05/10/18 15:24

もしかして遅い?

サリリン=シマフクロウさん、はじめまして!

遅きに失したような気もしないでもないんですが、私も同じような体験を
したことがあるので、書かせてください★
長いです!(ごめんなさい・・・)

あれは90年代半ば。バイト先のICU大生と一緒にフランス2ヶ月周遊を計画
したんです。私自身はフランス史を学ぶ学生であり、渡航歴もけっこうある。
友人はICU(国際基督教大学=学内では英語を話すことを強制されてるとこ)
だったこともあり、英語は完璧。
バイトも1年くらい一緒だったし・・・ヨシ!お互い自立した旅行ができる
かも!と・・・旅に出たのが大きな間違い。(ああ)

当初、私はベルギーに短期語学研修で1ヶ月ほど先に出発していて、友人とは
パリのホテルで待ち合わせをしていました。
ところが待てど暮らせど現れないんです・・・。<予定日
やきもきして、未明からずっとロビーで待っていると、ホテルのレセプショ
ニスト(男)がナンパしてくる。もうこっちは心配でそれどころじゃないし、
こんな怪しい兄さんなんかてんでムシです。

半日以上、待たされてようやく到着して。「どうしたの?!何かあったの?
電話くらいかけてよ!」「参った、英語が通じないのよ~~切符も標識も
わかんないんだもん。電話なんてムリ」
・・・・って、当たり前ダロ!
(ちなみに事前にフランス語に関する資料は全部渡してありました)

英語を話せる人をようやく捕まえてなんとか、ホテルまで辿り着いたという。
めまい・・・。(@@;;

それはともかく、この彼女、ホテルの例の怪しい兄さんのナンパに曖昧な
態度を取る取る!!ええ?!ありえねー!と思い、注意すると、「え?別に
あんなヤツのことどうとも思ってないよ。普通にしてるやん」・・・。
あのね、「きみかわいいね、名前なんていうの?これからクラブに行か
ない?髪触っていい?」みたいな攻撃に対して、「ええ~?どうしよっか
な~?ん~~、そうねぇ・・・」みたいな態度は普通なら取らないっつの!!
あげく、チュッチュッしてましたよ。(呆気)

「あんたね、相手が誤解するよ?ってか、誤解させてるでしょ!止めてよ!
そういうの!」と注意すると、「え?なに言ってるの?変なこと言わないで
よ。誘ってなんかいないよ!!」と逆ギレ。

最後まで(このホテルには1週間宿泊)いちゃつきを止めなかったですよ。
(その間、この男は夜中にドアをノックしまくるわ、彼女を廊下に連れ出し
てまたチュー攻撃。フランスの電気は省エネモードが多いから、3分くらい
で電気がバチっと消えちゃう真っ暗な中で!!もーイヤ!!マジで)

ここで、勘違いする人は「いいじゃないの、友達が開放的な気分になって
現地人とラブアフェアしたって。止めるなんて無粋。嫉妬では?」みたいな
ことを言いかねませんが、私が心配したのは別のこと。

トピ主さんの件でもそうですけど、アホな友人が痛い目に遭うのはそれ相応
の報いですから構わない(冷たい?)。
でも同じガイドさんだったり、同じホテルだったりした場合、最悪の場合、
強姦や強盗事件に巻き込まれるかもしれないじゃないですか?
(特にホテル従業員は合鍵を持っているんですから!!)

私たちのホテルの男はたぶん、過去に日本人のおねーちゃんでいい目に遭った
経験があるのでしょう。だから最初は私、次は彼女に粉かけてきたんだと
思います。私は一言「Non!!」、方や友人は「OuiでもNonでもなくクネクネ
・・・」これって「Oui」と同じでしょう?「Oui」と言った友人の同室者(=私)
も「Oui」なんだな・・・って理解されるかもしれない。

・・・ということを同行者に懇々と説教すると、「だってフランス語わかん
ないし、彼は英語喋れるし、ちやほやしてくれるし、bikkinちゃん怒って
ばっかりだし、さみしいし・・・」だと。

 *彼女は英語力・滞在経験はあっても肝心の話の中身のない、お子様
  でしかなかった。
 *欧米のルールで育ったので、決して謝罪は口にしない。


・・・ということが判明しました。

それから先は同い年のこの私が、父となり母となり、守るべき被保護者
として世話を焼きましたヨ・・・。
彼女は世話されているととても幸せそうで満足気でありました。

ようするに、バイトしている時には決して見えなかった彼女の裏面(依頼心)は長期の旅行に行って初めて見られる部分だったんです。
(男にガードが甘い点も含む)

