です。リスボンから日帰りの多いシントラも宿泊がいいです。