どこにも行く必要なんかないよ。ヴァランシェンヌ周辺は、とてもいいところ。

 ヴァランシェンヌは、巨大なノール=パ・ド・カレー自然公園の玄関口。周辺には、それこそ絵に描いたような風景があふれている。そこらの野原でピクニックをすれば気持ちよさそう。小さな村も多い。
http://www.northernfrance-tourism.com/

 また、周辺ではデュエ(douai)の街がとくにおすすめ。旧市街の中心に運河が流れ、フランスでも、ドイツでも、イングランドでも、オランダでもない不思議な景色が広がる。妙ちくりんな時計塔が自慢で、街中をオバカな巨人がのし歩く、とんでもないところ。「世界ふれあい街歩き」なんかで採り上げたらちょうどいいような、歩いて楽しい、美しい街。
http://www.ville-douai.fr/

 ダンケルクのカーニヴァルなどを含め、この地域、もっと観光で注目されてもいいと思うのだが、どうも宣伝がヘタ。現代芸術でも、リールなど、若い人の活気があふれている。せっかくヴァランシェンヌに行くのなら、この魅力的なノール県・パドカレー県を堪能してきてください。

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2件のコメント

  • ノール=パ・ド・カレー自然公園

    >ヴァランシェンヌは、巨大なノール=パ・ド・カレー自然公園の玄関口。

    そのノール=パ・ド・カレー自然公園というのが、どこなのか
    見あたりません。

    ヴァランシエンヌのすぐ北側の森かと思っていたら、
    ここは本当にただの森のようですね。

    (ストリートビューで見た感じですが)

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    ただの森ねぇ。そう思うなら、やめておいた方がいいよ。

     ヨーロッパの自然公園なんて、ウィーンの森でもどこでも、ただの森と、ただの丘と、ただの麦畑、ただのブドウ園、ただの池、ただの田舎町しかない。自然保護のために道路からは隔絶されており、ストリートヴューなんかで見えないのは当然。
     ノール=パ・ド・カレー自然公園は、ドウエ、ヴァランシエンヌ、コンデ・シュル・レスコー(要塞都市、ここもおすすめ)に挟まれた広大な領域で、英国中部の湖水地方に似た豊かな景観として評価が高い。森の中に小さな池や城が点在しており、自転車レースのファンにもよく知られたところだ。
     日本のちっぽけな公園のようなものを期待しているなら、レスム Raismes の町へ行けばいい。そのすぐ北にまとまった庭園がある。もっとも、これもこの自然公園の一部だが。

  • ヴァランシェンヌ周辺

    >ヴァランシェンヌは、巨大なノール=パ・ド・カレー自然公園の玄関口。周辺には、それこそ
    >絵に描いたような風景があふれている。そこらの野原でピクニックをすれば気持ちよさそう。小さな村も多い。

    そうなんですか! 耳よりな情報ありがとうございます。

    先方から、ヴァランシエンヌやリールは、元々炭坑、鉄工業の街と
    聞いていたので、工場などが多いようなイメージを持ってました。

    >また、周辺ではデュエ(douai)の街がとくにおすすめ。

    ぜひ行ってみたいと思います。

    >ダンケルクのカーニヴァルなどを含め、この地域、もっと観光で注目されてもいいと思うのだが、どうも宣伝がヘタ。

    そうなんです。
    私が語学がダメなこともあって、情報が全然見つかりません。

    純丘 曜彰様は、この地方にずいぶん詳しいのですね。

    いろいろご教授頂ければ幸いです。

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