旅行に行く前にそれがわかる友人であればそれに越したことはないですが、
旅先で初めて露になることも多いですよね。
それを恐れていたら、ずっと一人旅するしかない。
バクチですね。
たとえどんな卦が出ようとも、対処できるだけの自己を確立するしかない
のではないでしょーか?(諦念とともに、そう思います・・・)

ちなみにこの彼女とは旅行から戻って以来、二度と遊びませんでした。ふぅ。

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2件のコメント

  • はじめまして。

     bikkinさん、レスありがとうございます。

     bikkinさんの気持ちといいたいことってよ~くわかります。旅行にきてるのに、何してるん!っていいたしし、友達のせいでこっちも危険な目にあうかもしれへんやろ!ってなりますよね。これは経験した者にしかわからない気持ちですよ!!

     今、思い出せば笑えるエピソードかもしれへんけど、同じ思いは2度としたくないですね。

     友達の豹変ぶりへの対処って難しい・・。

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    re:よろしくお願いしますね。

    ここの掲示板は、枝番61にレスすると、システムエラーがでて不可なので、こちらに付けます。

    1ヶ月間ですか~すごいです。今後、きっとこんなに長期間、旅行に出られるって事はないでしょうね。めいっぱい、色々経験してきてくださいねー。ただ、1ヶ月間移動の連続は、ちょっと疲労しませんか?もし、途中国にて、短期滞在者用のアパートとか、下宿(学生相手にホストファミリーやってる所に入るとか)が借りられるようだったら、そこを拠点に、近場の国は1泊2泊遠足状態にして1泊2泊分だけの荷物だけもって、出かけるって方法もありますね。おみやげも、それだけの国をそれだけの期間まわると溜まるだろうから、全部持ってあるくと大変ですしね(郵便で送るという手もありますが)。時間的・費用的なロスは多少あるかもしれないけど、ご家族も、郵便の連絡宛先住所がある方が、一方通行より、なにかと安心されるんじゃない?ま、今は携帯電話のレンタルがあるので、それを借りてもいいですね。

    さて、個別のお話は、やはりテーマしぼって、別トピで聞く方が、より沢山の人に見てもらえる事により、情報も加速度的に集まるとおもいますよ。

    私が、その国リストの中では、ベルギー・ルクセンブルグは行ったことないです。そして、リスト中の、旧共産圏の国々は、まさに旧共産圏時代の末期に行ってしまい、旅行どころか、修行みたいで、大変苦労しました。これを語ると、終わらないので省略しますが。今、テレビでみると、プラハなんか、とてもきれいになってますが、私の行った頃は、街のあちこちが壊れまくり、建物は、メンテ余裕なしの壊れ放置状態で、なんかうらびれて歩いてて悲しくなる感じ。暑いのにエアコンはどこいっても当然なし。全て、必ず長蛇の列だし、しかも店などほとんどない割には、公園には、社会主義らしく戦車がデンと置いてあったりして子供がそこで遊んでる、なんとも、タイムトラベルな気分でした。今は全然変わってますね。今いったらそれなり快適で楽しいのかもしれません。特に私の場合は当時と比較ができるので。ブダペストは当時もなかなかよかったです。東西の壁が崩れる原因に貢献した国ですから、共産圏ながら、とても開けてました。最も、知人がハンガリー人がいて、ブダペストではその子がいろいろケアしてくれたのがよかったのかも、です。

    スイスの都市部は、物価が非常に高いですよ。山の方はいいですよ。グリンデルヴァルドは観光地化されてて、人が多すぎてちょっと・・・・と思ったので、私はヴェンゲンに泊まりました。人がいなくて落ち着いてて、よかったとおもいました。ここはガソリン車不可の、かわいい電気自動車のみが走るとても小さな街ですが、登山鉄道使って、界隈はどこへも行けます。

    炭鉱にご興味というと、なにか鉱物のお勉強がご専門ですか?ハンガリーが温泉で有名ですよね。あっちは水着着用で入ります。

    あと、税金ですが、消費税関係(例えばVATとかいう)は、国毎に税率は微妙に違いますが、だいたい10%以上です。国によっては元の物価が安いと、高消費税でもあまり高いという実感はないですが、物価高の国は、直撃しますね。VATの場合は、一定以上の高額のお買い物には、消費税払い戻しの制度があります。だいたい、税金は小切手の形で戻ってくるので、現金化する時の日本の銀行手数料が2500円以上はかかってしまうので、よほど沢山かわないと、結局、払い戻しの手間だけ無駄になってしまう事が多いですね。

    いわゆるブランド品というの、私は興味がないので、全体情報が、よくわかりません。ブランド品お買い物専門家旅行者が、きっとロムでいっぱいいるだろうと思うので、これも別トピで聞く方がいいかも。

    欧州は、法律でセールの時期が定められており、この時期ならば、バカ安でお買い物ができます。ただ、多分、どの国も夏(6-7月)と冬(12-1月)に集中してるんじゃないかな?セールの時期だと、ブランドショップも、一部、お安くなってると思いますが、3月でセールやってる国はあるのかな?

