マドリードから同日にセゴビアとトレドに行ける方法？

Re: マドリードから同日にセゴビアとトレドに行ける方法？

スペイン語ができて土地勘があり、行きたければ両方ともいけますが、東京観光の一日フリーで、日光と鎌倉の両方に行きたいとか、関西で京都と奈良をいうような希望です。どちらか片方だけを選ばれたほうが。

個人的には、TOLEDOですが、朝９時ごろにでれば、のんびりとトレドの丘の上の独特な街並みを散策や食事で、MADRIDに帰ってこれるのは暗くなってからです。車でもくるっとメインの道路だけを回れますが、トレドは車が通れないような小路が主体。

初めてトレドに行ったとき、スペイン人の観光客に「オカジスの埋葬はどこにあるの？」って尋ねられ、「さっき、トレドに着いたばかりで墓地がどこにあるか知らないです」って答えると、「お前、アホか！」って顔をされました。イスラム教とキリスト経がぜったいに融合されるはずがないのに、同じ建物で前と後ろで両方の宗教のお寺とか、少し、歴史を前もって知識にいれておくと、見方が変わり、楽しいものになるのですが。

スペインって日本人にとって何かヨーロッパの先進国のような捉え方ですが、大昔から、イスラム教のアラビア人に乗っ取られて、戦争の戦争が８００年以上も続いた疲れ果てた国です。１４００年台後半でイサベル女王の修験で、念願のスペインをカトリック教徒で統一でき、経済的にも余裕で栄えても、異教徒のユダヤ人を大量殺害で追放し、金の動かし方の先生を失い、再び、３流国に墜落でいまに至っています。
また、最近まで首都という概念がなしで、問題あるとところに王様とそのブレインが出張、そこが一時的な首都に。セゴビアもトレドもその一つです。現在のマドリッドは地理的にスペインの真ん中ということで、人口８０００人の田舎街に王様の移動に便利なように仮首都です。

歴史を知らないと、その国にとって一番大事な石碑も、ただの石ころ。肖像もただのオっさんかオバさん。長いヒコー機の中で、２－３時間で読めれるこれから行く国の歴史の本を大まかに読まれるだけでも、どんなに旅行が変わったもので、より楽しくになるか、実感できると思います。

ありがとうございます。

mxegamiさん、アドバイスありがとうございます。

確かに東京から日光と鎌倉、関西で京都と奈良を一日で行きたいというのは無理難題だと分かります。ただし、外国人から見ると、恐らく「日光と鎌倉」「京都と奈良」の間でどちらに行くのが迷いはしないと思います。（ちなみに日光の見所は新幹線でも電車でも行けませんし、例に挙げられた場所皆半日ツアーで見たことがありません。セゴビアもトレドもマドリードから半日ツアーが出ています。）

一箇所を選んでのんびり過ごしたいのは山々です。時間がいくらでもあるなら、私は一つの小さな教会でも３時間をかけてゆっくり楽しむことができます。残念ながら、時間がないです。スペインでの旅、私の命の限りに今回は最初で最後かもしれません。弾丸ツアーだと意味がないと思われるでしょうけど、私は自分なりにできる限りスペインのいろんな顔を見て、歩いて、その風情を肌で感じていたいです。

mxegamiさん、スペインの歴史を丁寧に教えてくれてありがとうございます！
自分の無知を恥ずかしいと思うより、mxegamiさんの素晴らしい知識に感心しております。私は２冊のガイドブックを読破しても添乗員の説明をたくさん聞いても、mxegamiさんに教えてもらえなかったら恐らく知らないままでスペインに行ってくるでしょう。たくさんツアーで旅行している方々のように。

歴史と文化を知った上の旅はもっとも素晴らしいです。でも行って初めて分かったことがたくさんあるとも思います。この場所の過去を見えないけど、少なくとも「今」は見えるからのです。

Re: マドリードから同日にセゴビアとトレドに行ける方法？

どちらも駆け足で観るのはちょっともったいない街だと思います。
でも、AVE/AVANT を使えばなんとかなりそうです。

それぞれ逆方向のため、マドリッドで乗り換える事になります。
先にセゴビアへ行ってからトレドに行くほうが良いかもしれません。

高速列車＋タクシーで２都周遊可

バス利用では２つは不可能のです。
どちらも高速列車で３０分です。逆方向なのでマドリで乗り継ぎです。
朝一番の高速列車がどちらが早くからあるかで先行を決めてください。マドリ到着時に予約を。
トレドは駅からタクシーで展望台に寄ってもらい、旧市街へ。大聖堂や各教会の散策は３時間ほどでも可です。帰りは徒歩でも15分ほどです。

セゴビアは駅から遠いので往復タクシーで。水道橋、アルカーサル、大聖堂で３時間もあればゆっくり見れます。