09/10/07 02:33

Re: イスタンブールの観光プランについて

torukoburoさま

9月の始めに1週間ほどイスタンブールに観光でいたhiroyoと申します。1週間前に帰国したばかりですので、まだ頭の中と胃&舌の仕様が半分トルコです。
イングランド人と旅行していたもので、トルコの地名が英語訛りになっていますがお許しください。

ボスフォラス海峡クルーズですが、私はalaturkaさんもおっしゃっているiDOのクルージング船でアナドリ・カヴァジュまでの往復をしました。この船は途中1回のみ下船+再乗船が可能です。2回目に降りるとチケットを買わないと再乗船できません。ルメリ・ヒサルには船は停まりませんでしたが、船からのルメリヒサルの眺めは素晴らしかったですよ。かなり痛んでいるアナドリ・カヴァジュよりも勇壮で立派で、本格的な要塞です。(アナドリ・カヴァジュからの黒海の眺めも素晴らしかったですよ。)
アナドリ・カヴァジュはタクシーで上まで上がれるとガイドブックには書いてありましたが、実際は船着場周辺のどこを捜してもタクシーなど1台もいませんでした。
なので、ここからドルマバフチェ宮殿までタクシーで移動という計画は、危険な賭けのように思われます。
それから、私の経験した限りでは、イスタンブールのタクシー運転手はあまり地理に明るくありません。行先を告げて地図を見せても、必ず彼が知っているランドマークまでいったん戻り、そこから新たに目的地を目指すという感じで、遠回りばかりさせられました。
ちなみに、クルージング船は雨風ぐらいでは欠航しません。日本よりはだいぶタフです。実際私は9/8に強い雨が突風で吹きつける中をクルージングに出かけまして、1階デッキで吹き付ける雨の中を手すりにしがみつくようにして外を眺めておりました。アナドリ・カヴァジュに着くころには青空になりましたよ。

ドルマバフチェ宮殿は、ガイド付きツアーでの入場のみで、一定時間ごとに集団で入場するようです。人数で入場制限があるので9月までの観光シーズンには午前中早いうちに行かないと入れない可能性があると聞きましたが、10月の混雑具合についてはよく分かりません。私は30分間チケットブースの列に並びましたが1人も進まないのであきらめて軍事博物館に行ってしまいました。ここはタクシム広場からタクシーで移動する距離ですが、午後3時からの軍楽隊の生演奏は素晴らしかったです。一見(聴)の価値ありです。博物館の方も大規模でなかなか見ごたえがあります。但し、演奏のスタート時間が30分以上もずれたりするので、できるだけたくさん見て回るスケジュールの中に組み入れるのは効率的ではないかもしれませんね。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 09/10/07 02:34

    続きです

    長くなってしまったので、2つに分けました。すみません。

    テオドシウス城砦にはいきませんでしたが、イエディ・クレに行きました。観光ルートと説明の整った観光地がお好きな方には全く向かないところですが、想像力がたくましくて冒険好きな方にはたまらない魅力のある場所です。城壁の上をずっと歩くことができます。海側の城壁の址、北へ延びる城壁の址と緑のラインが見渡せます。スィルケジ駅から国鉄で5つ目のイェディ・クレで下車し、西に向かって徒歩5分ほどです。タクシーはいません。

    ブルーモスクは、建物の中だけでしたらゆっくり見ても1時間もかからないと私も思います。オベリスクやヒポドローム、スルタナフメット1世廟(これは何度見ても素晴らしい)もゆっくり見て建物周囲を歩いて、1時間半あればそれでも余裕です。

    タクシム広場周辺は広くて雑踏で観光という雰囲気ではありません。ここからレトロなトラムでテュネルまで乗ると楽しいです。テュネルからガラタ塔、ガラタ橋まではお店と脇道の多い下り坂で散策し甲斐があります。

    トプカピ宮殿と考古学博物館の両方を2時間半で全て見るのはちょっと忙しいかもしれません。トプカピ宮殿は見るべきところがたくさんあり、1番奥の第4庭園やバーダット・キョシュキュが特にすばらしく美しいので、なかなか時間がかかります。

    アヤソフィアは是非2階のギャラリーへ。

    ヴァレンス水道橋はアクサライからも隣のラーレリ・ユニヴェルスィテからも徒歩10分ほどです。水道橋へ行かれたら、南東側に隣接するセフザーデバシュ・ジャーミ(ここは珍しく緑の木々の庭のモスクです。)を通り抜けてイスタンブール大学の正門を見ながらグラン・バザールへというのもよいコースです。

    グランバザールはまともに1件ずつ見て回るにはかなり広いので、買い物をするなら目当てを決めて売場へ直行し、その後全体を見て回るとよいかもしれません。見学が目的でしたら、銅製品売場が見ごたえがありますよ。地球の歩き方の地図には載っていませんが、p.130のこの地図上だと敷地の左側、Lutfullah Efendi SokやYuncu Hassan Sokの辺りです。場外の安物洋服売場の横道から入ります。トンカンと鎚を振るう音が聞こえてきて、トルコのアンティーク銅製品が並ぶ、雰囲気のある場外の小道です。

    torukoburoさんのプランは、なかなか上手な組み方だと思いますよ。
    楽しい旅を!


    • いいね! 0
    • コメント 0件