    あとドイツのお話ですが、私は、かなり前に、フランク(+ハイデルベルグ)、東西ベルリン、ミュンヘン(オクトーバフェストに行った)といった大都市しか行ってないのですが、全てDBというドイツの国鉄でまわりましたよ。話で聞く所、××街道というのばかり行ってると、飽きるって聞きました。確かにかわいい街が点在してるので、最初は感動ものらしいのですが、そのうち、同じ様な感じの連続となって、何日も続くと飽きるって話でした。
    バスについては、やはり最新情報を、ドイツのトピで聞いてみて下さい。

    いろいろはしょった感がありますが、内容があまりに多岐に渡っていたので、どうかご容赦ください。

  • まだまだ

    bikkinさん、すごいお久しぶりですね。7月のトピでは、色々教えてくれてありがとう。アドバイスすごい有用でした!コッツウォルズは道路どこもがらがら(皆、テロで旅を取りやめたのかなあ)、道路閉鎖は、バイブリ手前で1カ所だけお見舞いされましたが、横道それて、アマタある分岐は第六感(地図熟読で、各地名はなんとなく頭に入れてった)でクリア、また、地図確認中に後続車の地元お母さんに「どこいきたいの?」で助けられたりで、全線、無事に迷わずにフィニッシュできました。夏は、なかなか暗くならないから、焦らせられなくてよかったな。時間も有効につかえるし。もし、あそこで暗くなってきたら、本当に真っ暗で立ち往生だったもんね。

    ちょっとトピずれでごめんなさい。bikkinさん、前に車こすって請求がきた話してたじゃない?私、かり出し前の車両チェックを、これ以上ない位入念にして、係員も確認するとき、虫眼鏡で傷を見るような動作のジョークで「これ位はチャージされない傷だけど、あなたがいうから、何でも書きますよ~」と、どんな小傷も見逃さず、全部記入してもらいました。それがよかったの!どうも、狭小路ばかりの街で、宿でついて気がついたのだけど、どうもすっちゃったみたいで、明かにわかりやすい傷ができてる!!!「やばー」とおもったけど、契約書確認したら、同じ箇所がちゃんと「スクラッチ」になってる。規模は拡大させちゃったけど、大きさはかいてないんで。返却係からは何も指摘されず、「これファイナル」って即座にビルくれて、カード決済までびくびくしていたけど、それが本当にファイナルだったよ。でも、マイレージがいまだに入ってこないのよー。

    ところで、その女も、すごいねえ。多分、日本ではよほど男にモテなくて、彼氏が欲しい所だったんじゃない?そこに、海外で突然、白人男から、自分の理解できるレベルの英会話でちやほやされると、タガがはずれちゃっうかもね。そのまま現地に居着いちゃったりする人もいるよね。東南アジアの方がそういう傾向が高いかも。東南アジアあたりじゃ、日本人は金ズルとおもって必死に声かけるんだろうけど、欧米あたりじゃ、やっぱりイエローキャブ扱いなんだろうね。

    皆さん、結構、逸話持ってますねえ。また聞かせて下さい。

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    • コメント 1件
    05/10/18 17:43

    よかったです★

    doubletreeさん、お久しぶりです。
    無事に英国より帰還されてなにより。
    お母様と仲良く旅行できているといいんですけどね・・・(遠い目)。
    あれだけ事前に綿密に調べて行ったら、それほどのトラブルには出くわ
    さないんじゃないでしょうか?
    某英国版のおぢさまのルート案内もおありだったし。

    車のこすり、70ポンド(でしたっけ?)払っておけば、万一事故っても
    75ポンドだけ払えば後はノーチャージという保険(CDW)に入っていたので
    1万5千円で済みましたヨ。
    私たちの場合は、傷なしの車だったので、doubletreeさんのような
    おいしい目には遭えませんでした・・・ううう。
    でもかなり、思い切り石塀で擦って、スクラッチが深く付いていたので
    1万5千円で済んで良かったとも言えます。

    フランス旅行の彼女。
    声は異常にかわいい女子でした。アニメ声?
    美人じゃないけど、日本でもモテモテでしたよ。そういえば。
    やっぱり、ああいう「隙」がいいんでしょう。(アホ)男性には。
    本人がどんな目に遭おうが知ったこっちゃないですが、もう少し、同行者
    の身の安全にも気を配ってほしいだけなのです・・・。