9月末に同様の経験をしました。

やはり、人民広場でのことです。
カップルの設定は、男は貿易商で女は幼稚園の先生。中国の別の都市から休暇で上海に来たとのこと。ふたりともメガネをかけており、とても真面目そう。教養が高く、いかにも高学歴で英語も海外生活が長かったのではと思わせるほど堪能。長年、海外生活、方々旅しても一度も詐欺にあったことがなかったのですが、ついつい、気を許してしまいました。こんなに知的で英語能力がある人達がまともな仕事に就けなくて詐欺行為をしなくてはならないなんて..それ程格差が大きいのでしょうか?

お店でおかしいなと思い始め、高いなと思ったお茶は買わず450元ほどをカードで支払い退散しました。
公安に届けたいと思っても、言葉が通じないだろうと諦め、豫園近くの5つ星ホテルに戻り、レセプションのマネージャーに相談したところ、「金額は少し高いものの許容範囲」、中国茶は色々な等級に分かれており、50g5000元もするお茶もあるとのこと。
「スキミングされた可能性があるので、クレジットカードをストップしようかと考えてる」というと「それは止めた方が良い。犯罪だったと証明する必要がある」との回答。(今、考えれば、自分達への支払いにも支障が出ると考えたのかもしれません。)
説明を聞いて、安心。親日的な中国人を悪く言う自分に対して反省する気分になりました。

し・か・し...帰国して心配でネットで調べてやはりこれは詐欺だったと分かり愕然!英語のサイトによると、茶道手口は常套手段だそうです。すぐにカードをストップしましたが、事件後10日も経っており、オンラインショッピングで悪用されても、カード会社で判明するまで時間がかかるとの事。

クレジットカード払いだったので、アーケード2階の店名が判りました。
Shh Yu Qing Space Cha Lou 82です。

5時45分に在日中国大使館に連絡して、この件を報告しようとしましたが、6時まで開館の筈がもう閉館してしまったとの事。

中国人は全般的に成長するために一生懸命で感じが良いとの印象を持ったばかりなのに、非常に残念ながら、中国では、(他の国でも?)見知らぬ人との「旅のふれあい」は厳禁だという私なりの結論に達しました。5つ星ホテルのスタッフでも???が残ります。
もっと知りたいと思った中国への興味も失せました。

上海はやたら、公安や警察が多い街だと思いました。スペインのマラガもそうでしたが、そこも犯罪件数が非常に多い所だそうです。

中国に行く前、地球の歩き方の上海版と別のガイドブックも持って行きましたが、この手口は載ってませんでした。是非掲載をお願いします。

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1件のコメント

  • その茶館の名前が判りました。

    Shh Yu Qing Space Cha Lou 82です。
    人民広場から500~600メートル離れたアーケードの2階にありました。
    なんだかひと気がないアーケードでした。
    店では写真を撮らせてもらえませんでした。

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    私も被害にあいました

    地下鉄人民広場駅から、上海博物館へ行く途中で男女二人組に写真を撮ってほしいと頼まれ、撮りました。
    その後、茶館へ行くので一緒に行かないかという話になり、一緒に行くことになりました。
    私は、メニューの中から88元のお茶を頼んだのですが、お会計は500元ほどとられました。

    男性は自称習家文(27歳)、内モンゴルのフフホトから出張に来たということでした。
    女性は自称夏天(22歳)、幼稚園の先生だということです。女性の方の携帯番号は15800771416です。

    『地球の歩きかた』をみて、上海博物館に行こうと思ったので、ダイヤモンド社さんには誌上で注意を呼び掛けるなどの何らかの対策をしてほしいと思います。





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