ホテルは世界一高いとおもいますよ >そういえば昔からロンドンのホテル代って馬鹿みたいに高かったんですね。 市内だと、部屋あたり1万円クラスじゃ、ジェイルの可能性大ですよ。まともなホテルに泊まりたかったら@3万円ぐらいはださないと無理ですからね。 所得が増えたから物価高になったのではなく、インフレにともなって一部の職種の賃金が改善されたと理解すべきでしょうね。いわゆる所得者層はおきざりのようです(当スレの他意見を、ご参考!)。イギリス家庭の場合、16才越えで家を離れ自活する習慣があり、現状だと、進学もせず、職も探しているけど見つけられずに無職のまま家を出る層が増えてきて、その結果、昨晩からFAIRYさんとも対話しているような、若年層の生活保護者層に転じたり、一方ではBBC特番されたみたいな、カード破産予備軍につながるっているわけです。 これはイギリスよりアメリカ社会の方が顕著な事ですが、日本とちがって、職位階層化がとても厳密で、徹底した入口主義。秘書とか事務・庶務職みたいな下働きで入ってしまえば、賃金レベルは一生かわらず(微増位はするのかも)低レベルで圧さえられ、賃金ベースアップが期待できるのは、幹部候補とか専門職種みたいな、エリート採用で入った層限定です。映画などで、秘書上がりの女性がエグゼクティブになったみたいな事が可能な会社は、ほんの一握りのはずです(ゼロ、ではない)。 この仕組みは、70~80年代に経験した米国不況の折りに多くの企業が倒産し、経営側は、企業の収益悪化下における事業存続の危機を楯に、労働者要求のベアを拒否し、労働者側もこれを「いたしかたない」と、妥協して受け入れた事が起点となっているそうです。日本企業も去年まで企業の収益環境が極悪で、多くの企業で、これと同じ危険な罠にはまり掛けそうになりましたが、今期からは企業業績全般が上昇の見通しなので、労働者の地位と権利とメンツは従来通りたもてそうです。これは日本的経営のいい部分だと思います。 がしかし、自民党によるサラリーマン増税によって、道筋はちがえど、社会の二極化を結果的に後押しする結果になりますので、日本でも欧米並、貧富の差が開く事になるのも、時間も問題か。
忘れないうちに 日本の江戸時代は士農工商、階級制度は幕末になるほど建前で今のイギリスよりましなところもあったようです。 伊藤博文も百姓から武士へ中には有名人では武士から商人なども居ます。 忘れないうちにと言うのは世が世なら徳川18代将軍に当たる徳川恒孝氏のホームページを今まで見ていました。 面白いですから興味のある人は次をどうぞ、 http://www.uraken.net/rekishi/reki-tokugawa17.html それによると江戸時代日本男子の識字率は60~70%くらい女子が20~25%くらいだったそうです。 その頃の英国の識字率が日本女子とお同じくらいだったと書いてあります。
Re: 根底にはもともとのジョンブル?階層意識 ヨーロッパはもともと支配階層と被支配階層?がはっきり別れていてそれが大陸では第2次大戦で大きく変ったにもかかわらずイギリスは戦勝国だったため その垣根が高いまま戦後に突入したのが英国病の一因だと何かで読んだ気がします。 ホテル代の高いのはハイソサエティーの芝居見物用と行商人宿しかいらない社会構造だから・・・と。 でもアメリカは東海岸の一部ではかなりはっきり階層社会はあるようですがまだまだ国が若くていい意味メチャクチャの何でもありですからそうそう固定化はしないでしょう。 小さなお池でメダカも金魚もふなも 時にはクジラの子供まで一緒に仲良く泳いでいるみたいな日本社会でのものの見方で かの国を見るとそりゃあ理解に苦しむのもムリは無さそうです。 一種の先進野蛮国・・・といったら怒られそうですね。 なんだかんだいってもまだまだ 極東のジパングなんですかね、わが国は。ここ当分 願わくば・・・。
世界で唯一の成功例 >小さなお池でメダカも金魚もふなも 時にはクジラの子供まで一緒に仲良く泳いでいるみたいな日本社会 90年代には「日本こそ世界で最も社会主義が成功した例である」と皮肉られていたと思います。 一億総中流意識、画一行動、全員同じ方向を見て、誰も不満を感じていない、、、 今では社会格差と不平等が開きつつあり、ネオ階級社会なる言葉も。
アメリカ社会 >日本とちがって、職位階層化がとても厳密で、徹底した入口主義。秘書とか事務・庶務職みたいな下働きで入ってしまえば、賃金レベルは一生かわらず(微増位はするのかも)低レベルで圧さえられ、賃金ベースアップが期待できるのは、幹部候補とか専門職種みたいな、エリート採用で入った層限定です。 このあたりは近年、(特にITがさかんなカリフォルニア州等では)状況が変わりつつあるのではないでしょうか。もちろんベースに残っているのは否めませんが。 同じ条件と能力であれば採用されるのは(野心があるので)移民であり、高級車を除くと運転しているのは有色人種だったりします。一種の逆差別現象がおこっています。 更に、能力とマネーで言えば、今一番羽振りが良いのはティーンエイジャー。少し前は体力と能力を兼ね備えた20代の億万長者が続々と輩出されていたのですが、柔軟なアイディアを持つ、より若い世代が取って代わりつつあるようです。 国を挙げての若年層に対する経済教育が功を奏したのでしょうか。 日本でも自治体単位で取り入れつつありますね。 いずれにしても地価の高騰によるバブル世帯はまだまだ出てくるわけで、「ここら辺は100億です」なんてサラリと紹介されると、ロンドンの物価高を熱くなって語っているこのトピが、すごく健全な気がします。 でも完全にトピずれですね、ごめんなさい。